“矢島美容室” 

2010年07月15日(木) 3時14分



矢島美容室の映画主題歌、どこまでもポップなPVと曲調がかなりいい。
とんねるず歌うまいし。
ポップスはもっと管楽器と融合するべき。
とshakeの時も思った。



“スペイン×オランダ” 

2010年07月13日(火) 2時30分




決勝の予想が当たった。
っていっても、ちょっと幸運の転がる先が違った、程度のものでした。
オランダは引いて守るスタイルが自分達に向いていないという事をはっきり解っていて、
最初から最後まできつくプレスを掛けてました。
あれだけプレスを掛けてると大体後半半ばに息切れするものですが、
ロスタイムまでやりきりました。素晴らしくタフでした。
大会ナンバーワンのプレス精度だったと思います。
前線から連動したプレスを掛ける事によって、
飛び出しに弱いDFラインの欠陥をほぼカバー。
スペインの周りのサポートが少し遅かったのも相まって、
試合を通してこれまでにないほどスペインにパスミスが起こりました。
シャビがボールを失うシーンなんてこれまで殆どなかったですが。

オランダのゲームプランは殆ど完璧でしたし、
実際のゲームもオランダのプラン通りに推移しましたが、
ただ一点ロッベンの決定力だけが誤算だった。
あれだけの猛威をふるっていたロッベンが
正しく機能する事を前提としたプランだっただけに、
らしくなかったと言わざるを得ない。
90分闘って、更に30分闘う力はオランダには残っていなかった。
ハイティンガの退場はそれをこれでもかと象徴していた。
ファンペルシーは最後までノーフィットだったなぁ。
可哀想だと思う。フンテラールどうしたんだ。


スペインの凄さは何と言っても、スコアレスの後半において、
ボールを持つことがそのまま守備行動になっていたという点。
あれほどボール保持に信頼性の高いチームになると、
それがイコールで結ばれてしまって果てしなく効率が良い。
決定率の悪さも、シュートを打つことが
守備行動を兼ねているとすれば全く問題にならない。
それがパスサッカーの頂点にいるスペインの強み。
そしてそれはその場面に至るまで失点せずに凌ぐ事のできる
強固なディフェンスあってこそだった。
事実、決勝トーナメントに入って強豪と当たるようになってからは、
0−0から後半こじあけるという展開が続いた。
このバランスの良さは全く以て王者にふさわしい。
しかし一方で、今大会中に、スイス、オランダといったチームが
先取点と飽くことなきプレッシングによって
スペイン打破に道筋をつけたと言えなくもない。
少なくとも、研究と、それを実行するチームによってはスペインは
十分に負けるチームと言えます。
しかしバルセロナと親和性が高く各クラブの育成組織も活発なスペインのパスサッカーは、
人材の質の低下による弱体化ということは当分考えられない。
当然世代交代による一時的な後退はあるでしょうし、
ビジャがスペインサッカーが実を結ぶための最大のピースだった事は否めないので、
今後大会で優勝するためにそれが課題になる事も間違いない。
それでもこれまでよりも一段上のレベルを保っていくと思う。
なぜ一段上かというと、今回の連覇でスペインは、
チームの潜在能力を、その時そのチームに所属している選手が
きちんと信頼する事ができるようになった思うから。
ブラジルやドイツなんかは、自チームの潜在能力の高さを知っているからこそ
微妙に変化しながら勝って行けるのだと思う。
それをスペインもこの先できる気がする。
つまり、スペインはこのワールドカップでついに
常勝国と呼ばれるための要素が揃ったと言える。
少なくとも以降「黄金時代」と称される事は間違いない数年間を目撃した事に、
深い感動を覚えました。



“ウルグアイ×オランダ” 

2010年07月09日(金) 1時24分



この試合、少しだけ良いプレーを見せたファンペルシー。
例によって不調が囁かれていますが、
守備重視の戦術が大勢を占める今大会にあって、
彼に求められている、
中央で球を受けてためて周りを活かすか、
強引に自分で突破というプレーは本来彼向きではないと思います。
前の選手を活かしたり、表のスペースで球を受けるのが得意な選手ですし、
個人的にはシャドーストライカー。
アーセナルでも、アンリ、
アデバヨールと組んでいた時がアシスト数もゴール数も多かったはず。
しかし代表で2トップを採用しようとすると
攻撃の切り札であるロッベンが使いにくくなる事や、
攻守に運動量が期待できるカイトを左サイドで使いたいという事情から
彼が得点し辛いプレーを求められているのが現状でしょう。
まして、ロッベンのプレーエリアを侵害するという理由で
サイドにも流れる事ができない。まぁペルシが中央からいなくなったら
中央誰もいないですけど。
フンテラールじゃ駄目なのかな?と思うんですが、
不勉強なので解りません。

そして冴えっぱなしのスナイデル、ロッベン。
スナイデルはまたしても強引なシュートで追加点を挙げ、
ロッベンはシュートこそ打たせてもらえないものの、
ちくちくちくちく突っかけてディフェンスに嫌がらせをし続けた。
この二人がここまで強引さを発揮できるのは、
恐らくお家芸の斬鉄カウンターがあるから。
オランダと対戦するチームはカウンター警戒で
失点するリスクを回避しますが、
今回のオランダはそこをこじ開ける事で優位に立つ事ができた。
この二人の強引さを下地に接戦を制してきた事が、
オランダにかつてない結束と泥臭さ、勝負強さをもたらしているのでは。

オランダの攻撃は
スナイデルからロッベン、ロッベン突っ掛ける、守備組織攪乱、
中央へのパスかクロスの2拓。これがほとんどでした。
オランダの攻撃は組み立てからフィニッシュまでスナイデルとロッベン。
後はカイトからのクロスぐらい。
しかしそれでも勝つ所が今回のオランダの強さ。
攻守に自分達の泥臭さを信頼できている事が今回のオランダの強さでしょう。
封じ込めを自分の力で弾き返してきた所にはかつてないしぶとさを感じます。
黒子に徹しているカイトがまたシブイ。

ウルグアイはスアレスの欠場がやはり痛かった。
攻撃における選択肢の少なさは如何ともしがたかったです。
フォルランを筆頭に強力な攻撃を繰り出していましたが、
やはり先行されたのが痛かった。
カバーニはスアレスの穴を埋めるには至らず。
ルガーノもいなかったということで、既に満身創痍の状態でした。
監督は同点になった後次の一点を取りに行っても良かったと思いますが。
しかし、大エースのフォルランが退いた後も、
ロスタイムの素晴らしい得点でしっかり反発力を見せた所は素晴らしかった。
あのまま負けていたら、多方面から
「ラッキーで勝ち上がってきたチーム」というレッテルを張られていた事でしょう。
ウルグアイの戦術は
メンバーの充実振りからして今大会で完成を迎えたと思いますし、
フォルランが引退したら一気に低迷する気もしてましたが、
この大会をきっかけに、
先取点を取られてからの反発力を更に育てる事ができるのでは。
というのは誇大妄想でしょうか。

最後に決勝の予想を。
オランダがスペインに攻守で格の違いを見せつけられて負けます。


“ドイツ×アルゼンチン” 

2010年07月04日(日) 21時36分



とんでもない試合でした。
失点してもいいからとにかく点を取るというアルゼンチンと、
先制した後はバランスを取りながら攻め、
更に加点後にはカウンターに切り替えていったドイツ。
両者の思惑が一致するとあそこまでのゲームになるものか。
押し込んで押し込んだアルゼンチンですが、
振り返ってみれば4失点。
完全に掌の上でした。
前半は良いシーンもありましたが、
後半はドイツが徹底してスペースを消したため、
ドリブラーが多いアルゼンチンは殆ど中に入れませんでした。
中に入ったとしても、エリア内がドイツのDFで溢れていたり、
コースをきっちり消されて無理なシュートを打たされたりでした。
すると、段々と中の崩しをメッシのプレーに頼るようになってしまい、
ドイツとしてはより守りやすくなってしまった感じ。
クロスをあげようにも、あの屈強なDF陣相手にイグアイン一人では厳しい上に、
サイドにもドリブラーが張っているので、
素早いクロスを上げるという事を全くしなかった。
そうしてる間に中をガチガチにされ、悉く跳ね返された。
この問題はちょっとスペインに通じるものを感じました。
そもそも今大会通して、溜めてからのクロスで点が入ってるシーンを殆ど見てない。
カウンターではちょいちょい見るけど。
まず守備から、という今の流行を反映しての結果でしょうね。
そして気になっていた守備面。これも不足が露呈してました。
スピードで抜かれるシーンの多い事。
些かDFの質に偏りがあった事は否めないのでは。
アルゼンチンはサッカーのスタイルからして
先行されると厳しいのではという事は思ってましたが、
ましてその相手がパッションの迸るゲルマン軍団相手ではどうしようもなかったですね。
後半GKと一対一になるようなシーンは終ぞ無かったです。
最後の最後でメッシのプレーに依存したアルゼンチン。
心中でした。

ジャーマニーはイングランド戦と同じ展開だったので、
かなりやりやすかったはず。
そのためか、意思統一が素晴らしかった。
この時間帯はどれぐらい攻めるのか守るのか、
それが恐ろしくハッキリしていて、まるで映画のシーンが変わるように、
サッカーのスタイルが状況に合わせて変化していた。
特に良かったのがシュバ。
サイドバックだったのが信じられないぐらいのゲームコントロール。
そのボランチとしての逞しさ、戦術理解、
攻守の天秤を担う実力には本当に驚きを隠せない。
選手個々が状況を同一に理解して、
その時望まれるプレーを全員ができる事が今のドイツの強さ。
組織力では間違いなく今大会ナンバーワン。
スペインどうなっちゃうんでしょう。

そして、最後まで攻守にパワフルなプレーを見せ続け、
アルゼンチンの魂と化していたテベスには
心から拍手を送りたい。

スペイン×ポルトガル 

2010年07月01日(木) 3時13分



スペインは2年前よりも攻めのオプションが増えた分、
崩し方に余り拘っていないように見えました。
裏あり、サイド攻撃あり、パワープレーありと、選択肢が豊富。
今大会スペインはとにかくボールを持つ展開が多いです。
相手チームもそれに納得しているので、気にせず持たせる。
ある種横綱相撲と言えるかも。
前からプレッシャーかけてくるチームが少ないので、
スペースも生まれ辛く、スピード感は失われています。
そうなると攻めが単調になってフラストレーションがたまるのが
ポゼッションサッカーを志向するチームのいつもの崩れ方ですが、
スペインが他のそういったチームと違うのは、
決定力抜群且つ我の強いFWが前線に構えている点。
即ちビジャの存在。
彼は時折パスをもらうとほぼ100%つっかけていき、
半分ぐらいの確率でミドルレンジのシュートまで持っていく。
そういうビジャのプレーが一つ攻撃の「締め」を担っていて、
チームの攻撃に区切りを与えている。
スペインはビジャという弾丸を手に入れた銃のように感じる。
他の似たチームが空砲を構えている中で(例えばかつての日本とか)、
スペインにはビジャがいる。これは何よりもデカイ。
チーム全体で弾丸を込めて
最後にしばしば実弾ぶっぱなせている事が、
スペインがフラストレーション無くパスを回せる理由の一つだと思う。
殆どと言ってもいいかもしれない。
事実、ポルトガル戦も結局チャンスは殆どビジャが作ってたし。
スペインは崩し方に拘っていないと書きましたけど、
崩すことそのものにはやはり拘ってるなあと感じました。
ラモスもヘススナバスもすぐクロスをあげるという事はまずしないで、
しつこいほどに抜こうとする。
シャビは良い所が見つかるまで何回でも動きなおす。
とにかく狭いスペースへボールを通そうする。
そういう所に、ちょっと先鋭化の果ての恐竜化の兆候があるようなないような。
その意味では、
デルボスケがジョレンテをチョイスしたのは良い判断だったと思います。
スペイン、クロスがバカバカ上がる割には、
悲しいほどそこから点が入る気がしませんでしたが、
ジョレンテが入ってからはクロスに「意味」が生まれた感じがしましたね。
逆に、それまでのクロスの実の結ばなさはちょっと問題なレベルでした。
相手チームはスペインの中からの崩しを警戒して中固めまくりますから、
外に開いてクロスを上げてもジョレンテが居ない限り意味は無いような。
ましてブラジルやアルゼンチンなおさら。
それなら、外に開いて、ラモスやらが突っかけて、
再びバイタルエリアのちょっと外側にいる味方へ、
という、中、外、中の繰り返しの方がいいです多分。
さもなくば早めのクロスでしょうね。
その辺は多分デルボスケも解ってるんでしょうけど。
個人的にはシルバに活躍してほしいので、
スピード感が戻るといいなあと思います。
アルゼンチンもドイツも引いて守る事はしそうにないので、
出番あるかもしれませんね。

それにしてもシャビとビジャの先鋭化は凄いもんだ。
チームの中での役割という意味では、
あんなに役割に特化し得たプレーヤーも珍しいのではないか。
ロナウドと対比すると、やっぱり恵まれてるよなあと思う。
昨日の試合、ロナウドがスペインという王者を相手に
自負心を露わにしてプレーしているのを見て、
ロナウドが役割に特化する事は環境的に無理という感じがした。
今大会、
ポルトガルにも攻めのオプションが無いわけではないし、
それで試合を決める事ができるとも思うけど、
それは「ロナウドを使わない」という事であって、
ロナウドの能力を最大限に活かす事ではなかった。
ロナウド、メッシが何点取るのか?というのは大会前に散々騒がれてたけど、
サッカーがちょっと好きな人にはそれがクラブと代表を区別しない、
お門違いの話だという事は周知だった。
それよりも問題はいかに活かすか?という事だった。
その点で両チームの明暗は分かれた。
ロナウド、メッシが点を取らない(ロナウドは一点取ったけど)
という事実が当人にも周りにも何ら衝撃的では無い中で、
アルゼンチンは試合を重ねて答えを見出しつつあるような気がする。

GLの組み合わせが違えば、
ポルトガルも、ロナウドも答えを見つける事ができたかもしれません。
そういう意味では早い段階でスペイン、ブラジルと当たった事が悲劇でした。
次のユーロに期待してます。

最後に、チリ×ブラジルについて試合を見てないながら一言だけ。
チリが超攻撃的サッカーを標榜しながら、
ブラジル・スペインという、
サッカーの攻撃面においてまさに二大巨頭である両者と
早々に当たってしまった事は気の毒としか言いようが無い。
自分達のサッカーへの自信を失わない事を願ってます。

“オランダ×スロバキア” 

2010年06月29日(火) 1時50分



スロベバキア、負けるべくして負けました。
先取点を取られた後も落ち着いて攻めたまでは良かったと思いますが、
チャンスを活かしきれてなかった。
3,4回シュートシーンはありました。
しかしそれが決まっていたとして、オランダが再び攻勢に出た時、
それに耐えきれていたかどうか。
FWの決定力、スペースを見つける力、
動き出している選手を見つける力、
ポストプレーの質、スクルテルの油断、
「何か起こせ」という縦パス。
結果は力量を反映しきった適切なものと言っていいでしょう。
惜しかったとは言えない。
オランダが先取点を取った後の省エネ振りは、良い意味でらしくない。
ちょっとイメージが変わりました。
ただ、前日のドイツと比べるとこれまた総合力で劣る気がします。
先取点を取った後の逃げ切りはさすがですが、
ドイツ、ブラジルのような何でもできるチームと当たって、
先取点なんか取られてしまった暁にはどうなってしまうのか。
ファンデルファールトの怪我、いつ痛むともしれないロッベン、
狙われやすい割にチームのパフォーマンスに直結するスナイデルと、
どうしても攻撃陣の腰の坐らない感じが否めない。
とはいえ、次ほぼブラジルと当たるでしょうから、
それに勝てれば、決勝に行くでしょう。
そしたらとんでもないスペクタクルが展開されそうです。


“無題” 

2010年06月20日(日) 17時23分




フランス?もうしょうがないんじゃない


“ギリシャ×ナイジェリア&ドイツ×セルビア” 

2010年06月20日(日) 16時49分




ギリシャは一体感がウリなだけあって、
この試合までにきっちり調子を戻してきてました。
縦に早い攻撃が戻った感じです。
ケイタの退場は余りにも不用意と言わざるを得ないです。
この試合でギリシャは数多くの収穫を得ました。
監督として最高齢でのワールドカップ勝利、
ギリシャ代表としてワールドカップで初ゴール&初勝利、
一人退場していたとはいえ、
守りを固める相手をこじ開けての逆転劇による反発力と自信、
そして何より決勝トーナメント進出の可能性が残された事です。
特に逆転による勝利は、これから先ギリシャに取って大きな財産となるはず。
おめでとうレーハーゲル。

ドイツ×セルビアは、
前半でクローゼが退場。この退場は少々厳しいものでした。
主審はこの試合でカードを連発していたので、
あまり試合をコントロールできていなかったのでは。
そのあとすぐにセルビアが先制点。
これはドイツにとってはまさしく泣きっ面に蜂、痛恨の事態でした。
それでもドイツは流石の底力で徐々に立て直し、
両サイドを中心に何度か決定機を作るも、
ポドルスキ、マリンのミスによって決め切れず。
とはいうものの、ポドルスキのミスが目立ってしまうのは、
絶対にクローゼの退場による攻撃オプションの少なさが原因にあり、
むしろ一人気を吐いていたという印象です。
といった所でミスしたのは間違いないので
何のフォローにもならないのですが。特に最後のPKは。
マリンはボール持ちすぎな印象でした。
終盤はゴメス、メルテザッカーが上がっていたのだから
もっと簡単にクロスをあげてよかったはず。
ドイツは今回攻撃のオプションが超多いです。
受けが広いチームですね。

セルビアは一点をもぎ取りましたが、
攻守、特に守備がいただけない。
10人相手に何度も好機を作られていましたし、
かといって攻めで好機を作るわけでもないという惨状。
ビディッチはハンドするし、
何だか落ち着きに欠けるチームです。
最後のPKが決められていたらと思うと本当に運が良かったと思います。
とはいえ、前回大会の3連敗から、
一段階も二段階も成長した事は間違いない。
旧ユーゴ勢は本大会では予選程の強さを見せないパターンが多かったので、
次節頑張ってほしいです。





アルゼンチン×韓国(南アフリカ×ウルグアイ) 

2010年06月20日(日) 16時05分



薄れゆく記憶を辿って2試合の所感を。
韓国は初戦2−0でギリシャに勝ったという事で、
ワールドカップの舞台で一つ、
強豪国に後先考えずにチャレンジするチャンスを得ました。
無論選択肢はありましたが、結果的には真正面からぶつかっていきました。
この試合アルゼンチンは初戦とは大分違うものを見せてくれました。
べロンが出場停止になった事がどう影響したのか解りませんが、
メッシが第一戦よりも明らかに躍動。
得点は全てメッシが絡んだプレーだったと思います。
第一戦で徹底マークされた事で、チャンスメークに徹するようになったかもしれません。
バイタルエリアでつっかけてくるならともかく、
中盤でドリブルから好機を演出されると相手側は更に厳しいのでは。
イグアインも第一戦からかなり良くなりました。
サイドに流れて中央に誰もいなくなりがちだった所を修正して、
中央に頻繁に顔を出してました。
それによってかよらずか、ハットトリックの大爆発。
メッシが前の試合よりも下がり目の位置でプレーした事で、
よりチャンスが多く生まれるようになった感のあるアルゼンチン。
未だ真価は見えないです。
一つハッキリしたのは、ディフェンスに明らかに難があること。
この試合も韓国にカウンターを食らって失点しかけてましたし、
どうも裏を取られるとピンチに陥りがちなようです。

韓国は逆に、劣勢になってからも攻めの姿勢を変えなかったために
カウンターを食らって大炎上。
それは多分想定内の出来事なので、大したダメージは無いでしょうが、
あのカウンターは本当にもったいなかったです。
あそこで決まってれば、
バランスを取ってじっくり行くことも可能だったと思います。


南アフリカの試合は見てませんが、フォルランが大爆発したらしい。
南アフリカは自信を失ってしまいましたかねえ。
自信を失うとどんなチームでも弱くなりますが、
南アフリカは一気に崩壊してしまいそうな。
最後頑張ってほしいです。
次節の試合は引き分ければどちらも決勝トーナメント進出が確定するので
予定調和になりそうかと思いきや、
2位はアルゼンチンと当たらなければならないので
メキシコは前掛かりにくるかもしれません。
どうなるか。






“スペイン×スイス” 

2010年06月19日(土) 2時40分





久しぶりに見るスペインのサッカー。
やはり他のチームとは全くの異彩を放っていました。
ポゼッションサッカーを志向するチームは数あれど、
スペインのような球の持ち方をするチームは
間違いなくスペインだけでしょう。
何といっても、プレッシャーを受けて球を戻さざるを得ないシーンというのが
本当に少ない。
中盤の選手の誰もが、
球を持つと抜群のキープ力で必ず前を向いてきます。
その出し手受け手の異常と言っていいキープ力は、
攻め上がっていって攻めが失敗しても、
プレス、パスカット等で奪われたりせずに、
球を持ったまま下がっていき(!)
また下がり目のポジションから何度でも作り直すことを可能にしていました。
中でも宇宙的ボールキープを見せたのがシャビ。
スペインのビルドアップの原動力の一人と言えるシャビですが、
この試合彼は、
実は前を向いた状態で球を受ける回数はそれほど多くありませんでした。
後ろを向いた状態か、横から球を貰った所へ前からDFがプレスに来て
それに背を向ける状態で球を受ける事が多かったです。
しかし、そのDFから球を隠す技術、
そこから前を向く技術がとんでもない。
球を持ったまま背負ったDFから離れ、そして何らかの方法で
必ずターンして前を向く。これをほぼ毎回やる。
他の選手ができるできないは別として、
ボールの受け方、捌き方自体かなり変わっていると感じましたし、
これはシャビしかやらないな、と思いました。
一方横或いは斜めに捌くパスの多いシャビとコンビを組むシャビアロンソは、
相変わらず縦への意識が非常に強く、ライナー性の鋭い球や
大きなサイドチェンジを頻繁に通していく。
攻撃面に於いては理想的な相性だし、世界一と言ってもいい。
言いたい。
他にもイニエスタのドリブルや、
ユーロの時には無かった強力無比なサイド攻撃など
言い始めたらキリが無い。

そんなスペインが負けるとしたら、
やはりスイスのようなチームだったでしょう。
スイスはサイドのスペースを完全に捨て自由にサイド攻撃をさせ、
ペナルティエリアとバイタルエリアのスペースを
ほぼ無くす事でスペインに対応。
チャンスは確かにありましたが、
FW陣が決め切れない内に、
スイスがワンチャンスをものにして逃げ切りました。
この試合を見ると、
攻撃型王者の宿命と、
ユーロよりもさらにポゼッションの高まった、
スペインの志向するサッカーの危うさに思いを馳せずにはいられません。
もしかしたら、単にFWがチャンスを決めてれば、
という単純な話なのかもしれませんが、
頭のどこかで、ボールポゼッションを極限に高めて
自チームの守備の機会を減らす事は最強であると同時に、
どちらのチームにも感覚の麻痺をもたらすのではないか、
それは凄く危ういのではないかと、
そう思わずにはいられません。
スイス程の守備を見せるチームは今大会では他に無いと思いますし、
スペインは恐らく強豪との殴り合いには滅法強いと思いますが、
果たしてどうなるのか。
リーガで芽吹き、代表で花開いた攻撃サッカー全盛時代の行方は。



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