アーティショーでのワイン会 No.2
2008.06.28 [Sat] 23:45


その後ややあっさりとした次の料理は、蟹とカリフラワーのカネロニ仕立てで、ソースには甲殻類の風味とカレーの風味を纏ったマヨネーズソースを添えたもの。これには王道を行くサンセールの上級品を合わせてみましたが、これも意外にしっかりとした味わいの料理と、ミネラル風味の強い、本質的力強さのあるサンセールがばっちり嵌ります。
SANCERRE -INSOLITE DE FRANCK MILLET- 2006 DOMAINE FRANCK MILLET

そしてシェフの得意とする肉料理は、茨城産の生でも食べられるというウズラをローストしたもの。これには非常に作柄の良かった2003年物のアルザス赤ワインを合わせました。

アルザスといいながら、猛暑の年のワインなので、とても濃密でリッチなもの、おまけにやや野性味が強く動物的なので、ウズラの持つ野性味にピッタリです。
ALSACE PINOT NOIR -D’OBERNAI- 2003 DOMAINE SEILLY

「ジビエ仕立て」とシェフがメニューに書き込む通り、ちょっとジビエ風の見た目、お皿にはウズラの頭をじっくりとローストしたものと、肝臓心臓もしっかりと載っていました。これには皆さん大喜びでした。(かなり苦手な人も何人かいらっしゃいましたが・・・)


最後の絞めは、今回スパークリングワインです。でもちょっと変わった低アルコールでロゼの甘酸っぱい味わいが特徴的なもの。料理だったら塩辛いものがいいですが、今回はデザートワインとして供したので、甘酸っぱいイチジクと杏を使った料理で合わせてみました。
BUGEY CERDON METHODE ANCESTRALE VIEILLES VIGNES S.A.
NATHALIE ET PASCAL BONNODLACOUR

今回は夏の暑さも近づき、梅雨のじめじめした感じもあったので、スパークリングワインを中心とした爽やかさを全面に出したワイン会でしたが、なかなか好評を得ることができてとてもよかったと思います。


今回活躍してくれた方たちです。
右から、今は某有名イタリアンで働く北山さん(今日は古巣にヘルプで登場)、ご存知の山根シェフ、そのサポートをする若手の小川くん、スーパーバイザーとして今回も特別駆けつけてくれた10年来の友人である天下井さん(パリのステラ・マリスで研鑽)、そしてラ・ヴィネのニューフェイスとして、最近皆さんもラ・ヴィネ店頭でも見かけると思いますが、沼田さんです。

皆さんのおかげで、今日も無事に多くのお客様にご満足をいただけるような会をさせていただいたことに感謝いたします。

ラ・ヴィネ 店長 阿保孝史