無題 

April 05 [Thu], 2007, 16:41
己莉:『・・ッ。離せ!』

俺は、華煖を突き飛ばした。

華煖:「ごめんね。己莉」

人のファースト奪っておいてなにが「ごめんね」だ。

ふざけんな・・・。

俺は、リビングへとぼとぼ戻っていった。

「そーゆー関係だったんだ?己莉と華煖ちゃんって。」

そこにいたのは、香恋。

まさか見られてるなんて思いもよらなかった。

『そんな関係じゃ・・』

「あたし見たよ?華煖ちゃんと己莉が・・・『誤解だよ・・・!』

『あいつが、勝手にしてきただけだって・・』

なんで俺、必死になってんだろ

勘違いされたくないから?

「そう・・」

香恋は、また寂しそうな顔をした。

『香恋・・・。』

「なぁに?」

『ごめん』

「なんで、己莉が謝ってんの・・・?」

『自分でもわかんない、けど・・あやまらなくちゃいけないって思った。』

俺、なにわけのわかんないこといってんだろ

かっこ悪・・

「あたしこそ・・ごめん」

『・・・?』

「あたし、己莉の彼氏でもないのに、束縛みたいなことしてごめん・・」

『いいよ。気にすんな』

[ギュッ]

俺は、香恋を抱き締めた。

強く 強く

そして、壊れないように、優しく。

「己・・莉・・?」

『あ・・ごめん・・。』

「・・・で」

『え?』

「離さないで・・?」

こんなこと言うなんて思いもしなかったし、

こんなこと言われるのだって、思いもよらなかった。

俺は、言われた通り、香恋をまた、抱き締めた。

無題 

April 04 [Wed], 2007, 20:52
?:「ンじゃあ、うちらあ-?」

?:「ぽくなーい?」

?:「それじゃあ、あたしから★名前は、久野 美癒でつ♪香恋のおともらち-ッ」

?:「それじゃあ、あたしも- ウちは、刈 沙里奈だよ★彼氏募集中だじょ-」

美癒:「ねぇね?君は、なんてゆーのお?」

華煖:「あたしは、三宅華煖・・」

沙里奈:「どしたのお?緊張とか?」

華煖:「まあ・・」

嘘だろ・・本当は花園の友達だから動揺してるんだろ

そう言いたくなった

けど、こんなこと言ったら今の雰囲気ブチ壊し・・

美癒:「緊張とかかわいすぎなんだけど!」

華煖:「そんなこと・・っ」

沙里奈:「いつもどおりでいいよお-♪てか香恋は?」

己莉:『香恋なら酔いつぶれて寝てるよ』

美癒:「ッたくぅ〜香恋ったら、お酒弱いのに・・」

沙里奈:「まぁまいいじゃ-ん★」

そんなこんなで、お祭り騒ぎは無事終了。

みんな帰って、俺の家には、華煖、俺、香恋(熟眠中)が残った。

己莉:『片付けも終わったし、もう帰りなよ』

華煖:「花園さんは、どうするの?」

己莉:『あいつ、まだ寝てるし・・』

華煖:「そう・・だね。」

外はもう、真っ暗

リビングを出れば、寒い玄関。

己莉:『じゃあな、気をつけて帰れよ』

華煖:「・・・・」

己莉:『どし・・「己莉・・ッ」

華煖:「ねぇ、どうして?どうしてあたしじゃいけないの?」

は?

なにが・・・?

意味わかんねえよ?なにがお前じゃなきゃいけないなの?

己莉:『なに・・が?』

華煖:「わかってるクセに・・」

わかんねぇから聞いてんだろ・・?

己莉:『わかんねぇよ・・』

華煖:「ねぇ、17年間も己莉と過ごしてたのは、あたしなんだよ?なのに、どうしてあたしの気持ちに気づいてくれないの?」

俺は、だんだんイラついてきたんだ。

己莉:『っつ わかんねぇって言ってんだろ!』

華煖は少し驚いた様子で俺をみた。

華煖:「じゃあ、これでも分かんないって言うの・・?」

その瞬間。

俺の唇に、なにかがあたった。

それは、すぐ分かったんだ。

華煖の唇だってことが・・・。

そして、そのとき、俺は気づいていなかった。

あいつが後ろで見ていたってことを・・・

無題 

April 02 [Mon], 2007, 10:40
須藤:「華煖ちゃん入りなよ!」

華煖:「うん。ありがとう」

?:「たっくぅ〜ん!早く-!!」

華煖:「誰かいるの?」

須藤:「花園の友達!」

そう聞くと、華煖は、寂しそうな顔をした。

今でもあのときの華煖の顔。

忘れない。

己莉:「皆のとこ行こう?」

華煖:「ごめんね。急にきて・・」

己莉:「良いって!気にすんな」

華煖:「ありがとう。あと・・ほっぺ叩いてごめんね?」

己莉:「あのときは俺も悪かったよ・・。でもあのビンタ効いた」

華煖:「なんかカーッときちゃって・・」

己莉:「もうすぎたことだし、大丈夫。早くみんなのところへ行こう?みんなまってるで・・」

華煖:「そうだね!」

少し、ホッとした。

このあとなにが起こるかも知らずに・・・。

{{ガチャ}}

リビングのドアをあける。

すぐに飛びついてきた、香恋。

「おかえりなのらあ〜ッだーりん!」

おいおい・・。俺ダーリンじゃねぇだろ・・

しかも酒くさい・・

『俺は香恋のダーリンじゃないだろ-・・てか香恋酒のんでる?』

「チューハイ1本のんだだけなのらあ〜」

完璧酔ってるし・・

須藤:「華煖ちゃーんここおいでよ」

親父みたいな誘い方。

『ちょっと、2階に香恋おいてくるわ!こいつ酔っててやばい・・』

皆:「「いってらあ〜」」

それにしても、香恋て軽い。

ちゃんと飯くってんのかよ・・ってぐらいに軽いと思うのは俺だけか?

香恋を2階の俺の部屋のベッドに寝かせて、俺は皆のところにもどった。

なにげなく、華煖の隣に座る。

須藤:「てかさ?みんな自己紹介してなくね?俺から自己紹介しちゃいまーす♪」

須藤も完璧酔ってるな・・

黒岸は、ジュースを飲んでいるため安全。

お祭り騒ぎだなまじで・・・。

男子軍は一通り自己紹介は終わった。

無題 

April 01 [Sun], 2007, 10:40
こんなにも 己莉が愛しいの

もっと触れたい

もっと近づきたい

己莉をあたしだけのものにしたい

少しだけ・・

少しだけなら・・

己莉も許してくれるよね?

-------------------------

己莉の整った顔に

あたしの顔が近づく

あと少し

『ん・・・ッ』

ハッと我に返る

なにやってんだろ・・あたし

-視点切り替え-

あれ・・

俺、拓也と話してたよな?

なんで香恋がいるんだ?

「おはよう♪己莉たん」

『なんでいんの・・?』

「須藤くんがはいってもいいって言ってくれたから入ったんだよ-・・だめだった?」

『いや、だめじゃないけど、俺・・その-・・寝てたし・・』

「うん☆ずっと見てただよ〜?」

『まじで。俺の寝顔みられたとかカッコ悪・・』

「可愛かったなり〜」

『うっせ-・・照』

「照れてる己莉たんもかわゆす♪」

『可愛くね-よ!笑 てか皆は?』

「みんなリビングにいるだよ-」

『んじゃあ いくか!』

リビングにいくと

もう リビングはお祭り騒ぎ

ピザとか寿司とかいろんなもの頼んでやがる

俺の家だぞ・・

そのとき、

ピーンポーン♪

黒岸:「あれ-?あとなんかたのんだっけ?」

須藤:「いや、頼んでないねんけど-」

香恋:「お客様なリか?」

須藤:「己莉たんぽ-出てこやあ-」

黒岸:「ぶはっ己莉たんぽとかネーミングセンス悪!俺も己莉たんぽて呼ばせてもらうわ-」

己莉:「己莉たんぽって呼ぶなや!」

香恋:「香恋たちもも己莉たんぽッて呼ぶのらあ〜」

己莉:「香恋まで・・」

黒岸:「そんなことより早くでた方がよくない?」

己莉:「おう。じゃあ行ってくる」

俺は、ピザかなんかがきたときのために

財布ももっていった。

ガチャ

『・・・遅くなってすんませ-ん!何円ですか?』

財布の中をのぞきながら言った

・・・

返事がない

俺は顔をあげた。

するとそこにいたのは

華煖。

「己莉久しぶり」

俺は黙り込んだ。

華煖がいるなんておもってなかったから

沈黙を破ったのは須藤たち

黒岸:「己莉たんぽ-遅いッて-!ッてぁあ!?」

須藤:「啓吾お-!叫んでどした?ッてえぇ!?」

華煖:「皆久しぶり。」

黒岸・須藤:「きッききき己莉たんぽ!あがってもらう?」

己莉:「・・・・そう、だな。」

無題 

April 01 [Sun], 2007, 10:39
「あさってで、冬休みだなあ」

『あぁ』

「冬休みだしいっぱいあそぼうな?」

『もちろん!』

明日は、式をやって、通知表もらって帰る。

めんどくさい授業なんて受けずに、毎日遊んでられる。

正月なんて俺には関係ないしな。

ピリリリリピリリリリ♪

「あ、ごめん!ちょっと電話きたで出るわ!」

『おっけ-』

須藤は、庭にでていった。

昼間だけど、冬は、すごくしずかで

きいちゃいけなかったかもしれないけど、

須藤の話し声が聞こえた。

もちろん、誰とはなしてるかなんて全然わかんなかったけど、

須藤は、すごくキレてた。

「うっせぇ!お前には、もう用もなにもないわっ」

「黙れ黙れっお前の話なんて聞きたくない!」

須藤、大丈夫か・・?

俺がそんな心配をしていると、

須藤が、かなりキレたらしく、ある一言を言い放った。

「俺は、お前なんかと寄り戻す気なんてないから、もう電話してくんなや」

その一言で、俺には須藤が誰と話してるか、分かったんだ。

ピッ

「きこえとったか・・?」

『ばりばり』

「わぁ〜俺最悪な男や〜」

『馬路、こんなにキレてる須藤はじめてみた』

「このことは、俺と己莉。2人だけの秘密やぞ?」

『わぁーったわぁーった!』

「よしっ」

『なぁな-。今、冬なのに、めちゃくちゃ暖かいな-』

「そやな-。もしかしたら今年は、もう雪ふらんとか?」

『いや・・ふるだろきっと』

「そやな。きっと降るよな!」

『降ったら今度は、雪だるまつくろか!』

「よし!俺が一番でっかい雪だるまつくる!!」

『んじゃあ、俺は、一番ちッこい雪だるまつくるわ!』

「なんじゃそりゃ-」

「ま-、お二人さん楽しそうにしゃべってますこと!」

『黒岸やっとおきたのか-?』

黒岸:「さっきから起きとったよ?」

須藤:「さっさささっきって!?」

黒岸:「須藤がなんか、俺たち2人だけの秘密やぞ-とかなんとかいってたところから」

須藤:「ふぅ そうか-そんなとこから起きとったんならこっちこればよかったのに!」

黒岸:「いや-楽しそうやったし入らんほうがいぃかな-?って思って♪」

俺:「んじゃあ、黒岸も起きたことだし、俺、もっかい寝るわ!」

黒岸、須藤:「は-い♪」

-*須藤視点*-

須藤:「なぁな-俺らってさ、2人っきりで話すのって、初めてやンな?」

黒岸:「そだな!初やな★」

須藤:「黒岸ってさ、いままで何人くらい彼女できたん-?」

黒岸:「俺?2回しか、つきあったことないねんけど-」

須藤:「えぇ!?黒岸ってめっちゃモテそ-やん!」

黒岸:「黒岸じゃなくて、啓吾ってよんでな!俺は全然だめや-須藤は、モテんの?」

須藤:「んじゃあ遠慮なく啓吾って呼ばせてもらいます-♪俺が!?モテるわけないやん・・」

黒岸:「え-めっちゃもてそうやん!」

ピーンポーン♪

突然の来客。

須藤:「俺がでるわ!」

黒岸:「え、勝手に出てもい-んかあ?」

須藤:「大丈夫やって♪」

黒岸:「ん-・・」

須藤:「はいもしも-し♪」

?:「あ、もしもし-?己莉ぃ??」

須藤:「あ、俺、己莉じゃなくて、須藤!」

?:「え、マジで-?あたし、花園で-す♪入ってもいいですかあ?」

須藤:「全然い-よ♪鍵あいてるからはいっちゃってー」

黒岸:「だれからだったんー?」

須藤:「花園!」

黒岸:「勝手に入れても大丈夫か?」

須藤:「己莉は、そのくらいじゃ怒らんてー」

ガチャ

「おじゃましまーす♪」

入ってきたのは、花園と花園の友達。

花園と一緒のよーなメイクして、みんな可愛いし・・

花園:「うっわあ!黒岸くんもいるじゃ-ん♪」

黒岸:「ど-も♪」

花園:「あ、これあたしの友達-♪」

友梨香:「はじめまして-★正垣 友梨香ってい-ます♪ってか須藤くんも黒岸くんも超イケメンじゃん?」

花梨:「岩宮 花梨で-す♪よろしくねえ」

花園:「ねぇねぇ、そ-いえば、己莉わあ?」

黒岸:「あ-、己莉なら、和室で寝てるよ?」

花園:「まじで!?ちょっと見てくる♪」

須藤、黒岸:「いってらっしゃ-い」

ススッ

-*花園視点*-

「己莉ぃ-・・・・?」

スースー

ほんとに寝てるんだ。

めっちゃかわい-じゃん♪

ほんとなら、あたしも寝たいんだけど・・

皆がいるし・・

無題 

April 01 [Sun], 2007, 10:38
俺が起きたのは、昼前。

黒岸は、まだ寝てるし・・

そういえば、須藤がいない。

『すど-?』

返事がない。

帰ったのかと思って、俺は玄関を見に行ったが、靴があるからまだ帰ってないみたいだ。

んじゃあ、どこにいるんだよ・・

風呂場も、キッチンも、2階の俺の部屋にも、和室にもいない。

もちろん、クローゼットもみたけどいないし・・

俺は、もう一度、でかい声で呼んでみた。

すると、

「なんや、うっさいやつやな-」

と、言いながら

須藤が、ベランダの窓からひょっこり顔をだしていってきた。

『お前、こんなところにおったんか!』

「あはん♪もしかして竜ちゃん俺のことさがしてたんか-?」

『靴があるのに、りびんぐにいねーからだよ!』

「竜ちゃんでも、優しいところはあるのね♪」

『黙れ。』

「あ・・はい。」

いつもと変わらない須藤。

いつもと変わらない会話。

ちっぽけなことだけど、俺には楽しくてしょうがなかった。

「なぁ。竜宮。」

『どした-?』

須藤の、顔はなにか、迷ったような思いつめたような

そんな顔をしていた。

俺は、深刻な話だとおもい、息をのんだ。

「俺・・・」

『・・・・』

「竜宮のこと・・・」

『・・・・・』

「己莉って呼びたいねん!」

は・・?

そんなことかよ 笑

『ちょ、お前おもいつめたよーな顔してるから、もっと深刻なことかとおもったやん!』

「だって、断られたらどーしよって思って!」

『断るわけないやろ-?友達なんだし・・』

「んじゃあ、己莉!」

『は-い、須藤。』

「己莉も、俺のこと須藤じゃなくて、拓也って呼んでや!」

『おう』

俺たちの友情が、また、深まった。

俺は、少なくとも、そんな気がした。

無題 

April 01 [Sun], 2007, 10:38
結局、俺たちは、朝まで雪合戦をした。

ボスッ

黒岸:「お?須藤やったな-!!!」

ベシャッ

須藤:「ってえ-!!!」

竜宮:「よそみしてっと当てられるぞ-?」

須藤:「おいおい〜」

黒岸:「いきなりだけどさっ」

竜宮、須藤:「どしたあ-?」

黒岸:「俺らって、馬路仲良しだよな!」

竜宮:「そーだなあ-」

須藤:「仲良しバンザァァァァァァァアーィ」

須藤は、そのまま雪の上にたおれこんだ。

ドサッドサッ

俺と、黒岸も倒れこむ。

『こうして、3人で遊ぶのって、夏休み以来だな』

「そうだっけえ-?」

『覚えてねえの!?馬路ありえね-』

「わりぃわりぃ!!」

「てかさー、眠い!」

『そろそろ、戻ってねるか!』

須藤と、黒岸は、はしゃいで俺の家の中にはいっていった。

こんな日が、毎日続くといいのにな。

須藤は、疲れたのか、ソファーに寝転がって、すぐ寝てしまった。

「いきなり、家きてごめんな!」

『大丈夫だって!気にすんな★』

「なんかさー、須藤の家でなんかあったらしいからさ・・」

『え、そうなの?』

「俺も、よくしらないけど、須藤からいきなり電話きて、その電話越しにすごい怒鳴り声が聞こえてさあ」

『どうせ、親におこられたんじゃね-の?』

「そうだといいけどな・・」

黒岸の表情が、曇った。

須藤のことで、黒岸がしらないことを、俺は、たくさん知ってる。

小学校の頃、親から暴力を受けていたこと。

姉に、襲われそうになったこと、

兄の友達に、金をとられたあげく、暴力を受けていたこと


須藤は、涙を流さずに、全部俺に、打ち明けてくれた。


だから、


今回も、なにかあったら、打ち明けてくれると



そう信じてたんだ。



あいつの心が、ボロボロだってことに



俺は、気づいてなかったから。



そのまま、俺と黒岸は、寝た。

無題 

April 01 [Sun], 2007, 10:37
とりあえず、俺は、香恋を起こす。

『おい、香恋?』

「ふぇえ・・・あ、己莉おはよう♪」

『おはようじゃなくて!!今、7時だぞ?』

「うっそおおおおおおん」

『ほんとほんと』

「帰らなきゃ!!おじゃましましたああっ」

送ろうとおもったら、走って帰っちゃった。

あんだけいそいでりゃ、大丈夫か・・

プルルルルルルプルルルルルッ

電話が鳴る。

『はあーい?』

「あ・た・し」

こんなオカマみたいな喋り方。

須藤しかいねえだろ・・

『おい、てめ-須藤だろー?』

「いやんっ♪当たってるわよおん」

『馬路オカマの道一直線だな』

「そんなこと言わないで、お姉さんって呼んで♪」

『うわーひくわあー』

「ってか!今、黒岸もいるんだけどさあ!竜ちゃん家泊まりにいっちゃだめ?」

『いきなりかよ!別にいいけどさー』

「わーい!じゃあ、今からいくね♪ばいばーい」

『まっ・・・「ブチッ」

5分後・・

ピーンポーン♪

早ッッ

ガチャ

須藤:「竜ちゃあああん!!」

俺:『ベタベタすんなよ気持ちわり-・・・』

黒岸:「ねぇ、竜宮!外雪積もってるから、3人で雪合戦しよーよ?」

須藤:「あ!それいいね♪いこーいこー」

俺:『よっしゃ!須藤集中狙いでいくか!』

黒岸:「さんせーい♪」

無題 

April 01 [Sun], 2007, 10:36
沈黙が続く。

時計の針の動く音だけが、騒いでいた。

「己莉、あたし、もう帰らなきゃ・・・」

『そっか-。じゃあ 途中まで送ってくよ』

「ありがとう♪」

外はもう、暗くて、昼間とは、比べ物にならないほど寒かった。

香恋の手が、自然に、俺の手と重なって、俺は、香恋の手を握った。

香恋も、それに答えるように、俺の手を握り返した。

帰りは、2人もしゃべらなかった。

静かな夜と2人で、歩いて、けして暇とは、思わなかった。

学校の門の前。

「ここまででいいだよ〜★」

『ん・・・わかった』

「それじゃあ、また学校でね!」

『おう!』

俺は、とぼとぼと、香恋と歩いた道を一人で戻る。

そして、家に帰って、学校の用意をして、寝た。

-*次の日*-

今日も、いつものように7時に起きる。

制服に着替えて、髪を整えて・・・

そんなことをやっているうちにもう7時半。

俺は、家を出た。

そしたら、華煖が、俺の家の前で、待ってた。

なんでか、少しホッとしたんだ。

昨日、華煖は、俺と香恋を見て、今にもなきそうな顔してて、

あいつのことだから、学校休むかと思って。

俺と華煖は、学校へ向かった。

『よぉ』

「おはよぅ★」

『機嫌いいな』

「花園さんとは、どうだった?」

『は?』

「ほら、昨日遊んでたじゃん!」

『あぁ、ずっと話してたよ』

「へぇ-」

『そういえばさ、香恋が、お前のこと可愛い!とか言ってたぜ?』

「・・・・・」

『香恋ってギャルだとおもったら、意外とちがったんだよな-お前も、ギャル系だとおもってただろ?』

「・・・・・」

俺は、教室の入り口にはいっても、香恋の話をし続けた。

「香恋ってさあー・・・・・・」

バチンッ

は・・・?

今なにがおきたわけ?

ほっぺが、いてえ・・・・

ガヤガヤとうるさかった教室は、いっきに静まる。

俺は、華煖にビンタされた。

そして、華煖は、泣きそうな顔で俺に

「そんなに、花園さんが気になるなら、花園さんと付き合えばっ?!」

こういったんだ。

意味わかんねぇよ・・・

なんで、俺がビンタされなきゃいけねえの?

「おいっ!竜宮大丈夫か?!」

須藤と、黒岸が間に入ってきた。

『ぁあ・・』

俺は、席についた。

叩かれたほっぺを触ると、ヒリヒリした。

それを見てか、菊一が、走って廊下に出て、水でぬらしたハンカチを渡してきた。

『使っていいの?』

菊一は、したを向きながらも、うなずく。

『ありがとな』

つっても、あいつのビンタ、むちゃくちゃいてぇ。

放課後。

須藤と、黒岸がやってきた。

須藤:「お前、なんかやったんか〜?」

黒岸:「女の子にビンタされるなんて、お前よっぽど三宅のお嬢様が嫌がることしたんやろっ」

俺、華煖が嫌がるようなことしたか?

俺:「べっつにー。俺は、華煖が、花園とどうだった?って聞いてきたから、そのこと話しただけなんだけど・・・」

須藤:「えっ!おま・・・花園と・・・・」

俺:「別にへんなことはやってねーぞ!」

黒岸:「三宅のお嬢様は、竜宮が、花園のこと、あまりにも楽しそうに話すから、嫌だったんじゃね-の?」

そうだったのか・・・?

じゃあ、なんで 嫌 って一言言わなかったんだよ。

やべえ、だんだんむかついてきた。

俺:「んじゃあ、そろそろ俺帰るわ!」

須藤、黒岸:「じゃあなー」

俺は、帰ってる途中、また、朝叩かれたとこを触った。

『ってぇ・・・・』

--------そんなに花園さんが気になるなら

        花園さんと付き合えばっ?!---------

あいつは、そのことをどんな気持ちでいったんだろう。

やっぱり、俺が悪いのか・・・?

馬路、わけわかんねえよ・・

いろんなことを考えながら、家に帰ってたら、

香恋が、家の門の前に立ってた。

俺は、自然と走り出す。

『どした・・・?』

「ん-・・・友達から、今日、己莉が華煖ちゃんにビンタされたってきーたから・・・・」

『聞いたんだ。俺かっこわり-よな!あはは』

馬路、かっこ悪すぎだよ俺・・・

ぎゅっ

「ごめんね。あたしが、急に華煖ちゃんと、己莉の間に割り込んできたから・・・」

『香恋、もしかして、泣いてるの?』

「ごめんね・・・・ごめんね・・・・」

俺は、どうしていいのかわかんなくて、

ただ、強く、強く抱きしめた。

『香恋のせいじゃないから、泣かなくていいんだぞ?』

「だって・・・」

『ほら!涙拭いたげるから、顔あげろ』

「んぅ・・・」

『ぶっ・・・・』

「どしたの?」

『お前、化粧おちて・・・すごいことになってる・・・・』

「うそ・・・・?やばい!ちょ、お邪魔します!洗面所かしてねっ」

香恋は、ものすごいスピードで、洗面所へ消えていった。

『香恋-俺、自分の部屋いってるからー』

「わかったあ-」

俺は、自分の部屋のベットに寝転がった。

俺は、いつのまにか寝たっぽい。

起きたのは、夜の7時。

もう、香恋も帰っちゃっただろうな

部屋の中は真っ暗。

俺は、また寝転がる。

なんか、めっちゃいい匂いがするんですけど・・

明らかに、俺の匂いじゃない。

んじゃあ、誰の匂いだ?

俺は、慌てて電気をつけた。

部屋は、一気に明るくなる。

え、嘘だろ!?

目の前にいたのは、香恋だった。

ドクン

なんで、香恋が、俺のベットで寝てんの・・・?

俺は、今の状況が飲み込めなかった

無題 

April 01 [Sun], 2007, 10:35
-*切り替え*-

『ん・・・あれ、華煖がいねぇ。てかメールきてるし・』

>>新着メール1件

送信者:花園 香恋

------------------------------

香恋だぁよ(ノ`)

今日、お昼から遊べる-?

遊べるんだったら、メール

ちょうだいだよ〜☆☆

------------------------------

昼か。

てか今何時だよ

うわ・・・10時とか

風呂はいらなきゃ。

俺は、返事を返して風呂場へと急いだ。

「あ!己莉!!おはよ♪」

『あ、おはよ』

「そんなに急いでどしたの?」

『昼から、香恋と遊ぶからそのために風呂はいらなきゃいかんでいそいでんの!』

「香恋って・・?」

『花園!』

俺は、そのとき華煖の顔なんて見てられなかったから

風呂へはしっていった。

-*華煖視点*-

どうして、己莉が花園さんのこと香恋って呼んでるの?

一昨日まで、花園って呼んでたのに

どうして・・?

やっぱり、己莉は、花園さんがすきなの?

華煖じゃだめなの?

今まで、あんなに仲良しだったのに、

どうして、冷たくなっちゃったの?

思えば思うほど悲しくなって、

考えれば考えるほど、辛いよ。

己莉・・・気づいてよ・・

いつのまにか、あたしの目からは、涙がでていた。

『ふぅ、いい風呂だった-』

「おかえり!」

-*切り替え*-

「己莉・・ご飯たべる・・?」

『ん、遠慮しとく』

「そっか」

『ごめんな』

「ううん、いいよ全然・・それじゃあ、あたし帰るね」

『そっか、それじゃあな-』

ピロリロリン♪

新着メール1件

>>花園 香恋

------------------------------

やったあ♪

それじゃあ、1時に学校

の門に集合ね(´∀`)

ばいばいだよ〜♪

------------------------------

まだ12時か。12時半になってから出ればいいかな

それまで読書でもしとくかあ

12時半

俺は、時間通り家を出て、1時5分前に待ち合わせ場所についた。

待ち合わせ場所は、学校の門の前。

だから、俺は部活中の人とか部活帰りの人に注目されるわけで、

香恋、早くこねぇかな・・とか思ったり

コソコソ

「ねぇねぇ、あれって竜宮くんだよね-?」

「え、私服はじめてみたあ☆超かっこよくな-い?」

「超かっこいい!でもなんでこんなところにいるのー?」

「もしかして、華煖とデートとか?!」

「「「ずるうううう〜い」」」

キャーキャーうるせえ女どもだな 呆

すると急に、俺の視界がまっくらになった。

『ぅわっ・・・』

「だぁ〜れだ?」

『香恋だろ〜?』

「てへ ばれちゃっただよ♪」

なんか、後ろの視線がかなり痛いんですけど・・・

やべっ、女子がかなり睨んでる。

「己莉ぃ〜腕くんでもいい??」

『ぇ、あ・・・』

ちょっと!ちょちょ・・・

こんなとこで腕なんてくんだら・・・

コソコソ

「ねぇ、あの2人付き合ってんの?」

「馬路意味わかんな-い」

やっぱり・・・・

とりあえず、逃げるが勝ちか・・・?

『香恋!俺ん家いこっか』

「え、馬路?」

『うん。嫌?』

「うぅん!めっちゃ嬉しいだよ★」

今はこの場から逃げたい一身で、俺は、

香恋を、家にさそってしまった。

家につく。

「うわあ〜っ己莉のお家すっごくおっきいねぇ!」

『そんなことないよ-』

「お邪魔しますだよ-♪」

『はーい』

ドアを閉めようとしたとき、

居たんだ。華煖が

俺の家の目の前に。

今にもなきそうな顔で、俺らを見てる。

『かなっ・・・・』

華煖は、走って逃げた。

そのとき、俺がもっと早くに気づいとけば、こんなことにならなくてすんだかもしれない。

ごめんな、華煖。

「ねぇね-、己莉のお部屋いってもいい-??」

『あぁ-、なんにもないけどそれでもいいならいよ』

香恋は、無邪気に笑って、2階へと、走り出す

俺も、笑いながら、あとを追いかけた。

「己莉のベットふかふかなのらあ♪」

香恋は気持ちよさそうに、ベットの上に寝転がる。

俺は、床に座って、香恋を見て笑っている。

そして、俺たちは、いろんな話をした。

学校のこと、華煖のこと、須藤のこと、

たくさん、たくさん・・

気がつけば、もう、5時。

『今日、いっぱい話したなあ-』

「だね★時間も忘れて話しただよ〜」

『俺も☆』

なんでだろう。香恋と話すと自然と、優しい気持ちになれる。

「己莉のこと、大好きだよ〜」

『え?』

「友達としてだよ〜?」

『びっくりした 笑』

馬路で、俺びびっちまったじゃん・・・

かっこ悪・・

「己莉は、あたしのことどう思ってる?」

『好きだよ?俺も』

「それは、友達としてなんだよね?」

『うん。』

「そっか・・」

香恋は、笑顔で答える・

俺には、その笑顔が悲しい笑顔に見えた。

なんで、そんな悲しそうな顔してんの?

そうききたかったけど、俺には、聞く勇気がなかった。
P R
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