キャバクラ経営者起訴 2億8千万円脱税(産経新聞)

May 27 [Thu], 2010, 19:37
 ホステスらの給与から天引きした源泉所得税など計約2億8千万円を脱税したとして、東京地検特捜部は26日、所得税法違反などの罪でキャバクラ経営会社「ティーアンドシープロデュース」(東京都豊島区)社長、鈴木武将容疑者(31)と法人としての同社を起訴した。

 起訴状などによると、鈴木被告は平成20年6月までの1年半、従業員の給与から源泉徴収した所得税約1億6千万円を納付しなかったほか、20年3月までの3年間、売り上げの一部を除外するなどして消費税と地方消費税計約1億2100万円を脱税したとされる。

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携帯操作に夢中で気づかず?電車に接触、重傷(読売新聞)

May 21 [Fri], 2010, 16:26
 18日午前10時10分頃、東京都中野区のJR東中野駅で、都内の30歳代の女性が中央線下りホームに入ってきた千葉発三鷹行きの各駅停車(10両編成)の後ろから3、4両目付近に接触。

 女性は左側頭部を強打しており重傷という。警視庁中野署幹部によると、ホームにいた人たちが事故直前、女性が携帯電話を操作しながら前のめりでホームの端に立っているのを目撃しており、同署は女性が携帯電話の操作に夢中になり電車に気づかなかった可能性もあるとみている。JR東日本によると、同線下り線5本に遅れが生じ、約1500人に影響した。

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幻の「紀州東照宮・御船歌」復活 江戸初期とどめる30年前の音源(産経新聞)

May 17 [Mon], 2010, 18:36
 江戸時代から続く紀州東照宮(和歌山市和歌浦西)の例祭「和歌祭」の練り物の1つ、「唐船(とうぶね)」で歌われた「御船歌(おふなうた)」が16日の祭で、約30年ぶりに復活する。昨年9月に音源が見つかり、「眠らせておくのはもったいない。歌い継ぎたい」と地元の有志が「御船歌部」を作って練習に励んできた。太鼓に合わせ、「ヨーイヤサー」を力強く繰り返し、和歌浦の名所などを歌うめでたい歌が街に響く。

 「和歌祭」は紀州東照宮創設の翌年、元和8(1622)年に始まった。メーンの神輿(みこし)渡御には、薙刀振(なぎなたふり)、雑賀(さいか)踊など、全国の東照宮の祭りに例がないほど多くの伝統芸能が登場することで知られる。中でも華やかなのが竜頭のある「唐船」で、これを引き回して歌われたのが「御船歌」だった。しかし、時代とともに歌い手が減り、昭和50年代後半を最後に祭りから歌だけが消えた。

 そんな中、昨年9月に県教委の無形民俗文化財の記録調査で、文化遺産課の蘇理(そり)剛志さん(33)が歌の音源を収録したテープを見つけた。御船歌を構成する「長唄」「端唄」「せり唄」「やれ節」の、「長唄」を除く3曲が入っていた。

 歌はゆったりしたリズムで、歌詞には「ヤレ一にゃ権現二にゃ玉津島…アーヨーイヨイヨーイヤサー」など、和歌浦の名所旧跡や情景が歌い込まれている。

 微妙な音のひねりや声の伸ばし方にまで規則性があり、蘇理さんは「ここまで技巧が凝らされたものは珍しい」と驚き、「眠らせておくのはもったいない」と、昨年12月に友人らと「御船歌部」を結成。実際に歌っていた人や、聴いた人の協力を受け、大学生や地元住民約10人も集まり、復活に向けた取り組みにつながった。

 太鼓を担当する和歌山大4年、須山恵里さん(22)は「打ち方が独特でいい音を出すのは難しい」。歌を指導する和歌山市西浜の松平寿彦さん(62)は「若者の熱意に、伝えずにおれない。今後が楽しみ」と目を細める。

 和歌祭に詳しい和歌山大教育学部の米田頼司准教授は「御船歌は江戸初期の原形をとどめている点で非常に貴重。復活は、祭りが活気づく機会にもなる」と話している。

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福岡の女性切断遺体 バラバラにつきまとう“誤算”(産経新聞)

May 13 [Thu], 2010, 0:52
【衝撃事件の核心】

 ごく普通の生活を送っていた女性はなぜ切り刻まれ、海に投げ捨てられなければならなかったのか。福岡市博多区の会社員、諸賀(もろが)礼子さん=当時(32)=のバラバラ遺体の一部が最初に博多湾で見つかってから、2カ月が経過しようとしている。「交通トラブル」など不審な点が判明したほか、失踪(しっそう)後に諸賀さんの腕時計を質入れした男が別の事件で逮捕されたが、諸賀さんの事件での容疑者逮捕には至っていない。切断遺体、諸賀さん方の状況などから浮かび上がる犯人像とは…。

■隠す目的のはずが…高まる発覚の可能性

 「腕時計は拾った」

 4月28日に別の窃盗事件で福岡県警に逮捕された福岡市内に住む30代のアルバイトの男は、取調室で対峙(たいじ)する捜査員にこう釈明した。男が「拾った」と主張する腕時計はギリシャのブランド品で、男は腕時計を福岡県内の質店で換金していた。製造番号とDNA型鑑定から判明した腕時計の所有者は、無残な姿で発見された諸賀さんだった。

 博多湾の真ん中に浮かび、福岡市内の渡船場からフェリーで約10分の能古島(のこのしま)。周囲約12キロ、人口約800人と小さな島では、春は菜の花、秋はコスモスと季節の花々が咲き、潮干狩りのシーズンなどには海岸が観光客でにぎわう。

 「最後の無頼派」作家と呼ばれる檀一雄が晩年を過ごした島としても知られる能古島。この風光明媚(めいび)な島の海岸で3月15日、下腹部から大腿(だいたい)部にかけての遺体の一部が流れ着いているのが見つかった。鋭利な刃物のようなもので切断されていた遺体。その後の捜査で、遺体は諸賀さんであることが確認された。

 4月9日には能古島から約9キロの場所にある福岡市中央区の福岡競艇場のコースと海を区切る遮蔽(しゃへい)壁付近で、両腕が入ったゴミ袋が見つかる。

 さらに14日と15日には、福岡市中央区那の津の博多港・須崎ふ頭付近で、胴体と頭部が相次いで見つかった。県警は両腕がゴミ袋に入れられていたことや、腰の損傷が少ないことから、犯人が切断遺体を複数のゴミ袋に分けて博多湾に遺棄したとみている。

 遺体を刃物で切り離すバラバラ事件は猟奇的なイメージを受けるが、専門家はその手口からどのような犯人像を思い描くのか。

 「特殊な遺体の状態から特別な動機があると思われがちだが、被害者の身元を分からなくするためだったり、遺体を隠して事件が発覚しないようにするための隠蔽(いんぺい)の努力だ」

 精神科医で、筑波大名誉教授の小田晋氏(犯罪病理学)はこのように動機を指摘。犯人は顔見知りなど身近な人物である可能性が高いと分析する。

 事実、東京都渋谷区のマンションで平成18年、外資系金融会社の男性社員=当時(30)=が殺害された事件では、殺害した妻が犯行現場となった自宅から遺体を持ち出す手段として切断していた。

 また、東京都江東区のマンションで20年4月、住人の女性会社員=当時(23)=が殺害された事件では、2部屋隣に住む男が乱暴目的で自室に連れ込んで監禁した後、女性を捜索する警察官の目を欺くために遺体を細かくバラバラに切断して、トイレから流すなどしていた。

 「遺体を放置しておくと困る。とにかく隠したい。隠したいけど、遺体がこのままだと見つかりやすい。なら切断してしまおう」

 警視庁の捜査幹部はバラバラ事件に走る犯人の心理をこう表現する。だが、その手口には一つの誤算がつきまとう。

 「ホシ(犯人)は犯罪行為を消し去ろうと考えて遺体をバラバラにする。だがバラバラにしてあちらこちらに捨てれば、ホシの狙いとは逆にそれだけ遺体が見つかる可能性は高まる。そして切断遺体が見つかれば、『こりゃ事件だ』となる」

■室内に血痕なし 連れ出された後に殺害か

 JR博多駅から約500メートルの場所にある2階建てアパートの2階に諸賀さんは住んでいた。

 諸賀さんは福岡市内の医薬品卸会社に勤務。3月5日午後7時ごろに勤務先を出ており、通勤に使っていた車は自宅アパート近くの駐車場に止められていたことが確認されている。自宅アパートからは仕事で使う携帯電話が見つかっており、諸賀さんは一度は帰宅したとみられる。

 だが翌6日午前5時ごろ、会社の同僚がゴルフに行くために諸賀さん方を訪れたが、インターホンを押しても応答はなかった。

 捜査関係者によると、諸賀さん方の玄関は施錠されており、室内に物色したような形跡はなく、カバンや財布、通帳も残されていた。土足で侵入したり、激しく争ったりしたような跡はなかった。ただ室内の窓ガラスが内側から割れており、転倒したゴルフバッグが当たったとみられることから、諸賀さんが誰かともみ合うなどした可能性はあるという。

 しかし、血痕は検出されていないとされており、県警は部屋以外の場所で殺害され、切断された疑いが強いとみている。この見方について小田氏がこう補足説明する。

 「遺体を切断するには時間がかかり、血も流れる。犯人は他人に邪魔されずにゆっくり作業ができる自宅か、自分の縄張りとなっている何らかの場所で遺体をバラバラにしたのだろう」

 一度は帰宅したとみられる諸賀さんは生きた状態で、財布を置いたまま部屋から姿を消して殺害された可能性が高い。

 考えられる状況は、自らの意志で外出した後に事件に巻き込まれたか、顔見知りの犯人に言葉巧みに連れ出されたか、あるいは脅されるなどして抵抗できない状態で連れ去られたか−。

 江東区で女性が殺害された事件では、2部屋隣に住む男が帰宅してきた女性に刃物を突きつけて、自分の部屋に連れ込んでいた。

 諸賀さんの私用の携帯電話は未発見だが、県警が通話履歴を調べたところ、相手が不明なものはなかったという。諸賀さんがいったん帰宅した後、再び部屋を出た経緯の解明が捜査の焦点の一つになりそうだ。

■「警戒して帰る」 日記につづられた不安

 「温厚で責任感が強く、後輩の面倒見も良かった」

 勤務先の関係者は諸賀さんの人柄をこう話す。諸賀さんは平成12年4月に入社。営業を担当し、最近は約30カ所の医療機関を受け持ち、医薬品を納入するなどしていた。700人以上の営業社員の中でも成績が上位になることがあり、将来の幹部候補として期待されていた。

 社内だけでなく、顧客からの信頼も厚かったという諸賀さん。会社関係者は「諸賀さんがトラブルを抱えていたという話は聞いたことがない」と話す。

 だが事件発覚後、諸賀さんが書き込んでいたインターネットの会員制サイト「mixi(ミクシィ)」の日記に注目が集まる。

 『相手の方は任意保険に入ってないらしく、バイクの修理を全部私の方の保険で負担して欲しいと言う』

 『しまいには私の家まで行くと言い出したそうなので、弁護士を立てました』

 『本人らしき人がうろついてるのを見たから、(中略)その後もかなり警戒して帰ってきてます』

 書き込みによると、諸賀さんは昨年11月、帰宅途中に交差点でオートバイと事故を起こし、その相手とトラブルになっていたが、この交通トラブルと事件との関連は不明だ。

 また、3月上旬には、自宅アパート前の路上で男女が言い争う声を近所の住民が聞いていたという。

 県警は交友関係を調べてトラブルの有無を洗い出すとともに、所持品でなくなっているものがないかを捜査してきた。その結果、諸賀さん失踪後に腕時計を換金していた冒頭の男が捜査線上に浮かんだ。

 男の逮捕容疑は昨年、勤務先の会社から液晶テレビを盗んだとしている。県警はこの逮捕容疑の裏付け捜査を行うとともに、諸賀さんとの接点を含め事件との関連を慎重に調べるとみられる。

 諸賀さんの足はいまだに見つかっていない。知人男性は「遺族の悲しみを考えると、言葉にならない」と漏らした。

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