Amaury Beaufort 〜トネールとシャンパーニュを繋ぐ男〜
2012.04.26 [Thu] 09:31


ブルゴーニュ・トネールという新しいワインを理解する上で、
やはり会っておかなければいけない人物。

自然派シャンパーニュの先駆者として有名な
アンドレ・ボーフォールの現当主ジャックの長男、Amauryです。



一番左がAmaury, ちなみにジャックには8人の子供がいるそうで、
兄弟のQuentinとConsraurさん。凄い気さくで楽しい人たちでした。


アンドレ・ボーフォールのシャンパーニュにはPoligyラベルが存在しますが、
アンボネと別に、2007年からPoligyの街にカーヴを借りたのだそうです。

コート・デ・バールの畑で造られるものがここで貯蔵されます。




アモリーは普段はアンボネとポリジーを行き来し、
また、ここから20分ほどのブルゴーニュ・トネールにもカーヴを持っています。

今日はポリジーが都合が良かったようで、何度か連絡をしていたら、
一緒にテイスティングをしよう!という経緯になりました。




しかし中には驚きの光景が・・・。

使い込んだ樽がずらりと並んでいます。
これはVin de Reserveです。

そして壁側一面には膨大なストック。




樽から原酒を飲ませてくれました。

彼は一樽一樽、コンコンと壁面をノックし、
音でテイスティングすべき樽を聞き分けているようでした。

貴重なアンドレ・ボーフォールの原酒です。
これが、泡がなくとも絶妙に旨い。

彼らのワインはこの原酒の時点で、豊かな甘みを帯びています。

・Poligy Chardonnay 2009
・Buxeuil Pinit Noir 2009
・Landreville Pinot Noir v.v.2009
・Assemblage PN & CH 2009

違いがあり、面白い。
ピノノワール、といっても当然白ワインです。




デゴルジュマン待ちのボトルも景気よく、ポンポン抜いてくれました。

専用の王冠を外す器具でシュっと外すと、
王冠が弾丸のように飛んでいきます。武器ですね。

プシューっと泡が溢れるのも気にせず、さらに4本。

・Poligy 2006
・Poligy 2002
・Poligy 1996
・Poligy Rose 2003

いやいや旨い。

当然、すべてノンドゼの状態なのですが、リキュール必要ないのではないかという
豊かな旨み。

この辺のラインナップは店頭にもあるので、
帰ったらお勧めするのが楽しみです!




ムム・・マール発見!
最近造り始めたそうです。

最後にラボに戻り、トネールを飲ませて貰いました。
シャンパーニュとシャブリの間にあるトネール。

今日はもう一軒、実は期待の星を訪問してきましたが、
白がやっぱり美味しい。

シャブリでもシャンパーニュでもない、独自の味わいを醸し出すトネールは
その個性が認められ、現在AOC(サブアペラシオン)となっています。

アンドレ・ボーフォールに通じるよるとてもアロマティックで優しい口当たり、
北の産地で酸味が豊かにもかかわらず、非常になめらかな舌触りは見事です。

店頭にもありますね。

◆Bourgogne tonnerre 2007 Amaury Beaufort (par Ambonnay)
 http://www.lavinee.jp/shop/g/gBGB2-8604/

帰ったらこれも皆様にご紹介しまくり決定☆

アモリにお礼を言い、せっかくだからジャックにも会って行こう!

とスケジュールを聞いてみると、買い付け最終日にお互い時間が造れそうだったので、
アンボネイのジャックのところにも少しだけお邪魔することに。


と、毎日が素敵な出会いの連続です。


買い付けは短期集中で皆様が想像する以上にハードな仕事ですが、
ソムリエになろうと思った時からの夢だったことが、
今、目の前に起きているんですね。感謝です。

きょうも頑張るぞ〜