ボージョレ通信6月号
2017.06.07 [Wed] 19:27



ボージョレ・ヌーヴォーを造ってもらっている
ドメーヌ・マトレーから現地情報が届きました。


29, May 2017

毎日、ボージョレは暑い日が続いてるみたいです。
強い日差しと適度な風にはぐくまれて葡萄がぐんぐんと伸びています。


日中は毎日25℃前後まで気温が上昇しています。

もう少しで咲きそうな葡萄の花のつぼみ。


開花から数えて、約100日が収穫日です。
(その年の夏のお天気で多少前後します)

このままのペースで葡萄が育つと、
今年の収穫は9月初旬になりそうとのこと。


こちらはティラルドンからの現地情報です。
7, JUIN 2017



シェナも今年は気温が高く、
6月に入ってすぐに開花が始まったそうです。

こちらも順調に葡萄が育っています。

ではまた。
 

ボージョレの生産者「ティラルドン」から現地の作柄状況が届きました!
2017.05.30 [Tue] 19:21


先ほどのマトレーに続いて、今度はティラルドンからもボージョレーの
作柄情報が届きました!

ビオディナミで畑を耕作しているティラルドンにとって、その年の作柄は
重要です。降雨量、日照量、そして適度な風。

その年の色々な条件で、ワインの味わいもその年色に染まります。
これもまた自然派生産者ならではの楽しみの一つ。

今のところシェナもフロンテナも素晴らしい天気が続いているみたいです!

【ティラルドンについて】
ラ・ヴィネとこの蔵とのお付き合いは、2015年からスタートしました。

もともとティラルドン家はボージョレ地区南部のフロンテナで葡萄栽培を代々営ん
でいましたが、2008年にクリュ・ボージョレーの一つ「シェナ」に本拠地を移して、
若干22才のポール・アンリ・ティラルドンが元詰めを開始しました。その後、弟の
シャルルが蔵に加わり、若い兄弟二人で有機栽培でのワイン造りに取り組んでいます。

シェナやムーラン・ナ・ヴァンの畑から生み出す各キュヴェは、ともにエキス感が
前面に押し出された力強い骨格を持ち、還元臭や雑な造りも見られず、クリーンな
味わいのビオディナミのワインです。

この蔵のボージョレ・ヌーヴォーはティラルドン家のオリジンの畑、ボージョレ地
区南部のフロンテナの畑の古樹で仕込むビオディナミ・ヌーヴォー。

フロンテナはかつては「Pays des Pierres Dorees」=「黄金石の国」と呼ばれて
いた土地で、金色に輝く黄色花崗岩を多く含む土壌です。しっかりとした葡萄の存
在感と、目の覚めるような鼻に抜ける香り、味がしっかりとあるのにシルキー。
抜群の完成度のボージョレ・ヌーヴォーです。年間生産量3000本。

<ティラルドン作柄情報 2017年5月22日〜27日>
ジュリエナの生産者:マトレーからの情報で、今年のボージョレはかなり暖かく、
葡萄がどんどんと生長しているとお伝えしましたが、ティラルドンがドメーヌを構え
るシェナも、連日の暑さが続いているようです。

今週は馬と一緒に、葡萄の樹の間を鍬で耕作したとのこと。


ティラルドンが所有している畑の大部分は、
斜度がきつい為トラクターが入ることが出来ません。

そして何よりも土を踏み固めてしまうので、
ティラルドンではトラクターでの耕作を行なっていません。

トラクターは機種にもよりますが、
1トンから大きいものでは2トンを越える重さの物もあるので、
ビオディナミでの耕作に欠かせないバクテリアや昆虫などが、
土の中に住むことが出来なくなってしまいます。
(農耕馬だと800kgくらいかと)

ティラルドンでは2頭の馬が一緒に働いています。
【QUALINE】と【ALYSEE】。
すみません、写真はどちらか分かりません・・・、次回までにシャルルに確認して
おきます。

それにしても馬のお尻って綺麗ですよね、曲線が絶妙です。

太陽の日差しをたっぷりと浴びて、ガメイがすくすくと力強く成長しています!


過去に例のない位の成長スピードで、葡萄の弦が伸びています。
今年はボージョレの大当たり年、2003年の様な作柄になるのでしょうか?

今年のティラルドンのヌーヴォーも楽しみです!

ではまた。

高野
 

マトレーから、ボージョレの作柄(畑)情報が届きました!
2017.05.30 [Tue] 13:30

こんにちは、
ラヴィネの高野です。

生産者訪問ブログがひと段落した今日この頃、
ラ・ヴィネが毎年輸入しているヌーヴォーの生産者、
ジュリエナのマトレーからボージョレーの今年の作柄(畑)情報が届いたので
皆様にご紹介させていただきます!

今年のボージョレーは4月の1週目から
例年にないくらい気温がぐんぐんと上昇。

先月の4月8日のジュリエナの写真です。
まだ少ししか葉っぱが出てきていません。


こちらは5月9日の画像です。
しっかりと根が出て、葡萄の葉が開き始めました!


天気:快晴
気温:朝5:00【1℃】 夕方5:00【19℃】 

アップダウンのあるクリュ・ボージョレは、
結構日中は暖かいのですが朝晩は冷えむのですね。

この日は枯れてしまった葡萄の樹の代わりに、
新しい苗木を植える作業が行なわれました。
この植え替え作業のことを「rebrocher」というのだそうです。

この1ヶ月で150本のシャルドネ、1000本のガメイ、
合計で1150本を植樹したそうです! 
中腰の作業は、かなり腰にきつそうですね・・・。

接ぎ木した苗木


当主のリリアン・マトレー。
元ラグビー選手
今でも地元のクラブに所属していて活躍しているそうです!




しっかり根がついて、葡萄の葉がでてきました!


画像を送ってくれたセリアさんより。
「今年の4月ボージョレは例年にないくらい暑かったわ。少し暑すぎるくらい。
 気温の上昇と共に葡萄の葉が一気に開いてしまったの。
 まだ4月は氷点下になる日もあるので、一概に暖かいことが葡萄にとってよい
 というわけではないわ。幸い4月後半に寒波が来たとき、ジュリエナの畑には
 奇跡的に霜がつかなかったけど、クリュ・ボージョレのいくつかの地区は、
 ずいぶんと被害を受けたみたい。」



この時期に葉っぱ(葡萄の花が出てくる芽)が凍ってしまうと、
その年の収穫がほとんど出来なくなってしまいます。。

セリアさん
「葡萄の花が咲くのはもうちょっと先ね、
収穫はいつ頃になるか分からないけど、今のところ私たちの蔵は順調よ」

マトレーは今のところ順調なスタートのようです。
今から今年のヌーヴォーが楽しみです!

その他のヌーヴォーの生産者、
ティラルドン、ジャン・マルク・ビュルゴーからの情報も、
届き次第皆様にご紹介します!

ではまた。


 

フランス買い付けの旅後半~アルザス、ブルゴーニュ~
2017.05.23 [Tue] 07:35

こんにちは
ラヴィネの下山です。

今日はフランス買い付けの旅4日目!

いよいよアルザスです。
街並みは一気にドイツ風で、とことろどころでドイツ語が聞こえてきました。

まず最初に訪問したのはまだお付き合いを始めたばかりの蔵元。
グラン・クリュも少なく栽培も難しい北部の地でビオディナミにより高品質なワインをつくっています。

出来たばかりの2016年を中心に多数テイスティングし、改めてこの蔵元のレベルの高さを実感しました。
まだラヴィネにも入荷していない個性的なキュヴェがありましたので、皆様入荷を楽しみにしていてください。

続いては一気に50キロほど南下し、ラヴィネでもおなじみのアリマン・ログネルへ。
ここは1724年から続いている蔵元で、最近ではロゼクレマンのマグナムがお花見の席などに大変好評でした!



次に訪問したのは家族経営の素朴なメゾン、ベッケルです。
ここは過去フランスの有名女優と俳優なども訪れている大変人気のある蔵元です!
当主のダニエルさんはやさしさにあふれるキャラクターで、最初は口数が少なかったのですが、徐々にこの土地
ミッテルベルグハイムのテロワールについて、熱心に話してくれました。



この蔵で奇跡が起きました!

よーく見ると、この写真の後ろの建物の屋根に、なんと幸運を呼ぶコウノトリが来ていたのです!
ここアルザスは昔からコウノトリがやってくる場所として有名で、いたるところにコウノトリのマークや絵があります。
これは約40年ぶりに来たのだそうで、村の人達が本当に喜んでいました。





次の日はいよいよブルゴーニュ地方の訪問です。

まず最初は去年からボージョレ・ヌーヴォーを仕入れているティラルドンを訪問です。


シェナの山の上にあるハウスでは、豚やニワトリや犬や猫と共にほぼ自給自足の生活をしていて
改めてこの蔵の自然的な営みを実感しました。

ここでは2016年の新作キュヴェをテイスティングさせてもらいました。
次の写真は今年から手掛け始めたロゼのスパークリングでガメイ100%ノンドゼで香ばしく仕上げたもの。
なんと700本のみでラベルはまだ仮のものです。

これは試験的に作ったので、まだリリースには至っていたのとのこと。

他のキュヴェは年々エキス分が増しているように感じ、今年もヌーヴォーも楽しみです。

11月の解禁まで、蔵元からの生々しい作柄状況が届きますので、皆様楽しみにしていてください!




シャナから車で15分ほどのところにあるすり鉢状の産地プィイ村のコルディエへ。
ここも長いお付き合いがありますが、当主クリストフさんの日本好きには驚きました。

今年11月に来日予定でラヴィネでイベントをする予定ですが、蔵の家族やワイン造りのポリシーなど
しっかりと聞きましたので、今から企画を詰めていくのが楽しみです。



これは次女の
ジョセフィーヌちゃんの名を冠した新作のロゼ。
チャーミングな味わいながら優しいミネラルが感じられました。



次はついにコート・ド・ニュイの名立たるグラン・クリュを見ながらフィッサン村のベルトーへ。
ここのワインはしばしばジュヴレ・シャンベルタンのワインを超える品質ものがあり、さらに値段が安い事から
今後注目したい産地です。

この蔵は2013年から若い女性当主のアミリーさんが指揮をとっています。
すごく落ち着いていて、最初はクールに感じましたが、徐々に表情が柔らかくなり、親しみやすい印象に変わりました。

どのキュヴェも少量生産でポテンシャルは高く、近年植え始めたフィッサン・ブランはまだ樹齢が若い為にリリースしていませんが今後の樹の成長が楽しみです。

これはドメーヌ内にあった小さなピノ・ノワール。
「これは私のベイビーです。」とアミリーさん。




明日は買い付け最終日。

コート・ド・ボーヌを回ります。
 

フランス買い付けの旅2日目&3日目〜シャンパーニュ、ロレーヌ〜フランス買い付けの旅2日目&3日目〜シャンパーニュ、ロレーヌ〜
2017.05.20 [Sat] 07:52

こんにちは下山です。

今日はいよいよシャンパーニュのシャルドネの聖地コート・デ・ブランへ

この村アヴィゼでは、まだ日本との取引がない蔵を見つけ訪問。

非常に長い歴史を持ち、現在は若い兄弟で営む由緒ある蔵元は、
コストパフォーマンスに優れた各キュヴェが多く、なかなか好感触でした。



続いては何年も深いお付き合いが続いているクラマン村の蔵元
ボネールを訪問しました。

流石のクオリティの高さと当主エマニュエルさんの優しさがにじみ出たふるまいが印象的で
地下セラーの古いストックをブラインドで試飲させてもったりと、ちょっとしたサプライズもありました。

かなり古い感じでしたが正解はなんと2002年!

あまりの黄金色とその複雑さには驚きました。



続いてエペルネ近郊ムッシー村の蔵元を訪問。
どのキュヴェもレベルは高かったのですが、
驚いたのはなんと創業当時の1912年からの多数のキュヴェが眠っていていた事!




今回は超特別に1964年を開けてもらいました。
こういうシャンパーニュは是非ラヴィネでご紹介したいですね。



そして3日目の一件目はモンターニュ・ド・ランスの小さなグラン・クリュ、ルーヴォワ村の蔵元
ギィ・メアを訪ねました!



この蔵元のモチーフともなっている狼。
その昔はこのあたりに野生の狼が多く生息していたことがこの村の名前の由来となっているんだとか。
昔の器具の展示場所や地下セラーなどいたるところに狼の置物がありましたね。



ここでは村の個性を熱心に案内しているご夫妻がとても印象的でした。




そのあとは一路東へ150キロほど、
ロレーヌ地方のトゥールという非常に小さな村の蔵元ヴァンサン・ラロップへ。
このエリアはほとんど開拓していない珍しい産地です。


この地区でのトップクラスのクオリティを誇る蔵元のキュヴェは多数あり
バラエティに富んでいます!
ここは以前少しだけ取引があった蔵元ですが、未入荷で個性的なキュヴェばかりでした。


中でもこれ!
この地の地場品種のオーバン100%のキュヴェ。
なんと現在この品種のワインを造っているのはこの蔵元のみで、その生産量はわずかに800本足らず。

味わいは程よい厚みがありながら、柔らかい果実味とミネラルの融合した高品質なもの。

これはすごいものを見つけてしまいました!

明日はいよいよアルザス北部からスタートします。
 

2017年5月17日 シャンパーニュのヴァン・ド・ペイ???
2017.05.18 [Thu] 15:25

こんにちは、阿保です。

フランス各地を巡った生産者訪問も、いよいよ今日一日となります。

今日は午前中一軒の生産者訪問のみ、


晴天の気持ち良いブルゴーニュを北上して目指すはシャンパーニュ地方のヴァン・ド・ペイ?

ちょっとマニアックなワインなのですが、これも実はすでに何度か取引した実績のある蔵元で、ラ・ヴィネの前身であるカーブ・タイユバンからですから実に15年以上の緩慢なお付き合いがあります。

シャンパーニュ地方なのに、シャブリよりも南に位置する産地で、ディジョンから約50km北にある産地で、ヴァン・ド・ペイ・オート・マルヌというワインです。生産者もほんの僅かですし、日本ではなかなかお目に掛かれないもの!


LE MUID MONTSAUGEONNAIS
そのお手頃で美味しいピノ・ノワールの赤もシャルドネの白も結構な人気なのですが、なかなか訪問できていなかった蔵元で、今回ようやく初訪問することが出来ました。

何人かの生産者が集まって、協力して蔵元を運営しています。
ここを束ねているのがドミニク・ベルナールさん。


葡萄はピノ・ノワールとシャルドネ、そしてほんの僅かのピノ・オーセロワ種。


赤ワインは比較的クラシックで頑強な腰のある味わいで、白は比較的熟したリッチ感がありながら、ミネラルの強さも感じさせ、なんとなくコート・ドールとシャブリの間的な印象です。


ワインには適度な熟成感もあり、お手頃でこれは久しぶりに味わいましたが結構な掘り出し物だと思います。

朝一の蔵元訪問を終えて、一路トロワの街へ、今日は既にラ・ヴィネからもう一人のスタッフがフランス入りしています。

今回初の買い付け出張を行うこととなった、ソムリエ下山にバトンタッチするためです。

無事にトロワに到着して、下山と交代です。


いつもそうですが、レンタカー利用での買い付け、これを降りて電車でパリに向かうときは本当にほっとします。

初めて利用するトロワの駅ですが、シャンパーニュ地方南部一の都市ですが、あまりシャンパーニュのイメージが感じられないのが不思議でした。



さて、この後はパリに移動、翌日の飛行機で帰国となります。
今回も多くの収穫に恵まれた旅となったと思います。

まだ大分先ですが、9月頃からご紹介できると思います。年末にはより多くの強力なラインアップにて皆様にお楽しみいただけるようにしていきますので、お楽しみに!!
 

フランス買い付けの旅〜シャンパーニュ地方 コート・デ・バール〜
2017.05.18 [Thu] 09:25

フランス買い付けの旅〜シャンパーニュ地方 コート・デ・バール〜

こんにちは
ラヴィネの下山です。

いよいよ本日から出張!

早朝4時半に到着したシャルルドゴール空港を後にして、パリのエスト駅
に来ました。



以前個人的に一人旅をした時以来約12年ぶりのパリ。
どこを見ても美しすぎて、自分がここに来てる実感がわきませんでした。

ひとまずTGVでシャンパーニュ地方南部のトロワへ向かいます。

前回一人旅の時はボルドー行きのTGVがストの為止まってしまいましたが、
そんなことはもちろんなくすんなりと約1時間半ほどで到着。

阿保さんとここで待ち合わせとなってますがしばらくトロワを散策しました。



やはり旧市街がいいですね。お約束の教会へ入り心を清めてから街を体で感じました。

阿保さんと合流!
長旅お疲れ様でした!

軽く引き継ぎをしてから早速僕の第一回目の訪問先であるコート・デ・バールへ
向かいます!

一件目は以前ラヴィネでお付き合いがあったセル・シュール・ウルス村のシャンパーニュ・ド・ロズィエです。

体はごっつくて気の優しい当主のフィリップさん。



地下のリザーヴワインのセラーでは写真撮影は出来ませんでしたが、
この地の優れたピノ・ワールとシャルドネの原酒をテイスティングさせてもらいました。

最後に出してくれたとっておきの2002年。


うーんやっぱり別格のポテンシャルを感じ、フィリップさんもこれが本当のシャンパーニュだよ!と興奮気味でした!!

確かにすべての要素がハイレベルで余韻も長い。


そこの奥にいる当主のでかい愛犬も、最初は攻撃態勢全開でしたが
すぐに落ち着き、優しい目になってこっちをみていました。

あっという間に時間となり次の訪問先へ。

お次は車で10ぐらいの距離にあるヴァンサン・クシュに訪問です。
当主は畑の作業に出ている為、秘書のマガリさんが対応してくれました。



ラヴィネでも何度もご紹介しているこの蔵元の各キュヴェは、やはり抜群のクオリティです。

ほぼすべてのキュヴェが比較的若い原酒をブレンドしているのにもかかわらず、複雑性と長い余韻に満ちています。
上級キュヴェなどにはそれぞれ当主がシャンパーニュから感じるインスピレーションにちなんだ名前を付けているんだとか。

以前ラヴィネで入荷したサンサシオンミレジメ1997年のほかに僅かに1995年が残っているのと事で、それも分けてもらえることになりました!


テイスティングのあとは僕が一番楽しみにしていた畑へ!

先ほどの蔵と同様この蔵もピノ・ノワールとシャルドネを使用していますが。
ピノ・ノワールは本拠地であるここビクスイユ村のものを使用。
シャルドネはあのコート・デ・ブランとほぼ同じ土壌のモングーの丘のものを使用しています。

今回はその畑は見れませんでしたが、このビクスイユの素晴らしい南東から真南向き
畑を案内してもらいました。



「うちの区画はビオだから隣のほかの畑とはいろいろとちがうんですよ」と、マガリさん。

うーんなるほど。



最後はお子さんを迎えに行く時間があるのでと急ぎ気味ながらも、
限界ぎりぎりまでしっかりと案内してくれたマガリさんに感謝です。

今後のクシュのシャンパーニュがますます楽しみです。

明日はトロワから北上してコード・デ・ブランのアヴィゼからスタートします!
 

2017年5月16日 サヴォワ地方〜ブルゴーニュ
2017.05.17 [Wed] 07:47

こんにちは、阿保です。

今日の朝も晴天、ブルジェ湖の向こうに、エクス・レ・バンの街を臨む絶景を後に、南部シャンベリー近郊の生産者巡りです。


一軒目はシャンベリーの大きな街を越えてすぐのシニャン村の生産者を訪問です。

LA COMBE DES GRAND'VIGNES
実は10年程前に何度か取り扱いのあった人気生産者のワインです。



今回ご縁があり、訪問することが出来ました。
早速ドニ・ベルトリエとご夫人が対応してくれましたが、どれも素晴らしい出来栄えです。


南仏の白ワイン用高貴品種であるルーサンヌ(サヴォワ地方ではベルジュロン種)で仕込まれた濃厚でリッチな味わいの白はさすがに満足度抜群。

そして特徴的なのは、同じく南仏系品種であるシラー系統のモンドゥーズ種で仕込まれる赤ワイン。非常に野性味が強く力強いタンニンに支えられた独特の味わいですが、驚くほどアルコールの強さがなく、とてもエレガントな印象です。

畑も絶好の立地、シニャン村の特に優れた南向きの急斜面、サンタンテルム。
南の対面には有名なモン・ドゥ・シャーの切り立った山も凄い眺めです。


さて、サヴォワ地方最後の訪問先となるのが、このにこやかな親子ルイ・マニャンです。


ラ・ヴィネがカーブ・タイユバンとして営業していたころからのお付き合い。
個人としても、2008年に初訪問して以来、久しぶりの訪問となります。

久しぶりに味わったワインはどれも素晴らしく、やはりこの地方でもトップクラスの生産者であることを再確認することとなりました。いや〜さすがに別格ですね。

本当に人柄もよく、ひっきりなしの来客は、その人柄に惚れたような地元の方たちとレストラン関係者ばかり。奥様との掛け合い漫才のような会話も微笑ましい感じでした。



しかし最近は生産者もよくこのコラヴァン使ってます。実用性もあるようですが、どちらかというと楽しくて使用している感じです。ここでも不器用な息子にルイが使い方をレクチャーしてました。



急ぎ足のサヴォワ地方巡りも終わり、この後は一路ブルゴーニュ。


約3時間の移動でようやくボーヌ到着。
懇意にしているネゴシアンと軽い打ち合わせの後は、重要な任務でサントネイ村へ

そうです!お馴染みフルーロ・ラローズ訪問。
ここにはラ・ヴィネの名前が入るオスピス・ド・ボーヌの赤ワインが熟成されているのです。

そろそろ瓶詰めということで、味わいの最終チェック。
まだ瓶詰めもされていないので、細かな味わいの話をしても仕方ないと思いますが、とにかく濃厚な仕上がりで、美味しいことは間違いありません!


そしてここでもコラヴァン使ってましたが、結構楽しいです!

今日はこちらフルーロ・ラローズで食事をさせてもらいました。
久美子さんの作る手料理と、ニコラさんのスペシャリテというフォアグラのソテーを!



美味しい料理とワインで今日の疲れもなんとか癒されました。
久美子さん、ニコラさん、ごちそう様でした〜。

明日はいよいよ最終日、蔵元訪問は一軒のみ、
その後はパリへ移動して翌日帰国となります。
 

2017年5月15日 サヴォワ地方 レマン湖〜フランジ
2017.05.16 [Tue] 07:39

こんにちは、阿保です。

雄大なアルプスを背にして、青く澄んだレマン湖を見下ろすとサヴォワ地方の雄大な大自然にただただ圧倒されます。


本当にリゾート感満載ですが、今日も朝早くから生産者訪問です。こんなところでワインを造っている生産農家の気持ちってどんなもんなんだろうかと気になりますね。


さて、今日はエビアンの隣村トノン・レ・バンに唯一ある蔵元を訪問。
ここも負けず劣らずミネラルウォーターの有名な村です。


レマン湖畔に佇む中世のお城と葡萄畑が印象的なリパイユ。ここの蔵元のみであるため、このクリュは蔵元のためにのみあるようなもの。


マダムと共に、手入れの行き届いた中庭で試飲。観光目的で年間400万人も訪れるという歴史的シャトーの中庭も凄いです。


この後は、もう少し西に行った同じくレマン湖畔に位置する蔵元を訪問。こちらもとても古い1000年以上もの昔に建設された塔が残る蔵元。


こちらは10年ほど前に何度かラ・ヴィネでもご紹介していた蔵元シャトー・ラ・トゥール・ド・マリニャン。


今回ご縁があり、蔵元を訪問することが出来ました。
ここもサヴォワ地方最北部である『バ・シャブレ地区』であり、葡萄はシャスラ種が重要な白葡萄品種となります。
サヴォワの有名なクリュのひとつでマリニャンというワイン。蔵元の名前でもあり、同じ名前を関した由緒ある蔵元です。

ここでは相変わらず有機栽培を行い、しっかりと熟成させたワインが多く、一般的には清涼感が勝るシャスラ種でありながら熟成由来の黄色い色合いと、味わい深さが加わって、非常に興味深いものとなっています。

ここでは『ラ・シェーヴル』という特徴的なスパークリングも初めて味わいましたが、これはまた凄い!バニラやラム酒をブレンドしたもので、本来この樽からすごい勢いで噴射された液体が泡立った状態で一気に飲むのが良いそうで、これが確かにヤギのミルクのような味わいを感じさせるからまたびっくりです。200年以上の歴史あるサヴォワ地方伝統のお酒だそうです。


お昼は蔵元がおすすめするこの地の美味しいレストランで、レマン湖の魚を食べましたが、確かに素晴らしい!季節感のあるモリーユ茸とプチ・ポワを用いた料理は美味しい!


そして午後はここからもう少し南下、有名な高級リゾート地のエクス・レ・バンの北側に位置する小さなワイン産地『フランジー』を訪問。

なんと!生産者は5〜6人のみだそうです。

そんな蔵元のひとつ若手フロランスが造るワインはなかなかの掘り出し物。ラ・ヴィネでもご紹介するオーヴェルニュ地方の優れた若手生産者イヴァン・ベルナールと親しいということで今回訪問OKしてくれたところ。


さすがに負けず劣らずのビオディナミスト。そのルーセット種を用いたリッチで華やかな美味しさは、一般的なものよりも一回り二回り大きなワインで、清涼感をしっかりと残しながらも非常に味わい深いところが印象的でした。

しかし生産量は僅かで、畑2.5haのみ!これはワイン造りのみでは現実的に生活できないレベル。このひともやはり週3日間は別な仕事をしているそうですが、何ともワインの素晴らしさに驚かされました。

この後はもう一軒、フランジーの蔵元訪問。こちらはよりトラディショナルなフランジーで、ルーセット種の白を3種リリース。清涼感たっぷりのもの、熟成期間がやや長く蜜っぽさの出てきているもの、そして樽熟成されたもの、それぞれ三者三様の味わいが魅力。


ちなみに、樽熟成用の樽は有名なブルゴーニュのサン・トーバン生産者から使い込んだ古樽を分けてもらっているというので、「ユベール・ラミー?」って聞いたら当たってました!有名ですもんね。

ここではその真南に落ち込んでいくフランジーの素晴らしい5haのまとまった畑も見せてもらいました。


リュット・レゾネという話をしてましたが、楽しかに畑はかなり有機栽培的な印象です。


フランジー村のワイン、二軒共に魅力的な蔵元で、これから取り扱えるのが楽しみです。

今日も精力的にサヴォワ地方の生産者を巡りましたが、最終目的地のホテルに到着。


高級リゾート地エクス・レ・バンを湖の対岸に見る湖畔のホテル。なかなかここもサヴォワらしい雄大な景色が一望できる良いところです。まだシーズンオフでもあり、閑散としていますが、これからヴァカンスを楽しむ人々で飽和状態となることでしょう。




さて、明日は午前中サヴォワ地方最後の訪問地、南部クリューズ・ド・シャンベリー地区を巡った後はブルゴーニュに入る予定です。

明日も頑張りたいと思います。
 

2017年5月14日 日曜日の大移動
2017.05.15 [Mon] 06:21

こんにちは、阿保です。


今日も朝から気持ちの良い青空が広がっています。
小鳥のさえずりが止まないオーヴェルジュ・ル・セドルの朝食が心地よいです。

さて、今日は日曜日ということで、基本的に生産者訪問はできませんので、この日を利用して南仏からフランス東部のサヴォワ地方に大移動します。

こんな日は、本当だったら真南に下ったところに直ぐある地中海のリゾート地Seteにでも立ち寄ってみたいものですが、移動に時間も掛かるので残念ながら我慢です!

宿泊地はモンペリエの北部に位置するワインの銘醸地ピク・サン・ルー。せっかくここまで来たので、最近会っていなかったドメーヌ・ド・ロルチュのマルタンにちょっとだけご挨拶。


相変わらず『いい人感』が半端じゃないです。


ちょっとのつもりでしたが、カーヴ見てテイステイングもしっかりさせてもらいました。ここのワインはほんとアルコール感穏やかで上品な味わいです。(新しいカーヴと複合施設の計画模型もありました。)


有名な石灰岩の山がピク・サン・ルー。


この後は高速道路をひたすら北上しサヴォワ地方まで約4時間で到着。
ここはエクス・レ・バンにほど近いワイン造りの盛んな村ジョンジューです。

ここでもせっかくなので、日曜日の迷惑を顧みずに、お付き合いのある生産者を訪問。


2007年に訪問して以来、お付き合いある蔵元ユジェンヌ・カレルのオリヴィエ。


最近になって再婚したようで、10年前とは程遠い恰幅のよいグルマン体型にびっくり!


ワインはとっても素晴らしく、キンメリジャンと呼ばれるシャブリと同じ石灰質の地層から特徴的なワインを生み出す『マレステル』も秀逸。中でもマレステルでありながら、特殊な粘土質の土壌から生み出されるスペシャルクラスも登場。これはマニアックですが、興味深いです。


この後は更に北上して最終目的地のレマン湖畔まで、


世界一有名なミネラルウォーターを源泉掛け流し状態の贅沢に、無料、フリーフローで味わいました。


皆さん、エヴィアンに行くことがあったら道路にある滴のサインを辿ると誰でも味わえますので、覚えておいてください。


食後のカフェにはこんなエヴィアンが付いてきました。

明日はこのサヴォワ地方でも『バ・シャブレ地区』と呼ばれるレマン湖周辺の産地を巡っていきます。

ちなみに、エヴィアンのホテルは超高価なので、隣村アルモワの山小屋風ホテルに宿泊してます。