10月22日 ヴーヴレ〜ジャスニエール〜
2013.10.23 [Wed] 11:06

今日は、いよいよこの買い付けも最終日です。その後はパリに一泊して直ぐに帰国となります。

今日の予定は先ず宿泊先のToursの街からすぐ東にある有名な白ワイン生産地ヴーヴレです。
実は出張ぎりぎりまで訪問先のアポが取れておらず、どうしようか悩んでいた蔵元です。仕方がないので、ダメもとでの突撃訪問を行いました。


見覚えのあるドメーヌ名であり、まさかと思うと、にこやかにブルーノさんが登場、「ごめんごめん機能収穫でさ〜、大変だったんだよ!」との話し、さすがに恐縮してこちらも謝罪、しかし問題なくそのまま試飲。


実はこの蔵元、4年ほど前に、当方の沼田ソムリエが訪問した蔵元でしたが、最近自身の名を前に出したキュヴェを専門誌などに載せていたため、よさそうな蔵元でありながら詳細が今一つ探れてなかった蔵元。

実に優れたスパークリングを造っており、最近リリースしたヴィンテージものがまたエクセレント!


この後は隣村の同じくヴーヴレを訪問、今日も収穫まっただ中ということで、畑から駆けつけてくれたイングリットは、開口一番「2013年は結構厳しくてセックとドゥミ・セックしか生産しないよ~!」

ここでも優れたスパークリングワインを発見!お楽しみに。

さて、昨日のモンルイとヴーヴレ、共にロワールの甘口ワイン造りとスパークリングワインで知られています。その昔は、最上の葡萄で甘口を仕込み、その後徐々に辛口キュヴェになり、最後のどうしようもない葡萄でスパークリングを仕込む・・・・ようなイメージがあり、そのリキュール量の多さやビターな味わいが特徴のように思っていましたが、最近のスパークリングワインの需要の高さ、そして甘口を仕込むのが困難な年が多かった近年で、そのスパークリングワインのレベルは飛躍的に上がっているようです。これはここ3年ほどだけを見ても大いに感じるところであり、これから益々見逃せない進化を遂げそうなエリアです。


お昼ご飯はルマンのそばで・・・


午後は最後の訪問先であるジャスニエールです。ここはなかなか買い付けを行うのが困難な離れ小島のような場所、ヴーヴレから北に50kmほど行ったところです。今回はパリに向かうついでのような感じです。

ビオディナミで知られる優れた造り手で、教師のように棒を振りかざして、土壌の説明!

ワインはまたジャスニエールとは思えないほどに凝縮したリッチな味わいで、一般的な薄くてすっきりしたものとは全く別物です。友達であるクロ・ルジャールのフーコーさんとはケースで物々交換しているというだけあって、見劣りしません。

今日も収穫作業中に対応してくれました。ありがたいことです!




テイスティングしていると、気を良くしたブノワが、3年前に購入した新しいカーヴを見に連れて行ってくれました。ここはソミュールやシノンによくある石灰質の横穴で、年間でも12度を保っており、今日は外より涼しいくらいでしたが、ワインに最高の環境です。


この後は最後に残っている収穫を見せてもらい、有意義な生産者訪問を終了することが出来ました。

これから日本に帰って、注文に関して最終的な精査を行わなくては!
今回の買い付けは年明け春から夏に掛けてのセレクションとなりますので、皆さまご期待ください!