薬 6 

April 25 [Wed], 2007, 14:03
もしも、安が安じゃなくなってたとしても
受け止められる気がしてた
大丈夫な気がした


「よし・・・」
意を決して安の病室のドアを開けた。
重いドアは重いなりにそれなりの音を立てて開いた。嫌な不協和音だと思った。

俺はドアが開いてすぐの光景が目に入った時、どうしようもなく只驚いてしまった。

安なのかどうかもわからなかった。
チューブがいっぱい繋がっていたわけでもなく、
点滴がいっぱい繋がっていたわけでもない、心電図の音がしたわけでもない。



安なのかわからなかった。

「・・・安?」
静寂を打ち切るように、俺は安に声をかけた。
大丈夫か?とか、どうした?とかいろいろ台詞は浮かんだけど、どうみても見ても大丈夫じゃなさそうだし、どうしようもなさそうだったから。

「・・・・・・・・・・すばる、君」

こっちを向かずに空虚の天井を見つめて、何を考えているのかわからなかった。
目に光が無い、肌も死人のように白くて。
発した声もどこか無いもののように感じた。

「・・・おおくら」
ぼそりと、また安が言葉を発した。けれど今度は在るもののように感じた。
何故安は大倉の名前を言うのだろう。














すばるさんのキャラがまるっと違いますね。遅くなってすいません、オチついてなくてすいません。これからも頑張ります。

すいません 

April 03 [Tue], 2007, 15:40
ネタとか、オチとかがなかなか決まらなくて、ずるずる1ヶ月も更新無しって・・・。
ゴメンナサイ。必ず更新します。

薬 5 

February 12 [Mon], 2007, 0:13
「・・・。どなしょ・・。」

俺は困っていた。
マネージャーに言われたからにはメンバーを集めなあかんとは分かるねんけど・・。

やっさんの一件があって。
ピンの仕事がある人意外は皆休暇貰って大阪におるねんなぁ・・・。
病院は東京やねんで・・。
電話貰った場所で独り悶々と考えたけど、今日ピンの仕事があるのは俺しかおらんかった。

「はぁ・・・。しゃぁない!」
俺は、一人で行くことにした。絶対来るの遅なるしな。
というよりは、誰かに知らせなきゃいけないということよりやっさんのほうが心配やった。
(発作て・・。ホンマになんやろ。)

この前に会いに行ったときには本当にピンピンしとって、丸のギャグやらなんやら見て、キャタキャタ笑っとたのに。
ここ二週間の間に、何があったんやろ。

(安、安、どうしてん。安・・・。)

もうそればっかりしか思い浮かばんかった。








しばらくして、病院に着いた。
病院やからと、制御しようと思っても自然と歩幅が広くなってまう。

(もう、すぐや。ここ右に曲がって、で・・・、真っ直ぐ行く・・。)

802号室だ。安の病室がある。
不思議と、何故か怖い気持ちになった。
どうしようもない不安感が襲った。
落ち着け。落ち着け。落ち着け。落ち着け落ち着け。
なんやろ、点滴だらけとかになってたらどうしよう。変な、あのドラマでよく見る、機械に繋がられてたらどうしよう。

ふと、そんな考えが巡った。
怖い。安が安じゃなくなるような気がした。
怖い

(シブヤンは、男前やなぁ)

「・・・・?安・・・?」
な、わけないやろ。そう思っても、はっきり鮮明に聞こえた。
安の声。いつかの。安。
「安・・・。そうや、な」

安は、安や。

結局は俺も臆病もんやなぁ。
ふっと、自嘲気味に笑った。

大丈夫。安は安やもんな。
どんな姿になっても、どんな事になっても。
妙に吹っ切れた気分で、ドアを開けた。



広がる光景に目を閉じない。
そう決めたのは、友のため。彼を傷つけない。
そう決めたから。俺はこのドアを開ける。
大丈夫。安心。怖くない。
教えてくれたのは。安やから。





またもや見難い色で書いてありますよ。
ちなみにすばる視点です。

薬 4 スバル視線 

January 27 [Sat], 2007, 10:40
「・・・は?何・・、言って、る」

突然のマネージャーからの電話。
病院からの電話で、嫌な予感はしてたのだけど、

なんやねん、なんやねん。
何で?回復してきたって・・・、言うとったやんけ・・!!

「どうなったって?安?は?なんやねん!!」

もう、混乱も何も無かった。
マネージャーもいきなりの事だったらしく、口調が荒くなってる。

"だから!!安が・・・、病院で発作起こしたって!!廊下で、倒れてたって"


マネージャーの言葉が重くのしかかった。
なんやねん、安・・?は、何?発作って・・?なんやねん?

"だから・・・、早くみんな連れて病院まで来て!!"

プッ・・・。


電話が切れた。





どないすればええねん・・・。










おっそくなってすいません。
今回はスバル視線でした。マネージャーからの電話。
スバルはこれからどうするのでしょうか!!

薬 3 

January 16 [Tue], 2007, 0:10
甘い包帯の匂いが好きになってきた頃。

僕の体は、外にこそでれはしないが(出れないほうがいいのだけど)
多少なりとも自由に病院内を行き来出来るようになった。


只、それだけの変化。だなんて、

嬉しいとも、楽しいとも感じなくなっていた。
何だか、時を越していくにつれて感情が無くなっていった、
気がする。


「たっちょん」

聞こえてるのかな?
未だにあなたは見舞いにも来てくれない。
だけど、ね寂しさなんて無いんだ。

ぽっかりと、穴の開いた心が黒ずんで見える。
触れそうな、掴んで外に出せそうな気がする。

吐き出せ吐き出せ吐き出せ吐き出せ吐き出せ、吐き出せ。


「・・・・・・っ!!!」

発作。
バクバクと心臓が脈を打つ、
死にそうなほど早く、むしろ
死ねと言っている様な、心臓が、
止まらない・・・!!

「・・・、ぁっ!!か、はっ・・、ぅ、あ゛、あ゛・・」

助けて、助けて、苦しい、よ。

「・・・ヒュー、ヒュー、っはぁ、ヒュー」

吐き出せ吐き出せ吐き出せ吐き出せ吐き出せ、
全部、一滴たりとも残さず。
ドロドロのものを。

(・・・・・・最悪)










あの時の、映像が、頭を駆け巡った。









話題の映画、どろろのイメージで。
何だか、安の病状が悪化してってます。
大変だ。

薬 2 

January 13 [Sat], 2007, 11:31
僕が、目を覚ました後皆はそれぞれの仕事場所に帰ってた。
しぶやんは絶対ここにいるってきかなかったけど、丸に言われて渋々帰ってた。

ごめんな、しぶやん。もう、僕駄目かもしれない。
退院しても、外に出られるか知らん。

みんな気付いただろうか。
僕の体に残っている、赤い跡を。
そして、誰から付けられたのかを。
僕に何があったのかを。

それは、最大のスキャンダル。

苦しい。
これは、絶対に言ってはいけない。

「・・・たっちょん」

助けて
僕はここにいるから。


今すぐ会いたい。

会って、話がしたい。

たっちょん、たすけてよ。

貴方なら、どうすれば良いか、

一番わかるはず。
















白い文字で書かれてる部分があるので
反転して呼んでください。

薬    倉×安 

January 12 [Fri], 2007, 17:15
12月の雨に何度も打たれた。
だけど、冷たいとも、痛いとも感じなくて。
只只、雨の当たる感触を感じてました。
何でだろうな?
 きっと、教えてくれる人なんていない。

一人ぼっち。
ここは、冷たいアスファルトの上。
僕は倒れてる、のかな?

全然解んない、消えてしまいそうだってことがだけが、
ひしひしと伝わってくる。
死ぬのかな?
そんな簡単に言う台詞じゃない。
だけど

「・・・・たっ、ちょん



消えたのかな、声が。無いな。










その後、僕が起きたのは病室だった。
本の世界さながらの、無機質な部屋。

僕は其処に寝ていた。
まるで、最後の時を迎えるみたいに。

けどそうじゃないことは、嫌でもわかってる。

みんながいる、僕の周りに。
しぶやんがいて、丸がおって、内がいて、そんで亮ちゃんがいて、
村上君がいて、横山君がいた。
その時あと一人足りないのは、何故か気付けなかった。

「・・・・っ安!!」

「・・・・・・しぶやん」

しぶやんが真っ先に僕の意識が戻ったことに気付いてくれた。
また、安って言って、ギュッて抱きついてきて、
泣きながら、あほ、あほって言ってる。
ちょっと痛くて、でもあったかいと感じることが出来てる。

「・・・しぶやん、ごめん。しぶやん」

僕も泣きそうになってた。




ごめん、みんなごめんな。
ごめんなさい。

僕は、昨日の夜。
とんでもないことを、されてしまいました。












やっぱ、あの話は無かったことに・・・。
すいません。今度はやッさんが可哀想な話です。
途中エロやグロが入ると思うので、苦手な人は気付けてください。

出来た!! 

January 10 [Wed], 2007, 20:12
G氏と思考錯誤の末やっと出来ました!!
ありがとう!!G氏!!

このブログのことを紹介します。
某鶏バンドさんと関パチさんと気象組その他etcの小説サイトです。
(B)ベーコン(R)レタスです。いやいや、BLです。
苦手な人は見ないようにしてください。
ネタが出来て書くという感じでやっていきたいので、とても更新は不定期です。

こんなブログでよかったらよろしくお願いします。
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