複数転居で敷金扶助、引っ越し費も捏造受給か 貧困ビズの自称NPO(産経新聞)

June 01 [Tue], 2010, 10:37
 生活保護受給者が転居したように装い、自称NPO法人「あけぼのの会」(旧あしたばの会北大阪支部)が大阪市から住宅扶助を詐取したとされる事件で、同会代表の畑勲容疑者(47)=詐欺容疑で逮捕=らに勧誘されたほかの複数の受給者が、大阪市に転居の申請を行い、引っ越しに伴う敷金(礼金)扶助を受け取っていたことが31日、市関係者の話で分かった。

 公費で負担される引っ越し費用を、畑容疑者自身が経営する運送会社名義で請求するケースがあったことも判明。この会社は運送事業者の許可・届け出がなく、実体がなかった可能性が高い。府警は31日午後、詐欺容疑で畑容疑者ら3人を送検。同会が入居契約書や見積書を捏造(ねつぞう)し、敷金扶助や引っ越し代の不正受給を繰り返していたとみて、解明を進めている。

 市関係者らによると、同会は昨年10月以降、少なくとも約20人の保護申請に関与し、家賃支給の上限額(4万2千円)より割高なUR賃貸住宅などをあっせん。生活保護の受給が決まると、すぐに「家賃が安いところに引っ越したい」と申請させ、敷金扶助をもらっていたという。

 逮捕された山本一人容疑者(46)も昨年10月、大阪市西淀川区のUR賃貸住宅を住所として生活保護を受け、翌11月に「家賃の安い神戸市の物件に移る」と市に届け出ていた。

 生活保護の受給者が支給上限を超える物件に住んでいると、自治体側が転居を求めることが多く、山本容疑者も市から転居指導を受けていた。府警はうその転居申請をスムーズに受理させるため、同会が割高な物件に受給者を住ませていたとみている。

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