2013年買い付けの旅 五日目 <中尾>
2013.05.27 [Mon] 16:01


今日は日曜日!

本当はヴィジットは無しな日なのですが、一軒アポイントが取れたので、
タクシーにて訪問しました。

ジュヴレ・シャンベルタン村のナショナル・ルート沿いにある蔵元で、まだ
名前は内緒ですが、当主の息子のフィアンセが日本人の方ということもあり、
日曜日に開けてもらいました。

行ってみて驚いたのですが、ここはオールドストックが驚くほど豊富に残っています。



これは89年。もっと古いもので79年まで遡れるとの事で、オールド・ヴィンテージ好きのラ・ヴィネのお客様には格好の蔵元と言えるでしょう!!



沢山テイスティングさせてもらいましたが、この81年も秀逸でした。
しっかりとした熟成感を持ちますが、まったく動かしていない為、ぜんぜん疲労
していないのです。
まだピュアな果実味も感じますし、ヴィンテージごとのキャラクターの違いも
非常に興味深いものがありました。
こういったボトルをまだちゃんとキープしている蔵があるとは驚きです。



セラーも見せてもらいましたが、やはりかなり古いころからあるようで、
このプレスはなんと60年もの!!
まだまだ現役だそうです。

でも他の機械は新しいものを取り入れているので、ワインのスタイルもピュア
でクリーンで果実味もしっかり残っています。樽香を彼が嫌っているので、
新樽は使いませんが、それがこの蔵特有の柔らかさやフィネスに繋がります。



このセラーは700年前からあるそうで、他のブルゴーニュの蔵元に比べて
もかなりの広さ。最近の蔵元はほとんど1つのヴィンテージしかセラーにストックしていないところが多く、この広さとストックは珍しいですね。



フランソワとフィアンセの疋田さん。
フランソワは40歳くらいですが、ちゃんとしたフィロソフィーを持ってワイン
を造っています。まったくコマーシャルをしないでワインを売るので、
ずっと畑にでていられるのだといっていました。
古いものをストックするのも彼の好みだそうです。
商売っ気が無いですね〜。

若いワインはとても私の好みに合うスタイルで、古いヴィンテージまで揃え
てくれている、素晴らしい蔵元でした。

ぜひラ・ヴィネのラインナップに加えていきたい!



ボーヌに戻ると、ホスピスの隣のホールでブロカントをやっていたので、
ちょっと覗いてみました。

どうやら近くの星付きのレストランが自分たちの食器や什器などを売っているようで、色々な珍しい食器やグラス、ワイン雑貨が並んでいました。


こういうのは楽しいですね〜。



そして、その近くにあるワインショップ、マグナムに行き、珍しいワインを色々紹介してもらいました。(藤井さんという日本人の女性が働いていますので、気軽に入れます。)


そこにあったのがこれ!


サヴィニー・ヴェルジュレス 1937年


こんなアペラシオンが存在していたとは・・・・
ワインは奥が深いですね。