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October 05 [Sat], 2013, 15:52


「若!」

「若様!」

「うわっ!?」

 突如部屋に入ってくる女二人。見知った二人。僕の従者の、巴と澪。な、何で二人がいきなり学園都市に? それに妙に急いだ雰囲気だ。

 タイミング、良すぎないか? 僕ってもしかして監視とか、されてる?鞄 メンズ 人気

「巴、それに澪まで!? どうしたんだ?」

「……ご無事でしたか。なれば一先ず安心」

「……ほっ」

 と思えば、明らかに安堵した顔になるし。まさかこの近づいて来る奴が原因? もう大分近いな。でも攻撃なんかの様子は一切無い。魔力も使う兆しも無い。

「ここに近づいてる奴が原因?」

「ええ。接触の理由は分かりませぬがちと厄介な相手です」

 巴が厄介なんて言葉を向けるとは。そりゃあライムでは荷が勝つな。と言うか相手を知っているのか。

「ライム、下がっていなさい」

「澪姐さん、そりゃあんまりだ」

「ライム、人には相応の役割がある。お主がいても邪魔なだけじゃ。悔しければ次はもっと力を付けておくのじゃな。今回は下がれ」

「姐さん……」

「この二人がいてくれるんだ、ライム。安心して良い、戦いになるとも決まってないんだしね」

「旦那……わかりやした。お気をつけて、失礼しやす」

 唇、噛んでたな。普段思っていても表情になんて出さない人なのに。巴に下がれと言われたのが相当悔しかったか。才能とかセンスは僕より遥かに高いレベルで持っている人だから、また強くなるんだろうなあ。

 問題の奴は……店の入り口で止まっている? なんでだ?

 しばらく停止したまま動きの無かった反応が再び動く。

 ピンポーン、と店に音が鳴り響く。閉店後でも緊急の用件であればと、店舗の外に呼び出しのボタンを設置してある。それの音だ。

 もっとも、悪戯で使った場合はそれなりにお説教させてもらう事にしている。メンズ バッグ カジュアル

 ……。

 ええっと。僕はいきなり入ってくると思っていたんだけど、一体?

 どうする? まさか薬を買いに来たわけでも無いと思う。ガラスガシャーンって感じの乱暴な展開まで頭に描いていただけに予想外だな。

「若、油断は禁物ですぞ」

 巴は依然かなり警戒した様子だ。一体どこの大物かね。

 まあ、出て見るしか無いか。

「巴、澪。一緒に来てくれ」

 二人は神妙に頷く。二階から一階に降りて閉ざした入り口を開ける。

 そこにはライムからの報告通りの銀髪の少年がいた。同じくらいの年に見えるな。やや小柄の百七十前後、これも報告通り。この世界、百八十で普通位なんだよなあ。外見通りの年齢なら目の前の彼も今後まだまだ伸びる余地はあるのだろう。

 服装は白いシャツにデニム地の様に見えるパンツ。シャツはラフに着ていてボタンも結構開けている。やや不健康にも見える程の白い肌が胸元から露出していた。

[こんな夜更けに何か?]

 至って普通に用件を聞く事にする。

「ああ、初めまして。僕、冒険者ギルドのマスターなんだ。そちらにお勤めのライム=ラテ君に失礼な事をしてしまったから、その謝罪に来たんだ。入れてくれる?」

『はぁ?』

 珍しく、僕と巴と澪の声が綺麗に重なった。ギルドマスター(?)は黒い瞳を細めて後ろ手に組んで満面の笑顔で立っている。敵意の欠片も無い。
 
 ただでさえ色々と情報だけが積み上がっていく状況で、更にまた一つ、無情にも未整理の情報が追加されるみたいだ。
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