サイレン 

December 01 [Mon], 2014, 21:29
うるさい。

と思ったらとおのいて、
いつの間にか聞こえなくなった。

つんざくような、悲鳴にも似た、
サイレンの音。

いつの間にか聞こえなくなった。

そしてしずかな夜がやってきた。

空気が流れる音が響きそうなくらいにしずかな夜がやってきた。

ぐわんぐわんと頭上でまわる。

部屋ごと覆うようにドロドロまとわりつく。

ヘドロみたいな夜がやってきた。



サイレンはもう 聞こえない。

音か言葉か 

July 15 [Sun], 2012, 5:13


いま、なんて言ったの?

なにか囁いたような気がしたし、
歌っているようにも聞こえた。

きみはどんな顔してるの?

見えなくちゃ、
見えないなら、

わたしはどんな言葉も選べないし、
メロディのつづきも歌えないから、

ちょっとだけ困った顔して、
首をかしげるだけ。

意味のないやりとりになるだけ。

だれのせい 

April 04 [Mon], 2011, 10:57
 

かなしい声が いっぱい聞こえたよ。

だれのせい?

かなしい涙と かなしい声が
ぐちゃぐちゃに まざった夜に
ただひとつ なんの罪もない海は
ただひとつ 正しいままだった。

なんまんという しあわせを、
そのうででうばいながら、
ごめんなさいともいわず、
まるでなんでもなかったように、
うみはきらきらかがやいている。

それでも、

今日のあなたが哀しそうに見えるのは、
とおくにぽつんと見えるのは、
だれかをきずつけたせいなのでしょうか。

はやく、はやく、

だれのせいにもならないうちに、
春が訪れ、芽がいぶき、
たくさんのいのちが生まれますよう、

でもどうか、
忘れませんように。

だれのせいでもない、
こんなにもかなしいできごとが、
このよにあるということを。

 

あたりまえのこと 

January 04 [Mon], 2010, 18:19
あたりまえのこと。

毎日、朝昼晩過ぎること。

あたりまえのこと。

一日一回お風呂に入ること。

あたりまえのこと。

お腹が空いたらごはんを食べること。

あたりまえのこと。

人に優しくすること。

あたりまえのこと。

家族を大切にすること。

あたりまえのこと。

何事にも感謝の心を持つこと。

あたりまえのこと。

それがほんとうはあたりまえじゃないこと。

こどう 

July 08 [Wed], 2009, 13:22
 
 
  



  今日も明日もあさっても
  自分でいるのはなんだか
  あきた。
 
 
  
 
 
 
  

kodoku 

May 04 [Mon], 2009, 23:48


私には、あなたの知らないあなたがいる。

あなたには、私の知らない私がいる。



きっとどちらも嘘ではないけれど



なぜか少しだけ、寂しくなった。

むし 

February 15 [Sun], 2009, 18:01

むしはなにいろ?

ほたるはなにいろ?

ひすいはなにいろ?

すいしょうはなにいろ?

みずはなにいろ?

 

December 25 [Thu], 2008, 1:20

その世界がすべてなら
そこが檻などわからないのさ


他に世界が見えるから
そこは檻だと思うのさ



クラゲの子 

October 08 [Wed], 2008, 16:11

ゆらゆらと ゆらゆらと

流れている。

そこは大きな海なのか

そこははたして水槽なのか

みんな知らないふりをした。

ゆらゆらと、ゆらゆらと、流れているならば、きっとどこでも一緒なのだ。

Opaque 

July 21 [Mon], 2008, 19:24


朝がきて昼がきて夜がくるのを365回数えたらそれだけでもう12回は満月がおやすみを囁きに来て僕はおよそ364回の夢をみた。



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だれかが 泣いて鳴いてないているから

ひとりじゃ聲は届かないのかな


だれもが 泣いて鳴いてないているから

世界の海面は上昇しているのかな


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