ブルゴーニュ (4日目)
2012.05.20 [Sun] 07:49

こんにちは、阿保です。

今日はリヨン近郊の小さな街にあるホテルに居ますが、昨日とは打って変わって、朝起きると外の気温は15℃です。ビックリするほど暖かいです。

さて、本日から始まるブルゴーニュの買い付けですが、なんとリヨンからの始まります。オルレアンやオーヴェルニュ地方のワインもマニアックですが、リヨンのワイン「コトー・デュ・リヨネ」も劣らず珍しいもただし、レベルは押し並べて微妙なものが多く、その殆どは、「ブション」と呼ばれるリヨンの食堂で大量に消費されるとってもシンプルなテーブルワインです。


しかし、今回訪問を決行した生産者は、かなりよいテロワールを有し、低収量、そしてビオロジック(ビオディナミに転換中)により、素晴らしいワインを生み出しています。


また、2010年からは、ブルゴーニュの高級ワインでは一般的な手摘みによる収穫に習い、非常によい透明感も生まれています。ボージョレ地区と同じガメイ種を栽培していますが、なかなか個性的でリッチ、腰つきの柔らかさはとっても魅力的。


また、既にラ・ヴィネでも先行で入荷しているものは殆ど売り切れていますが、少しだけ残っていると思うので、興味のある人は味わってみてください。

その後、更に北へ進路を進め、到着したのは、プイィ・ソリュトレの岩山が迫るChaintre村です。
ここに来た理由は、ラ・ヴィネがカーヴ・タイユヴァンだった8年前に、一度スタッフが訪問して以来、誰も訪問していなかったこの地のカリスマ生産者である、ジェラール・ヴァレット氏に会うためです。


彼の考え方などをいろいろ聞きながらのテイスティングはとても有意義でした。一番リーズナブルなものから、一万円クラスの最高のものまで、どれを味わってもリピートしたくなる、ラ・ヴィネでも人気の白ワイン。改めて、大事に販売したいと思いました!


そして、余韻を引きずりながらも、更に北へ進路を進め、リュリーやメルキュレイを訪問、なかなかいいところばかりではないことを実感しながら、本日の最終目的地は、コート・ドール地区のサン・トーバン村です。


ここはとてもクラシックな印象を持っていましたが、今回訪問した際に対応してくれた若手のシルヴァンの感性が活かされた非常にスタイリッシュな酒質に変化しています。しかし派手ではなく、非常に穏やかな性格がとても好印象です。サン・トーバンの赤としてはかなりハイレヴェルな印象です。

その後、時間があれば飛び込みのつもりだったお馴染、Domaine Lafougeのジルのところへ、



久しぶりに会った彼の温和で、しかし芯の強い感じ、そして相変わらずの酒質の良さには感動です。先日ブルゴーニュ在住のソムリエに取って置きの掘り出し物があると聞かされて彼のワインと聞かされたときには、既に3年前から付き合ってることを伝えて優越感に浸ったことが思い出されます。

とにかく、良作2009年以降の2010年、2011年と味わって、その完成度の高さには驚かされました。

この後は、ラ・ヴィネでもお馴染フルーロ・ラローズを訪問、遅い時間でしたが歓待してもらい、そして最新の有機的なアプローチがなされる2009年を味わい、そして10年以上の熟成を経た赤白をいろいろ味わって、ますますその魅力を感じさせてもらいました。




今日はリヨンからの長距離移動と7軒訪問というハードな一日、ご飯食べながらウトウトしてしまいました・・・。
明日からも、しっかりと買い付けしたいと思います!おやすみなさいZZZzzzz…

阿保