2010年アルザス・シャンパーニュツアー<2日目>
2010.11.08 [Mon] 13:55

2010年アルザス・シャンパーニュツアー<2日目>

日曜日と言う事もあり、この日は生産者もお休み。

アルザスの町を色々観光しました。

<ストラスブール>

ここがアルザス地方の首都、経済的にも文化的にも中心で、EUの大きな建物があったり、
近代的なトラムウェイが街中を走ったりしています。

しかし、私たちのホテル近辺の中洲のエリアは昔の面影を色濃く残し、ロマンティクで
懐かしい町並みです。



なかでもプティット・フランスと呼ばれる一画はその雰囲気、特に冬の時期はクリスマスの
一色で、ヨーロッパ!と言う感じです。



昨日は暗くてあまり分からなかったノートルダム大聖堂。
日曜日の朝はミサが行なわれていて、多くの人がやってきていました。

9時ちょうどに響く荘厳な鐘の音、少し肌寒い冬の冷気、同じフランスでも
パリや南仏などとは全く違う趣です。



あとアルザスの町の特徴の一つがこの看板。
ドイツでも良く見られますが、どのお店にもその店特有の看板が掲げられ、
その装飾の見事さを競っています。
町にはその職人さんもいるみたいで、
町を挙げてその外観や環境を整える姿勢が良く見て取れました。

土曜日は朝市などもやっていたらしく、何日か滞在してもなかなか楽しめそうなところですね。


<ニーデルモルシュビール>

今回のアルザス町歩きの目玉!

マダム・クリスチャン・フェルベールのお店があるのがこのニーデルモルシュビール。

ストラスブールからだと車で約1時間弱、コールマールからは15分ほどの場所にあります。

本当にのどかなアルザスの田舎町ですが、フェルベールのお店目指して多くの観光客が
訪れるアルザスでも屈指の人気スポット!なのです。



もともとは町の雑貨屋さんで、パンや惣菜、ジャム、チョコレート、野菜、雑誌・・・・・
様々なものを売る何でも屋でしたが、
マダム・フェルベールの作るジャムが大人気になり、3星レストランに卸したり、
日本にも紹介されたり、で瞬く間に大人気となりました。

もちろん今でもジャム以外のものもたくさん売っていて、村人にとってもなくてはならないお店です。



左の方がクリスチャン・フェルベールさん。

ちょうどその日は日本のケーブルテレビの取材が入っていたり、日本のツアーの方が20人
くらいデザートのデモンストレーションを受けていたりと大忙しだったのですが、

サインを下さいとの申し出も快く受けてくれて、さらにデモンストレーション用であまった
シェーブルチーズとジャムのトーストを食べさせてくれたりもしました!!

とっても優しくて、そのジャムやチョコレートにも彼女の性格がしっかりと入っています。

やっぱり料理の隠し味は・・・・・



店内も可愛らしく、所狭しとジャムやお菓子が並べられていました。

特に面白かったのは瓶詰めされた食材!

野生のアスパラのコンフィやタマネギとブドウのコンフィ
などそのまま食べてもかなりおいしそう!

ジャムも日本のものとは違い、数種類の材料を上手く混ぜて
素晴らしいジャムに仕上げています。

特にサクランボとバラの花を混ぜたジャムは絶品でした。

ルバーブとレモン、オレンジのジャムも今まで食べたことのない
複雑な香りと甘み。

天才です!

<オベルネ>

次はオベルネ村。

ストラスブールの南西20KMのところにある村で、
日曜日には幸運にもワインの収穫祭をやっていました!



メインイベントが各地から民族衣装をまとった人々が参加する
パレード、らしく多くの興味深い衣装を着た人がいました。

可愛らしいです!

他にも屋台や特大タルトフランベ、シュークルートなどイベントが盛りだくさんで
かなり満足!





なかでも自分の飼っている家畜でソーセージやベーコンを作っている
人がやる屋台が自分的にはかなり興味深く、
色々見せてもらったり、試食させてもらったり・・

鹿やいのししなどでもソシソンを作るらしく、今までパリで買っていた
ものとは違い、かなり野性味溢れる味わいでした。

スパイスやハーブも使うことが多く、様々な味わいが楽しめました。

日本ではまず食べられないですね〜。

あとはこの時期にしか飲めないホット・ワインや2010年のブドウで造った
新酒、特大ソーセージのホットドックなど美味しいもの満載!

アルザスは美食、と言うよりうまいもんの町です。



こういう風に民族衣装を着た方が町をねり歩いていました。

<コールマール>

今日最後に行ったのがアルザスワインの首都と呼ばれるコールマール。

この町は更に中世的町並みが徹底していて、あまり大きくないのですが
雰囲気の良い楽しい町でした。



特に個々の家の色がカラフル!しかもしっかりと調和しているので、
華やかでもうるさくないのです。

こういう街づくりはけっこう難しいんじゃないかなあ〜と思うのですが、
やはりフランス人の美的感覚のなせる業なのか、と思いつつ散歩しました。

そして、幸運にもこの日はあの「サロン・ド・ショコラ」の開催日!



最近はパリだけでなく各地でその地域の有名なパティスリーを集めてサロン・ド・ショコラを
開催しているみたいです。

11月にパリでやるものはとんでもない大きさで、その前後はホテルが全く取れなくなる
ほどらしいのですが、コールマールでやっていたサロンは規模も小さく、
10軒ほどでした。

それでも中は超満員!

デモンストレーションも色々やっていて、パリや東京のものとはまた一味違って
楽しいものでした。

ワインの買付ではこういう風にフランスを回ることも少ないので、
個人的にもいい体験になりました!

次回はアルザスの三ッ星オーベルジュ・ド・リルのディナーです!