ただいま買い付け中、ロワール.1
2011.05.24 [Tue] 06:56

皆さんこんにちは、阿保です。
昨日ボルドーからロワール地方中流域に移動、月曜日の本日は朝から生産者訪問です。


(ホテルの眼前に広がる雄大なソミュールのお城です)

ボルドーではネゴシアン在りきで動いたため、いつもの調子とは全く違いましたが、ロワールに来て、ようやく自身が思い描いていた生産者訪問を始められた気がします。
(ボルドーも面白かったのですが・・・違った意味ですよ!)

さて、本日のお目当ては、ラ・ヴィネでも直接現地訪問を行ったことのない、ANGERS市近郊です。ちょうどこのエリアでも街の南側に広がるアンジュ地区のワインを味わっていきます。

と、ロワール河を渡る前に、西側の右岸にある優れた辛口サヴニエールを訪問、優れたシスト土壌を中心に殆ど全てが南向きでロワール河に落ち込んでいく区画となっています。


この人のサヴニエールはなかなか素晴らしく、どれをとってもエレガント、サヴニエールの50%はビオだそうです。もちろんこの人も!

どれも非常にナチュラルな性格なので、ヴィンテージのキャラクターがはっきりと感じられるのがとても心地よかった〜。


この人は有名なアンジュの蔵元の右腕クレマンさん、パトリックと共に造るワインはもちろんビオロジック。その無骨そうな感じからは想像もできない上品なワインを生み出します。

その素晴らしいアンジュ・ヴィラージュを昔から気に入っていましたが、辛口白と甘口白の出来栄えに驚きを感じました。ワインを紹介するよりも、畑を見ながら、テロワールに関して語ってくれる彼に本物を見た感じです。

ちなみにお昼に美味しいご飯が食べれたのは彼が教えてくれたレストランに行ったためです!


「認証を得ていないのでビオとは言いたくない」というダヴィッドですが、畑のナチュラルさが全てを語っている気がしました。ここでは中流域の三大貴腐ワインのひとつカール・ド・ショームを堪能させてもらいましたが、中でもやはりカール・ド・ショームのテロワールが際立つ味わいを実感しました。


ラ・ヴィネでも10年以上のお付き合いがありながら、一度も訪問したことのないクロード・パパンに会いに行くことができました。ここでは全てのキュヴェがとても充実しています。

ここでは貴腐ワインだとばかり思っていた、コトー・デュ・レイヨンが、年によって貴腐の甘口、パスリヤージュの甘口、またこの両方を含んだものから生まれる特殊な年の甘口が存在することを、実際にテイスティングしながら心行くまで堪能し、そして理解させてもらうことができました。


今日の充実感はとても素晴らしいものでした。
明日は朝からソミュールを巡る予定です。このエリアも非常に特徴的で、ロワールに在りながら地中海性のミクロクリマが存在すると言われるエリアですから、なかなか面白いものが見つけられるかもしれません。

ご期待ください!

阿保