2013年買い付けの旅 二日目 <中尾>
2013.05.25 [Sat] 05:10


出張二日目はボージョレからブルゴーニュに入ります。
ボージョレは今年のヌーヴォーの新規生産者も探す必要があり、重要。
見つかるかドキドキでした。




リヨンを出発するときは結構いい天気で、これは良かった!と思ったのですが、
どうやら今年は天気がまったく安定していないらしく、この後曇るし、雨降るし、
寒いしで、何月なんだ?という天気に。
(でも次の日はさらに厳しい天気に・・・・)

ボージョレの一軒目はあまり良くなかったので、最後の二軒目に期待。
その期待通り、かなり良い生産者にめぐり合うことができました。



このちょっと珍しいラベルのワインがその生産者。
ムーラン・ナ・ヴァンのワインですが、その質感といい、凝縮度といい、ブルゴーニ

ュの上級クラス?というくらいの出来でした。



これが有名になったのは、ボージョレだけでなく、フランスでも珍しいですが、
収穫を真夜中に行い、フレッシュさとキープして醸造まで行なうその造りだそうです

。(新聞にも載るくらい)
他のキュヴェもかなりこだわって造っているようなので、ヌーヴォーもこちらにお願

いしようかな?と思っています。



この異常に仲の良い夫婦が造っています。
しっかりとしたコンセプトを持ってワイン造りを行なっていることが分かり、
しかも愛情溢れた人柄。
いいワインができる条件が揃っています!!



そして、秘蔵の97年をテイスティング。
その熟成感といい、ねっとりとしたエキスといい、ブルゴーニュの一級ワインと
間違えてしまうクオリティーでした。
息子の生まれ年なので残しているとのことでしたが、何とか分けてくれないか
交渉中。欲しい!!

ボージョレは満足のいく結果となり、ちょっと肩の荷が下りた心地でした。

そのままランチに突撃!!



こちらはフルーリ村の一つ星、「LA POULARDE」

かなりの田舎にあるのにちゃんと★付きという、フランスらしいレストラン。
表はそんな風に見えなかったのですが、中はかなりモダンでいい感じでした。
シャンパーニュの「ル・メニル」といい、こういったレストランがど田舎にある
のは凄い。



前菜は

マグロの燻製とグリーンピースのテリーヌ仕立て

ちょうど良い燻製香を纏ったマグロとグリーンピースのバランスが美しく美味しい。
見た目と味の彩りが素晴らしい一皿でした。
和食であってもおかしくない料理ですね。



メインは

鳩のロースト、緑の野菜、鳩のフォン仕立て

火が完璧な状態に通され、後からかけられる鳩のフォンと焼いたときのジュから
作られたスープをかけて仕上げられます。野菜も地元の有機野菜で味が濃く、
スープに浸すとさらに味わいが増します。



デザートも驚き。

シャルドリューズのソルベ、ショコラとカラメルのソース

シャルトリューズをそのままソルベにした目からうろこのデザート。
アルコール感を感じさせないように仕立てているらしく、余韻にそのニュアンス
を感じるように作られています。ソースと一緒に食べると完成、なデザートでした。

全ての皿が洗練されていて、しかも手頃。

やっぱりフランスの★付きは恐るべし!