買い付け第2陣inサヴォワ
2011.04.17 [Sun] 07:21

こんにちは、平間です。
今回も、引き続きフランス買い付けの模様をお届けします。

前回のブログでご紹介したMacon地区の後は、
Beaujolais地区をまわり今年のNouveau用の商材を探しました。
(Beaujolais地区での買い付けの模様は、後日お届けしたいと思います)



その後は進路を東へと向け、
スイス国境のサヴォワ地方の蔵元巡りに突入です。

サヴォワ地方の西に広がるBugey地区に入ると、
急に周囲の山の標高も高くなり、切り立った谷間の道を進んでいきます。

そしてBelleyの町を通り、トンネルを抜けると…



Bourget du Lacの雄大な景色が、ぶわ〜っと広がります。
対岸には白い岩肌の美しい山々がそびえた立ち、
麓には以前サッカー日本代表の合宿地として日本でも有名になったAix les Bainsの町が見えます。

今回の買い付けの前から、
以前この地を訪れた阿保店長にこの景色の素晴らしさを何度も聞かされていましたが、
実際見てみると確かにスゴイ!
(澄み切った青空の時だともっと感動的らしいです)

とりあえず7時を過ぎてしまっていたので、
早々にホテルにチェックインして夕食を食べに町に繰り出します。

夏のバカンスの時期には賑わうというこの一帯ですが、
完全にオフシーズンの今はかなり寂しい感じ…。

その分落ち着いてはいるのですが、開いている飲食店を見つけるのも一苦労。
結局、湖のほとりにあったちょっとカジュアル系のお店に入りました。



そこでメニューを見ると「Fondue Savoyarde」の文字が!
実は今回のサヴォワへの出張では、
本場のチーズフォンデュとサヴォワワインの組み合わせを試すことを密かな目標にしていたので、
迷うことなくこれを注文。

ワインは、ここからもう少し北にある産地「Seyssel」の白をチョイスしました。



日本でチーズフォンデュと言うと、
ジャガイモやニンジン、時には魚介類などのボイルしたものにチーズを絡めますが、
こちらはバゲットオンリー!!
カゴいっぱいにカットしたバゲットだけが出てきます。
(野菜やその他のものは邪道らしいです)



それに手鍋の中の溶けたチーズを絡め焦げないようにかき混ぜつついただくのですが、
これがまたとにかく忙しないんです…。
通常は2人前かららしいのですが、
1人で頼んだ為とりあえず焦げないようにかき混ぜつつ食さなくてはいけません。



この同じモノをひたすら食べる感覚は、日本人にはあまり無いものですね。
恥ずかしながら私もチーズフォンデュと言えば、
なにかしら野菜やら何やらが出てくるものと思っていたので、いろんな意味で打ちのめされました。

よく「チーズフォンデュには、シンプルな白で」なんて言いますが、
これだけ食べ続けるには、単純に重い白や赤は飲む気になれません…。

まさに地のもののマリアージュというものを、身をもって体験した一時でした。
気合で完食したものの、翌日は案の上体調不良になりました…。
でも身体を張った甲斐はあったと思います。

ちなみに、同じくメインでPetite Fritureというものを頼むと、
こんな感じでワカサギのフライみたいなものがお皿いっぱい出てきます。
まぁたしかに、Petite Fritureには違いないのですが…。



そしてデザートにも、これからが季節ということでフロマージ・ブランをオーダー。
前菜のハードチーズたっぷりのサラダと合わせて、チーズ尽くしの夕食となりました。



サヴォワ地方の食文化を堪能した翌日は、いよいよワイン産地を訪問!と行きたい所ですが、
長くなってしまったので今回はこの辺りで一息入れたいと思います。

というわけで、次回はサヴォワ地方の訪問紀をお送りする予定です。