Agnes Hotel ワインと料理を楽しむ会 最終回
2007.12.07 [Fri] 01:07

12月6日(木)午後7時 アグネスホテル「ワインと料理を楽しむ会」が開かれました。



今年の春からスタートしたアグネスホテルとのコラボレーション企画「ワインと料理を楽しむ会」が本日、最終章を迎えました。日本全国から取り寄せた四季の素材をモチーフとした大河原シェフのフランス料理が話題となり、毎回キャンセル待ち続出の会でした。



今回は、12月ということで、「冬とクリスマス」をテーマに構成された料理で大変盛り上がりました。また、シェフもいつもになく緊張した面持ちで、なぜかシンミリする場面もありました。でも、いつもながらの美味しい料理に大きな拍手が沸き起こりました。



●初めに、CHAMPAGNE GUY MICHEL BRUT TRADITION 1989で乾杯し、そのまま前菜もこの18年熟成のシャンパンを合わせました。このシャンパン、乳酸発酵をさせていないので香りは熟成しているのですが、口の中ではとてもフレッシュ、でも若いシャンパンと違い余韻が長く、美味しいという声が続出。前菜のフォアグラ入りのテリーヌとも絶妙な相性をみせてれました。



京都海老芋とイベリコ豚、フォアグラのテリーヌ
淡路たまねぎのコンソメとドライ
京都小かぶらとさんど豆のサラダ
淡雪仕立て

●魚料理に合わせたのが、ALSACE GEWURZTRAMINER CUVEE EXCEPTIONNELLE 1999, DIETRICHです。当初、同じ蔵元のRIESLING 2000を予定していたのですが、グラタン状のしっかりしたソースに対応できず、急遽GEWURZTRAMINERに変更。これが大当たりで、GEWURZTRAMINERのもつ濃厚なエキス分がこのソースとベストマッチ。ご出席されなかった方にも味わってほしいワインです。



長崎産うすばはぎのムニエル
トロンペット茸と百合根のグラタン ゆずの香り
うすばはぎの上には、トリュフレモンソースとシブレットをバトネに切ったものを多めに散らししてあります。

●メインの鹿肉のローストに合わせたのがANJOU ROUGE BRISSAC 2003, CH. PRINCEです。完熟したカベルネ・フランを見つけることは難しいのですが、これはVINEXPOで見つけた逸品。黒々していてしっかりした甘味と柔らかな渋みもいっぱい。赤身肉のローストやグリルに最高の相性を見せると言われている赤ワインです。今回は、この鹿肉の下に1本2500円もするゴボウが使用されています。かなり贅沢な一皿。この赤ワインと鹿の相性は驚きに旨さでした。鹿の火の通し方が抜群で究極!



北海道産蝦夷鹿のロースト
京都堀川牛蒡の軽い煮込み
根セロリのピュレとにんにくのクリームを添えて

●2本目の赤ワインが、何とSANCERRE ROUGE 2000, JEAN MAX ROGER。これもVINEXPOで試飲してビックリした代物。サンセールの赤と言っても旨味と奥行き、吹く複雑さも十分。久しぶりに出会った極上のサンセール。ピノ・ノワール100%なので、ブルゴーニュ同様相性の良い2種のチーズを用意してみました。ピノ・ノワールの甘味が引き出され、嬉しくなる旨さでした。



ブリー・ド・ムラン&シャウルス

●最後は、やっぱりデザートに合わせて甘いワインをサービスしました。今年の4月に訪問したシャンパーニュ産のRATAFIA, JANISSONです。マールや紅茶、そしてナッツの香りに覆われた中甘口の琥珀色のワイン。日本では味わうことのできない希少なワインです。

リンゴとナッツのパイとの相性の良さに試食段階でもビックリ。もちろん、ババロアとも面白い相性を見せてくれました。周りのアールグレイのジュレとキンカン、イチゴとのマリアージュでは、キンカンの香りとラタフィアの香りが共鳴し、意外な余韻に包まれていました。デザートとワインって本当に面白いですね。



ジャンドゥージャのムースとピスタチオのババロワ
オレンジとマスカルポーネのソース
アールグレイと金柑のコンポート
りんごとナッツのパイを添えて

最後は、みんな大満足で、笑顔いっぱいでした。
今日で最終回というのがもったいない感じ。シェフも心持寂しそうでもありました。
最後に、楽しいそうな一コマを撮影しましたのでご覧ください。



今回、こうした機会を与えて頂きました「アグネス・ホテル」オーナーの千賀社長に深く御礼申し上げます。アグネス・ホテルの益々のご繁栄をお祈りしております。また、4回に渡り素晴らしいお料理を創作して頂いた大河原シェフに大きな拍手を送りたいと思います。アグネス・ホテルの皆様ありがとう御座いました。(荻原)