アーティショーにて、2011年初のワイン会!
2011.02.05 [Sat] 12:24


こんにちは、沼田です。
昨日恵比寿のアーティショーにてワイン会を行いました。


山根シェフはジビエ料理が得意という事で、この会の予約はすぐに満席!
本日の目玉は“山鳩”でした。



相変わらず綺麗な店内、落ち着きますね。

さて、今回は「阿保店長と私が出張で訪問してきた蔵元のワイン」で臨みました。

マニアックなワイン達。

右から紹介していきましょう。

1.シャンパーニュ・コラール・シャルデル ブリュット・キュヴェ・プレステージ・ミレジム 2000年 マグナム
  CHAMPAGNE COLLARD CHARDELLE BRUT CUVEE PRESTIGE MILLESIME 2000 MAGNUM
 
蜜っぽさと熟したパイナップル、ほんのり感じる樽香が絶妙!
10年の熟成によりフレッシュと言うよりはドライフルーツのような濃縮された香り、マグナムで熟成されただけありやっぱり美味しい。
香りを開かせ、濃厚な果実味を楽しむ為、温度を上げながら飲むタイプのシャンパーニュでしょう。




2.オークセイ・デュレス レ・ブトニエール 2007年 ドメーヌ・ジャン・エ・ジル・ラフージュ
  AUXEY DURESSES LES BOUTONNIERES 2007 DOMAINE JEAN & GILLES LAFOUGE
 
若いかな?と思って開けてみたらビックリ!
ムルソーに近いリッチでバターのようなニュアンスに、この土地らしいキレと酸味のある果実味、バランスも◎。
お客様からの評判も上々で、この生産者の素晴らしさを再認識させてくれました。




3.ブルグイユ・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 1999年 ドメーヌ・デ・メイヨーシュ
  BOURGUEIL CUVEE VIEILLES VIGNES 1999 DOMAINE DES MAILLOCHES
 
開けたては香りが強く、しばらくすると閉じて寝てしまいました。が!15〜20分するとまた復活!
「カベルネ・フランらしからぬ熟度の高い果実味、青さも無いのでフランの概念が吹き飛びました。」というお客様の声が嬉しかったですね。




4.コトー・デュ・ラングドック・レスプリ・ド・フォンコード 2000年 ドメーヌ・フォンコード
  COTEAUX DU LANGUEDOC L’ESPRIT DE FONTCAUDE 2000 DOMAINE FONTCAUDE (ALAIN CHABANON)
 

これはすぐにデキャンタージュしました。
粉ミルクのような濃くていい香りが漂い、濃厚。ボルドーともローヌとも違うのですが、ラングドックにしては品格がありすぎる?超ハイレベルな赤ワインでした。
メインの鳩ともバッチリで、今回の料理との中ではベストマリアージュだったのではないでしょうか?




5.ヴァン・ド・リケール タナティス ドメーヌ・ベルトゥミュー
  VIN DE LIQUEUR TANATIS S.A. (500ml) DOMAINE BERTHOMIEU

最後は南西地方マディランで造られている甘口赤。タナ種100%で仕込まれた珍しいワインです。
香りはチョコレートとラズベリー、皆さま白の甘口が注がれると思っていたようで、濃い紫色にビックリされていました。
これだけ濃厚で甘いにも関わらず皆さまよく飲まれてましたね〜、それだけ美味しかったという事でしょう。



初めのシャンパーニュに合わせたのはこの料理!

@フォアグラのフランとカリフラワームース 
香りづけにアーモンドとクルミオイルを少しだけ加えており、フワっとした質感と香ばしさがシャンパーニュとマッチしていました。
シャンパーニュは泡立ちも細かく、ギュッと詰まった濃厚な果実味がなんとも言えず皆さまグビグビ。マグナム2本があっという間に終了。


白ワインには↓


Aオマールと豚肉のブータンブラン 白菜とアスパラのエチュベとキノコのフリカッセ 
ブータンブラン?と思いましたが、オマールのエキスがぎっしり!フリカッセのキノコはピエ・ド・ムートン(羊の足の意)=日本ではカノシタ(鹿の舌)と呼ばれるキノコです。
しっかりとした触感と香りがあって美味しかったですね。


そしてメイン前の赤ワインにはなんと魚料理!


Bカジキマグロのグリエ ふきのとうとタケノコ添え 
以前カベルネ・フランの赤ワインといわしを使ったサンドイッチを食べた時に衝撃を受け、それ以後魚料理の話をしながら勧めるのが多いのですが、今回はカジキで挑戦。
ソースはカベルネ・フランの青さと質感を合わせる様にバジルソース、そして土地柄を合わせる為シェーヴルチーズを使っていただきました。
別々に食べるのとソースを一緒に食べるのとでは一体感がまったく違うので、ワインと料理のマリアージュを一番理解できたのはこの組み合わせだったと思います。


とうとうメインです。


Cフランス産山鳩 胸肉のロティ 手羽のコンフィ モモ肉のクロケット 
鳩を余すところなく使ったメインディッシュ!
中心にはレバー、手羽は少しスパイスが効いていました。
ソースは鳩の骨で取ったダシ(フォン・ド・ピジョン?とでも言うのでしょうか?)にハツ(心臓)と赤ワインで仕込んでおり、まさに鳩料理!
この少し癖のある鳩と今回用意したラングドックがピッッッタリ!!だとお客様からの声もありました。

私は試食の時はお休みをいただいていたので食べておりませんが、皆様の顔で美味しさが伝わってきました。うらやまし〜(泣)
ちなみに囲っているのはトリュフ入りのジャガイモのピューレを少し焼いたものです。


最後はバレンタインも近いので。


Dヌガーグラッセとカカオのムース カシスソース
季節的にチョコレート、という事で出来あがったデザート。
ワインも南西地方のタナ種を用いているのでトロトロと濃厚でチョコレートのよう、それに葡萄らしいベリーの香りと酸味も持ち合わせているので、カシスソースで仕上げてもらいました。
ソースとの相性も素晴らしく、ワインとソースが交互に口の中で主張、徐々にまとまっていく感じでした。

そしてコーヒーが出て終了。


最後には山根シェフにご挨拶をして頂き、先日出演されていたTV(食彩の王国)の話などで盛り上がっていました。
今回も美味しい料理をありがとうございまいしたm(_ _)m


余談ですが、ワイン会終了後に作ってくれたまかないも最高(笑)
今日の料理の余った食材でちゃちゃっと作った
「カジキチャウダー」

このような美味しいまかないが作れるのも良い料理人の証だと思います。

今後とも何かとお世話になると思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。
それではまた。