熟成ミュジニーの実力!
2012.03.10 [Sat] 01:11

こんにちは、阿保です。

久しぶりにブログ更新しています。
今年のフランス現地買い付けの予定も確定してスタッフは訪問先の選定などいろいろ忙しい思いをしていますが、向こう一年間に紹介する取って置きを探すために頑張ってます。

さて、今日は久しぶりにミュジニーを味わう機会に恵まれたので簡単ですが報告です。



MUSIGNY Grand Cru 1988 Comte Georges de Vogue
ヴォギュエは若〜い!久しぶりに味わいましたが、その若さは逆行しているようで、タンニンも豊富、若い時の方が甘み感が強かった印象です。香りはなかなか華やかなレヴェルまで達することはなく、3時間ほどの間に徐々に甘みを増して、味わいにメリハリが出てきました。

合わせた料理との相性は良く、食事と一緒であれば非常に満足度の高いものでした。

MUSIGNY Grand Cru 1967 Joseph Drouhin (Domaine)
これは感動的!数年前からドルーアンの古酒を度々味わう機会に恵まれていますが、殆どはずれていません。このミュジニーは艶やかで強い味わい。クラシックで酸度の高い仕上がりでありながら、甘い果実味が強烈で、時間とともに焙煎した珈琲豆やミネラルの強じんさが感じられ、グラスに残る少量の液体すら酸化的になることなく、その溌剌とした華やかさを放っています。


気難しくくぐもった性格をイメージしているシャンボール・ミュジニーの銘醸であるミュジニーですが、円熟した時に見せるそのストレートなパワーと艶やかさ、繊細さを奏でる味わいは我々もなかなか体験する機会の少ないものですから、今回はとても良い経験をさせてもらいました。

熟成24年程度では良作年の優れたブルゴーニュ・グラン・クリュの真価は測れない!
もっと先を感じたい!味わいたい!

ボルドーもブルゴーニュも最近特に熟成したものを味わう機会がありますが、この魅力を感じるとますます後には引けません。改めて感じた夜でした・・・

 

ワイン会の準備
2012.01.22 [Sun] 01:30

こんばんは、阿保です。

今日は久しぶりに、レストラン アーティショーを訪問。


今年最初のワイン会をいよいよ一週間後に控え、恒例の試食会です。

ラ・ヴィネのワイン会は、特にマリアージュに拘るため、総てではないのですが、出来るだけ
事前の試食を行い、実際に提供予定のワインと共に、候補となる料理のマリアージュを
しっかりと確認してからワイン会に臨みます。



今回は、昨年4月に、久保が訪問したコート・デュ・ローヌ地方のワインを中心に
ジビエ料理を主としたものと、味わう会です。

いつものように、いろいろ熟考して、ワインと料理を考えてみましたが、
なかなか難しいマリアージュもあり、再度検討が必要です。

ワイン会当日には、ばっちり合わせて皆様をお迎えしたいと思います。

山根シェフは、先日までパリの星付きやネオビストロ系のお店で料理を堪能してきていますから、
なかなか期待できると思います!

 

久しぶりのブラインドテイスティング
2011.10.31 [Mon] 13:31


今日は久々、2年振りくらいになるブラインドテイスティングの会に出席しました。
最近ラ・ヴィネでは流行りで度々行っていましたが、これは友人の飲食店関係者と以前定期的に行っていたもので、担当持ち回りでの会です。

今回は発起人でもある、シノワ渋谷のマネージャー丹下さんの担当で行いました。

さてさて、早速本題のブラインドですが、
今回は担当が担当なので、やっぱりブルゴーニュの赤以外にはあり得ないな〜という予想の下に早速開始。

先ずは好き勝手なコメント、

<1番2番を同時にサーヴ>
1:なかなかモダンなタイプのようで、色合いも深く甘み感の強い味わい、結構熟成したよい飲み頃です。見方によっては進み過ぎているような? 2002年辺り?いや1998くらいじゃない?いやもっと若くて、柔らかい印象の2007年とか?
鉄っぽいニュアンスが殆ど見られないので、モレ・サン・ドニのヴィラージュクラス?
どちらにしてもニュイ系だよね。

2:こちらは結構還元していて若い、それにビオっぽい感じがあり、1番に比べて結構若そう。かなり閉じている。酸度も高く良い年の若いもの? 2005年くらいか?
凄く強い年のワインかな?
こっちは1番と違って鉄っぽいミネラル感があるから、シャンボールかジュヴレだな!
いや南仏のエレガント系の線も捨てられない?ラヤスのシャトーヌフってどんな感じ?


<3番4番5番を同時にサーヴ>
3:これは甘くて円やか、温かみのあるリッチな味わいで、とってもシンプル、ルーミエのシャンボールかも!美味しいけど味わいに複雑味を感じないし樹齢がかなり若い?
でも鉄っぽさが殆ど感じられないから、おそらくモレ・サン・ドニのヴィラージュもの?
こんなモダンなのって誰だ〜?結構限られるんじゃないかな? 2002年くらいか?

4:これはまた鉄っぽいミネラル感とタンニンが強く、アルコールのボリュームも強烈、胃の辺りに火照りを感じさせる飲み応え、これほんとにピノかな?シャトーヌフみたいな?
ブルゴーニュの生産者でシャトーヌフ造ってる人って、ルロワくらい?
これはグラン・クリュっぽい。時間と共に甘みも増してくるし、なかなか素晴らしいかも。

5:こっちも野性味強くて、鉄っぽいニュアンスかなり強い。濃厚な味わいで今回の中でもスケール感がたっぷり。4番5番で急にレヴェル上がってないかあ?でもこのミネラル感はシャンボールかジュヴレの良い奴?ジュヴレだったら、シャンベルタンの周辺とラヴォー渓谷の違いってイメージ的にどうを?
エキス分もたっぷりで、リーデルのオヴァチュアグラスだと、力を発揮できない。
若そうなのに、これだけ鉄っぽいのはオフヴィンテージじゃない?



ということで、みんな好き勝手に言いながらも、全体としては今回同じ生産者ではないかという方向に、そしてやはりコート・ド・ニュイのワイン、みんなの焦点は、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニーのそれぞれの畑を所有し、且つモダンなスタイルのワインを生産している生産者?というところに・・・

ルーミエか、デュジャックか、もしくはそんなにモダンではないけど、この辺りをカヴァーする生産者として、ルソーということもあるかも。
ネゴシアンでは?という意見も。

一部、マルベック説を唱える人(今年ソムリエ試験合格のシノワ・スタッフ)と、ニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌ・ド・ラルロという人(テラ・ヴェールの加々美さん)も。



丹下さんから、少しずつ開示、
・全てブルゴーニュ、
・同一生産者
・アペラシオンは全て別、
・全てグラン・クリュ

いよいよオープンです。

1:CHARMES CHAMBERTIN Grand Cru 2001
2:ECHEZEAUX Grand Cru 2001
3:BONNES MARES Grand Cru 2001
4:CLOS DE LA ROCHE Grand Cru 2001
5:CLOS SAINT DENIS Grand Cru 2001

いや〜、今回も丹下さんにはやられっぱなしです。
今回はドメーヌ・デュジャック(全て正規代理店の出所同じもの)。

2001年はブルゴーニュ全体の評価はそれほど高くないものの、コート・ド・ニュイはかなり出来栄えの良かった年として知られるものです。

ちなみに、加々美さんの行っていたドメーヌ・ド・ラルロの醸造を行っていた、ジャン・ピエール・ド・スメはデュジャックのジャック・セイスの弟子だったので、味わいの傾向は結構当たっていましたね。

いや〜全てグラン・クリュだとは・・・
随分ひどい評価なんかもしてしまいました。
以外にも最もレアなボンヌ・マールの評価よりも、クロ・サン・ドニの印象が飛びぬけてよく、世間的な評価とはだいぶ違う結果となりました。

今度は誰が担当するか不明ですが、こんな豪華なブラインドお願いしたいですね。

                                                                阿保
 

PARTY's Partyに、ラ・ヴィネ出展!
2011.09.26 [Mon] 00:19

こんにちは、阿保です。

今日は、姉妹店でもある「ワインマーケットPARTY」が毎年春と秋の二回行っているイベントに
インポーターのひとつとして今回初めて参加しました。


PARTYのお客様が約200名集まり、おつまみをいただきながら、100種類?くらいのワインを
お飲みいただける会です。

毎年ご好評をいただいている会ですが、春の会が震災の影響でキャンセルになった為、
今回は約一年ぶりということもあり、かなり皆さんの期待が高かったようです。


今回は、店長と新しくラ・ヴィネの一員となった花島で参加です。




お客様の熱気がすごく、最初は皆さんシャンパーニュを求めて殺到してきて、
飛ぶように売れて行きます。

その後はみなさんワインの前にディスプレーしてあるショーカードを
チェックしながら、自分が飲みたいと思うワインを一生懸命吟味していました。
なにせ種類が多いですから、少しずつであっても、全部飲むと結構酔いがまわりますから!


ラ・ヴィネでは全部で5種類を出品しましたので、
目の前でサーヴしたワインを味わったお客様の生の声など含めて
ご紹介いたします。

CHAMPAGNE DANIEL ETIENNE BRUT TRADITION S.A. ¥4,500
ピノ・ムニエを主体としたリッチな味わいで、ラ・ヴィネでも最近高いコストパフォーマンスで
人気のキュヴェで、みなさん必ずと言ってよいほど味わっていました。
ピノ・ムニエ主体ということに驚かれる方も多く、
なにより価格に驚く方が多かったですね。


SANCERRE "CUVEE EDMOND" 1998 DOMAINE ALPHONSE MELLOT ¥3,980
熟成感たっぷりのサンセールで、皆さん驚き通し、ブラインドだと絶対分からない!
ということで、ワイン会に持っていきたいと言う人も多かったです。
苦手な方も多かったですね、やはり個性の強いものはアンチの方も多いです!


POUILLY FUISSE "LES VIEUX MURS" 1997 (En Magnum) LORON & FILS ¥8,900
今回出品の中でも圧倒的な人気だったのがこの銘柄です。
マグナムボトルであることもインパクト大で、また14年熟成の味わいは、
変な若いムルソーやピュリニーよりも、高級感たっぷりの味わいです。
沢山のワインが出品されている中、二度三度飲みに来る方が沢山いらっしゃいました。
ちなみに、当方の社長荻原が、「もう少し高く売った方がいいんじゃないの〜」
とぼやいてました。


CHATEAU COURTIN 2003 PAUILLAC ¥3,900
会の後半リピートするかたが多かったのは、やはりボルドーのカベルネ系ワインであるこれです。
特に高い熟度を感じさせる2003年らしい味わいは、香りも強く、しっかりとしたタンニンも
きめ細かく、意外にスムースな味わいが魅力的です。
やはりこのタイプは皆さん自然に欲してしまうみたいです。
PARTYお得意の濃厚なカリフォルニア系カベルネを味わった後でも見劣りしないのが凄い!


CAHORS "PRINCE PROBUS" 2000 CLOS TRIGUEDINA ¥6,200
こちらはラ・ヴィネらしいセレクションである「黒ワイン」の異名をとるカオールです。
色素が強く渋味しっかりの味わいなので、2時間前にデカンタージュしておきましたが、
会の終わりごろやっと丸みが出てきて、会の終了間際に皆さん掛け込みで飲みに来る人が
続出でした。

なかなか大盛況のうちに終了でしたが、その後美味しかったお気に入りのワインや食材などを
買い求める人でPARTYは大賑わいでした。

ラ・ヴィネにも初めて入ったというお客様が沢山いらっしゃいましたが、
多くの方は手ごろなワインも沢山あることに驚いていました。

また、こんな企画を作って面白いものを広く皆様にご紹介していきたいと感じる一日でした。
 

バスク料理食べてきました。
2011.09.24 [Sat] 00:23

こんにちは、阿保です。

昨年のバスク地方巡りが印象深かった為、
フレンチ系の外食でもついついバスク地方を意識してしまいます。
*昨年のバスク訪問


と、言うことで今日は渋谷駅から少し歩いたところにある「アバスク」に行ってきました。
ここは、シェフがフレンチ・バスクのレストランで修業をしていた為、
バスク地方らしい食事ができるということで、以前から行ってみたかったお店です。

また、オーナーソムリエの大山さんは、ラ・ヴィネのお客様でもあり、
こちらのお店のワインリストに掲載されている、フレンチ・バスクを中心とした
南西地方のワインの多くはラ・ヴィネの取り扱い商品です。

とりあえずタパスをいただきながら、本格的な料理を待ちますが、
これだけを沢山つまみにやるのもよいです。


ふわふわのアバスク風キッシュに、鱈のコロッケ、小ヤリイカの墨煮など、
どれも魅力的な味わいです。


フォアグラのポシェ・ナチュレルは、とても滑らかで優しいコクのある味わいが魅力的、
同じようにバスク料理を出す「コム・ア・ラ・メゾン」の涌井シェフの
フォアグラのテリーヌも美味しいですが、やはりフォアグラの産地がひかえたこの地で
修業したシェフのものは、なかなか他では味わえない出来栄えのフォアグラが味わえます。


砂肝と豚足をミンチにして焼いたものを添えたサラダもなかなかの一皿


メインには地方色豊かな、鱈のピルピルです。
これは知っていて、旅行した時にも食べてみたかったのですが、
結局食べれなかったもので、大山さんにも聞いてみると、
現地でも意外に出会えない料理とのことで、家庭料理的な雰囲気が強いのかもしれません。
これはアバスクに来たら絶対味わってもらいたい料理ですね。

この後、バスク豚ほほ肉のブレゼも絶品でしたがお腹いっぱいです。

基本的には取り分けて食べれる料理が多く、
お店からもそのような食べ方を勧めてもらえるので、
今回3人で伺いましたが、とてもガヤガヤと楽しく食事できました。

最後はデザートと共にアルマニャックもお代わりして、いい気分です。

今回はちょっとしたお祝いだったので、殆ど泡ものだけでしたが、
次回伺う時には豚肉にバッチリ合う、バスク地方の白ワインでやりたいと思います。


大山さん、ご馳走様でした!

ABASQUE
渋谷区渋谷2-12-11 松下ビル1F
03-5468-8908
 

メラニー・タルラン来店!!
2011.09.21 [Wed] 17:23

こんにちは、阿保です。

東京にも台風上陸間近の今日ですが、シャンパーニュ・タルランのメラニーが

来店しました。


メラニーは、今柱としてタルランで力を発揮するブノワの妹です。

蔵元を訪問した時にはお会いしたことがないので、今回初めて。
最近太ってしまったお兄さんとあんまり似てないかな〜。でもちょっとエキゾチックなところは共通しているかも。

とても明るく快活な印象で、いろいろ今タルランで行なっていることなど教えてもらいました。
最近では、認証は取れていないものの、ビオディナミを実践していると言う事で、これは初めて伺いました。

元々、Dosageが少なくミネラル感の強いシャンパーニュが
更に強い素材感を帯びてくるのではないでしょうか、今後の更に進化していくのかと思うと楽しみですね。

他にも、日本では紹介されていないものなんかもいくつかあるみたいで、
今度分けてもらえるようにお願いしておきましたので、皆さん期待して待っていてください。

また、今年はブドウの生育も素晴らしく、最終的にも収穫も最高の状態で終えることが出来て、
これからのシャンパーニュの仕込が楽しみだと興奮気味に話していました。


TARLANT LA VIGNE D'OR EXTRA BRUT 2002 ¥10,500
帰り際、ブノワ・タルランがリリースして話題となった、このヴィーニュ・ドールに
サインしてもらいましたので、気になる方は早めに購入して下さいね。
もちろん早い者勝ちの5名様分です!!

開けるのが勿体無い気もしますが、重厚感あるリッチな美味しい極上ピノ・ムニエ100%の
シャンパーニュなので、是非とも味わってみて下さい。

今日はデュヴァル・ルロワの輸出マネージャーも来店してましたけど、
あいにくのお天気ですが頑張って下さい!

 

20年以上も待ってようやくこの味!
2011.08.21 [Sun] 00:25

こんばんは、阿保です。
昨日の雨で、東京も信じられないほどの涼しさ。
もう少し続いてくれるとありがたいですね、

さて、今日はちょっと珍しいものを飲みましたのでご紹介します。


ポンソの白ですが、なんとも古い1990年ものです。

これは私の私物なのですが、ラ・ヴィネのみんなにブラインドで味わってもらいました。
結構いいところまで推理できるのですが、結局あらぬ方向に行って間違います。

それもそのはず、全体がモカや焼き栗のような密っぽく香ばしい風味に覆われており、
シャルドネのよい熟成をした魅力はあるものの、独特のスレンダーな感じとともに、
どこまで行っても???が続いてしまいます。

まさかこれがアリゴテを主体としたポンソの白だとは・・・、
持ってきた当の本人ですら、答えが分かっていても信じられないくらいです。

これはカーヴ・タイユヴァン時代に購入したもので、もう10年も前になりますが、
そのころでさえ結構古いものであったのですが、あの強烈な酸味と樽風味がいつもあでも続き、
ここまで成長するとは正直思っていないものでした。

当時はちょうど、モレ・サン・ドゥニの一級クラスであるのに、認識がなかったとは言え、
殆どアリゴテ主体で仕込まれていたことが発覚し、INAOで問題となっていたもので、その面白さもあり、
気になっていたものです。

現在でも特別にアリゴテは認められているようですが、
新たな植えつけは禁止されているようなので、樹齢が極端に高くなり、引き抜かれたところには
シャルドネが植えられるため、年号の若いものほど、シャルドネ比率は高くなっており、
当時のあの強烈な味わいはなりを潜めていくのではないでしょうか。

皆さんにも気の長い方がいらっしゃれば、お店に同じように長期熟成間違いなし!の2005年があるので、
これから15年待ってみてはいかがでしょうか。
MOREY SAINT DENIS 1ER CRU MONTS LUISANTS 2005 DOMAINE PONSOT

ちなみに、調子がついてこんなのまで開けてしまったのは久保さんです。


これはシャトーヌフ・デュ・パプの有名な造り手ボーカステルの白ですが、
認められた全ての品種を使用することで名高い蔵元が、あえてそれを曲げて単一品種の
樹齢50年以上のルーサンヌ100%で仕込む異色のキュヴェです。

しかも・・・


この白もかなりネットリとした質感で、円熟のトロピカルフルーツにノワゼット、
蜂蜜風味がたっぷりで、南仏系のほろ苦いニュアンスはあまり見当たらず、
非常に上品な味わいと長い余韻が魅力的です。

南仏系の白らしく、ここまで寝かせたものは好みが結構分かれるので、
南仏白ワイン経験値の多い人の方が楽しめるワインではないでしょうか、

ちなみに、これは結構みんなが満足していました。

これも最新ヴィンテージがお店にあるので、15年待てる人は購入を検討してみてください。
CHATEAUNEUF DU PAPE VIEILLES VIGNES 2008 CHATEAU DE BEAUCASTEL

いや〜、仕事終わりにこんなワインが味わえるのはうれしいですね、
でも毎日やってるわけではないので、勘違いしないでください!

また、なにか飲んだ時には報告したいと思います。

 

ただいま買い付け中、ロワール.4
2011.05.28 [Sat] 22:20

皆様こんにちは、阿保です。

ロワール最終日は、そのままパリ入りでしたので、いろいろその時にしか会うことのできない方など、沢山のラ・ヴィネを支えてくれる人たちとの交流があり、あっと言う間に過ぎ去ってしまい、今日既に日本に帰ってきてしまいました。

そこで途中となってしまったロワール地方訪問の最終日を簡単にご紹介いたします。


今日も結構暑いです。雲が多少あるだけ昨日よりは心地よいかな~という感じです。

昨日宿泊したのは、サンセールやメネトゥ・サロンに近いBOURGES市近郊のVIERZONの町ですが、ここはミシュラン・マップなどで確認すると比較的大きな印象ですが、訪れてみると非常に小さなところ。

当店でも最近紹介して人気のヴァランセや、トーゥーレーヌ、ルイィなどが近いエリアですが、ワイン産地的な印象を感じさせないところです。

ロワール地方を巡る旅も本日で終了ですが、昨日のシノンやトゥーレーヌから、更に東に進んだところ、エリアとしては、ロワール河上流です。

このエリアは一般的にはサンセールとプイィ・フュメが最も知られており、それに次いでラ・ヴィネでは、メネトゥ・サロンが知られますが、その西隣りのルイィとカンシーを巡ります。


最初は、とても近代的な大きく清潔な醸造設備も魅力的な蔵元です。
この蔵元はこのエリアでは比較的大きく、本拠地のソーヴィニヨン・ブランから仕込まれるカンシーやルイィの白がとても素晴らしい味わいでした。

ちなみに、ラ・ヴィネでもここのカンシーを6年ほど前に販売実績を持っており、印象がとてもよかった為、今回訪問しましたが、非常に魅力的な商品はそれだけではなく、とても充実したものとなりました。


次に訪れたのは、ルイィ村の生産者、画像を見て多くの皆さんは既にお分かりだと思いますが、毎年夏に限定で分けてもらっている例のロゼです。

ラ・ヴィネでは既に分けてもらっており、2009年ものが、6月中旬に入荷予定ですが、フランスの多くのアペラシオンを探しても、ロゼ専用として栽培される葡萄から造られるロゼを私は他に知りません。

ロゼとは言いながら、非常に味わい深いに、改めて驚きと素晴らしさを一足先に実感させてもらいました。比較的大きな蔵元ですが、毎年120本だけラ・ヴィネに分けてもらえるのが本当にありがたいことだと、改めて実感しました。

他にも素晴らしいワインがいろいろあり、お付き合い16年目にしての初訪問、とっても充実したものとなりました。クロードの娘さんのナタリーがいろいろ細かな話をしてくれました。

これから冬にかけてのセレクションも見逃せませんよ〜。


その後、最後の生産者訪問、ここはカンシーの生産者、前の二件とは比べ物にならないほどの小さな蔵元です。

キュヴェは少ないものの、父親ジャックからドメーヌを引き継いでワイン造りを始めたばかりのヴァンサン・シレのワイン造りは、爽やかなソーヴィニヨン・ブランのワインであるカンシーであっても、ネガティブに捉えられるような酸味を持たない熟度のあるワイン造りということ。

その味わいには、その考え方がしっかりと息づいています。そして樫樽で長期熟成を施したトップキュヴェは、また別世界、賛否両論ありそうですが、非常に魅力的な味わいであることは確かですから、是非とも皆さんにもご紹介したいと思います。

今回の買い付け、久保からスタートして、最後私がロワール地方を訪問して、ひとまず終了ですが、まだ紹介していない生産者も沢山あり、また少しずつ紹介したいと思います。

本格的な入荷は9月から年末にかけてですが、皆様ご期待くださいませ。


(ちなみに、カンシー村の広場で店を出していたフルーツ屋さん、季節感たっぷりのスリーズがとっても甘く熟していて、パリまでの帰りの車で結構お腹いっぱい食べてしまいました。)

阿保
 

ただいま買い付け中、ロワール.3
2011.05.26 [Thu] 07:21

皆様こんにちは、阿保です。


本日のロワール中流域は、パリの雨模様とは打って変わって晴天で今日も始まっています。この暑さがいつまで続くのか、ちょっとドキドキしてきます。適当に雨が降ってくれるとよいのですが・・・


早速シノンを訪問します。宿泊地もシノンだったので、生産者訪問が容易にできるのがありがたい!


最初は、99年から実家の醸造を任されているローラ女史のワインです。
ラベルのモダンな感じ同様に、非常に果実味のある華やかなスタイルに仕上がっていました。ヴィエンヌ河とロワール河の中州の丘の南向き斜面が主のこのエリアでも非常に良い出来栄えでした。


ここでは、1時間以上早く到着したのに、畑仕事を切り上げて、息子のブリスがいろいろ答えてくれました。クラシックな良酒から、モダンなもの、そしてちょっとお遊びなものまでいろいろ揃っています。

午後からは、更に東に進んで、トゥーレーヌのエリアへ、しかしこのトゥーレーヌ地区と言うのは、とても広いエリアをカヴァーしており、実際にはシノンやブルグイユなんかも含んでしまうような広域です。

なので、今回は東側のヴァランセに近いエリアを訪問しました。


訪問したら小さな村で目立つ直売所をやっていたので、ちょっと興ざめしたけど、畑を見てビックリ、そして味わってみてビックリ、結構掘り出し物だったようです!ヴァンサン・ロズリーのワインを早く紹介したいですね。


そして、このご婦人が持っているのは、カール・ド・ショームやコトー・デュ・レイヨンの素晴らしいデザートワインを味わってきた自分が、これはかなり旨い!!と思わず言ってしまったもの。でもこれだけではなく、どれも威力的なワインでしたので、ドミニクさんには必ず注文するから取っておくようにお願いしました。

今日も濃厚な一日、普段の生活以上に、一日一日が重いフランス買い付けの日々、皆さんに満足してもらえるワインを探して、明日も頑張りたいと思います。明日は更に東へ進みます!

続きは明後日くらいに更新出来ればと思っています。

阿保
 

ただいま買い付け中、ロワール.1
2011.05.24 [Tue] 06:56

皆さんこんにちは、阿保です。
昨日ボルドーからロワール地方中流域に移動、月曜日の本日は朝から生産者訪問です。


(ホテルの眼前に広がる雄大なソミュールのお城です)

ボルドーではネゴシアン在りきで動いたため、いつもの調子とは全く違いましたが、ロワールに来て、ようやく自身が思い描いていた生産者訪問を始められた気がします。
(ボルドーも面白かったのですが・・・違った意味ですよ!)

さて、本日のお目当ては、ラ・ヴィネでも直接現地訪問を行ったことのない、ANGERS市近郊です。ちょうどこのエリアでも街の南側に広がるアンジュ地区のワインを味わっていきます。

と、ロワール河を渡る前に、西側の右岸にある優れた辛口サヴニエールを訪問、優れたシスト土壌を中心に殆ど全てが南向きでロワール河に落ち込んでいく区画となっています。


この人のサヴニエールはなかなか素晴らしく、どれをとってもエレガント、サヴニエールの50%はビオだそうです。もちろんこの人も!

どれも非常にナチュラルな性格なので、ヴィンテージのキャラクターがはっきりと感じられるのがとても心地よかった〜。


この人は有名なアンジュの蔵元の右腕クレマンさん、パトリックと共に造るワインはもちろんビオロジック。その無骨そうな感じからは想像もできない上品なワインを生み出します。

その素晴らしいアンジュ・ヴィラージュを昔から気に入っていましたが、辛口白と甘口白の出来栄えに驚きを感じました。ワインを紹介するよりも、畑を見ながら、テロワールに関して語ってくれる彼に本物を見た感じです。

ちなみにお昼に美味しいご飯が食べれたのは彼が教えてくれたレストランに行ったためです!


「認証を得ていないのでビオとは言いたくない」というダヴィッドですが、畑のナチュラルさが全てを語っている気がしました。ここでは中流域の三大貴腐ワインのひとつカール・ド・ショームを堪能させてもらいましたが、中でもやはりカール・ド・ショームのテロワールが際立つ味わいを実感しました。


ラ・ヴィネでも10年以上のお付き合いがありながら、一度も訪問したことのないクロード・パパンに会いに行くことができました。ここでは全てのキュヴェがとても充実しています。

ここでは貴腐ワインだとばかり思っていた、コトー・デュ・レイヨンが、年によって貴腐の甘口、パスリヤージュの甘口、またこの両方を含んだものから生まれる特殊な年の甘口が存在することを、実際にテイスティングしながら心行くまで堪能し、そして理解させてもらうことができました。


今日の充実感はとても素晴らしいものでした。
明日は朝からソミュールを巡る予定です。このエリアも非常に特徴的で、ロワールに在りながら地中海性のミクロクリマが存在すると言われるエリアですから、なかなか面白いものが見つけられるかもしれません。

ご期待ください!

阿保