初めての店・B店 W 

March 01 [Sun], 2009, 10:20

一言でいえば「誠意が無さそう」



ホスト、

そうだホストっぽかった。



ビジュアルはまあまあ
でも好みじゃないし


軽そうで
適当そうで
このままさらって行かれそうな



これが友達が言ってた「まあまあな男かあ」と少しため息が出た。





あ、あたしはB専です。




許してね。エヘッ








「何で来た?」

『(3人揃って)電車〜』

「結構距離あるから歩いた方が早いかな・・

あ、身分証持ってきた?」




「あ・・・忘れた!!!!」


キレーさっぱり忘れてました。笑




「じゃあ向こうに車停めてるから
家に取り行こうか。

美央ちゃんたちも一緒に来てもらっていい?」



「いいですよー♪」




車はいわいるVIPカー。
19やそこらでこの稼ぎはさすが夜の住人。



3人ではしゃぎながら
家に取りに帰って。


そしてお店の前まで送ってもらった。




「車停めてから行くから上がって待っててネー」


お礼を言って車を出て
友達に先導されるまま2Fにあるお店に上がった。



今でもこのときのことは覚えてる。







胸の高鳴りを抑えきれなくて

微かに手が震えた。



それを周りに気付かれないように
必死で虚勢を張って歩いた、


そんな18歳の夜






初めてのB店 V 

March 01 [Sun], 2009, 10:10

友だちと待ち合わせて
仲良しのボーイが迎えに来る。



はりきっておしゃれした。

いや、言葉が違うかもしれない。

舐められないようにおしゃれした。

うん、こっちの方が適格。



肩の出てるトップスに
黒いヒラヒラ揺れるミニスカート
そして高めのサンダル


今考えるとなんて気合いの入った格好。笑




「あー、○○!カワイーじゃん!!」

友達にそう言われて
ちょっと嬉しい。

「この子は美央。なんかついていきたいって。」

そう言って【美央】を紹介された。

背の高い、
上品とは無縁のような
隙のありすぎなギャル系。

気づいたら胸出してましたーみたいな。


今も【美央】はこの友達の親友。



「ハジメマシテー」

【美央】が笑う。
こそこそっと友達の耳元で何か囁く。



「あ、なんかね

○○のこと小さくて可愛いって。」


実は余裕でミニモニ(死語?)に入れるクラスのあたし。



「アリガトー」



ここで
『美央さんこそ背が高くてウラヤマシー』とかなんとか
お世辞を言う場面だと思うけど

その余裕はなかった。


これからどんな世界が待ってるのか


怖くて

不安で

そして楽しみで。



だから。





「あ、きたきた!」

友だちが嬉しそうに声を上げる。


「しゅうくん遅いしー」


「ゴメーン」




小走りで来た男は
どーにもこーにもなかなか
なんとも言い難い男だった。


初めてのB店 U 

March 01 [Sun], 2009, 10:03

当時、大学生や専門学生になった旧友たちも
ぞろぞろとキャバデビューをしていた。

不思議なもので
そういう話はよく回った。



当時、あたしは毎日のように違うバイトをしてた。

そのバイト先には
エステとかの借金が溜まってる人など
わけありの人も少なくなくて
とにかく掛け持ちで働いてる人が多かった。


夜中までせっせとウエイトレスをするより
あたしは高給のキャバを選ぶ。



今でも一貫したあたしのポリシーだ。




そうそう。

話がそれたけど。




そこには元キャバの先輩がいて
いろんな話を聞いた。

その人は3ヵ月で上がって
もう二度としないと思うって言ってた。


まぁそんなもんだろう、
すぐあたしも上がるんだろうなって
どっかで思ってた。






そして9月のある祝日、

友達に連れられてあたしは生ぬるいこの世界にデビューした。

初めてのB店 T 

March 01 [Sun], 2009, 9:55


あたしがこの世界に足を踏み出したきっかけは
親の何気ない一言だった。


あたしがとっても小さかった頃
なにかと気の利く女の子で

父の晩酌が始まると
おつまみやらなんやらをとってくるような
そんなホステスかよ!とつっこみたくなる子だったみたい。笑



そんな話を物心ついてから聞いて
なんとなく合ってるような気がした。


昔っから
どうしてそんなに色気があるの?と聞かれるほどムンムンで

でも男をたらしこむ能力は
潜在的にはあったけど
計算してできなかった。

そんな自分に腹が立って。



計算でできてるホステスにあこがれた。




そして14歳

夢はホステスだった。
親は絶叫、
でも誰もが天職だと頷いた。



それが歳をとるごとに

夢は変わっていった。
当然だよね。




ホステスがあまりよくない職業とも知った。




そして18歳

田舎娘のスカウトされまくり人生が始まる。


春、専門学校の友達がC店でキャバを始めて誘われた。

迷ったけど
彼氏がいるから断った。


夏、地元の友達にB店に誘われた。

迷ったけど
彼氏がいない隙を見ていこうと決めた。




当時、家族とも住んでたから
週末しか一人の時間が無くて。

でも行こうと決めた。





出戻りA店 

March 01 [Sun], 2009, 9:51
何かの縁で
また最後に勤めていたA店に戻った。


そういう子、きっと少なくないと思う。



だってココには友達も仲間もいるし
常連さんだっている。
ラクなんだ。





でもさ、



あたしは一つ覚悟を決めてた。





【次は出戻らない】






これで最後になるかもしれないキャバ生活。


だから決めた。
次は本気で頑張って
そして週2のバイトでナンバーを目指そうって。



超、ムボーなんだけど。笑






でも決めたんだ。




ここからは
あたしのナンバー入りへの奮闘記。



毎日更新はできないと思う。

でも


頑張るから。


応援してね☆

序章 

January 24 [Sat], 2009, 14:24
ダブルワーク・・・
それをずっとしてマシタ。


昼間はOLして
夜はキャバで



どうしてなんだろうってずっと考えてた。




お金?

それならきっと
夜一本にすれば良かった


男?

でもずっと好きな人がいた
他の人とは遊びたくなかった



違う


何か違う







もうダメだって思うほど精神的にキて、


辞めてみて
わかった






私が好きだったのは


キャバの雰囲気

別人になって誰かと話すコト

お酒を飲むこと



そして


OL以外の逃げ場所が欲しかった








あたしは、

器用な人間じゃなかったから。


会社で嫌なこともいっぱいあった。

嫌いな上司もいたし

先輩にもいじめられた

ミスをして口をきいてくれないこともあった

誰とも話さない日もあった



そんなとき

本当の「あたし」じゃない誰かがいて
別の働き口があって欲しかったんだ








キャバじゃなくても良かった。

普通は習い事とかに逃げるのかもしれないけど
それを「お金が欲しくて」って正当化したかったんだよね。

だからこそ夜1本にしなかった。






今は本業1本


今の会社に転職して数か月、
ほんのちょっと前までやっぱりダブルワークでキャバにいた。

彼氏の勧めと時間的に辛くなってやめた。




やっと慣れてきたけど
また逃げたい。


「二足のわらじでエライねっ」てよく言われたけど
全然エラくない。


1つの場所でいることが怖いだけ、
きっとあたしは好かれないから。








それでも働いていたい。




人と接していないと
自分がいなくなりそうでヤだ・・・


プロフィール
  • アイコン画像 ニックネーム:愛宮 若菜
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 職業:その他
  • アイコン画像 趣味:
    ・ビューティ-コスメ・ネイル集め☆
    ・グルメ-美味しいモノのタメなら☆
    ・温泉-どこかしっぽり行きたい☆
読者になる
メールフォーム

TITLE


MESSAGE

最新コメント
Yapme!一覧
読者になる