Gaidoz Forget 再訪 ・・・2006〜2012の時を経て・・・
2012.05.10 [Thu] 03:58

◆Champagne gaidoz Forget



モンターニュ・ド・ランス北部の中央に位置するLudes村。

格付け94%ながら、優れたシャンパーニュが潜んでいる場所で、
ラ・ヴィネではお馴染みのBerecheや、Ployez-Jacquemartなどがいるところ。

このゲドス・フォルジェは、ラ・ヴィネのシャンパーニュ歴が長い方のみ知る
隠れた銘品を生み出す蔵元です。

以前、荻原社長が訪問したのが2006年。
http://www.lavinee.jp/shop/c/c1A1027/

今回、初めてシャンパーニュの買い付けを行う上で、いろいろ相談に乗ってもらい、
これまでお付き合いのあった中でもう一度行くなら、ここは行って欲しい。ということで、
2012年、ラ・ヴィネとしては6年ぶりに蔵を訪れました。




モンターニュ・ド・ランス、というとピノノワールがスペシャリテと思いがちですが、
ランスの街付近ではピノ・ムニエの栽培も積極的に行われています。

リュード村の造り手の多くは、このピノ・ムニエを上手く用い、
ワインにバランス感と深みを出すことに成功しています。

ここゲドス・フォルジェのスタンダード・キュヴェ、Carte d'Or Brutは
80%がピノ・ムニエで構成され、これがこの蔵のメインの生産となっています。




ヴァレ・ド・ラ・マルヌのムニエよりもチョーク質の印象が強く、
甘酸っぱいアプリコットのような果実味がフレッシュでいて、なめらかな泡、綺麗な酸も持ち合わせています。

スタンダードクラスが旨いと、上級キュヴェへの期待が一気に高まりますね。




この蔵の凄いのがReserveから上の3部作。
ここからはピノノワールの本領発揮です。

Millesime はBlanc de Noirs (PN60,PM40)で、現行は2004年。04は99年に似たヴィンテージで、
濃厚な果実感がたっぷり。これはオーダー決定!

そしてトップ・キュヴェ、Bertille.
(PN40,PM40,CH20)

樽発酵・樽熟成ながらマロラクティックは行わず、長期熟成をして深みを増しながらも
フレッシュさを保っている素晴らしいシャンパーニュ。

Dosageは2g。このクラスになると、リキュールはもう不要。
舌先にゴージャスな旨みと幸せ感が集中!

飲ませていただいたのは現行の2005年。

*こちら、なんと以前のオーダー分のグレート・ヴィンテージ2002年を
ラ・ヴィネのカーヴに隠し持っています。 あと半ケースくらいだったかな?
http://www.lavinee.jp/shop/g/gCPN2-7347/
蔵にも2002年の販売分はもうないそうなので、これがラストです。

自分のコメントには、黒葡萄が強く、濃密ながらドライでシャープな印象に
「若いボランジェRDの雰囲気に近似」とありました。




そしてコスト・パフォーマンスが素晴らしいのは
このQuintessence.

これはノン・ヴィンテージながら瓶熟の長いキュヴェで、
現行は2001年と2002年のブレンド。

10年以上の熟成とあって、ベルティーユと並べても濃さが違う。
まさしく黄金の輝きで、蜜が全開!

これはkrugのグランドキュヴェを思わせます。
(社長が訪問した際には90年までの原酒が用いられており、
 グランド・キュヴェを遥かに超える!とコメントしていました)

今は店頭にはありませんが、これも再オーダー決定!
ただし、熟成感は強いので、食前というより食後。
夏向きというより秋冬向きのシャンパーニュです。

Bertilleも店頭倉庫に隠してあるお宝は2002年だし、
かなり良くなっているのでは・・・? と期待大!

数えるほどの在庫だったので、試したい方はお早めにどうぞ。
http://www.lavinee.jp/shop/g/gCPN2-7347/
(*完売の際はご容赦くださいませ。)


2002年は今回の買い付けでも、さまざまな蔵でテイスティングしましたが、
そのスケール感、余韻の長さ、果実の純粋な旨み、
どれをとっても素晴らしいの一言。本当に良い年ですね。




当主のリュックさん。

この日は午後の約束を午前に、急遽変更してもらったのですが、
快く迎えてくれ、落ち着いた人柄の良さとワインの味わいに大満足な訪問でした。

やはり丁寧に造ったシャンパーニュは良いですね。


ふと、この蔵もルーツはドイツ系だと思うのですが、
自分の中で共通する印象があります。

精巧・緻密、重厚でありながら、しつこさのない潔さ・・・
なんとなく面白いですね〜

Gaidoz Forget,ワイルドだぜぇ!