ダイハツは11日、軽貨物車「ハイゼット」「ハイゼットデッキバン」と軽乗用車「アトレーワゴン」の3車種約27万台を対象に、国土交通省にリコールを届出た。前輪の部品接合の不具合によるもので、部品が外れて走行不能となるおそれがあると発表されている。
今回のダイハツのリコールは日本国内に流通しているものが対象だが、トヨタ自動車のリコール以来、自動車メーカーによるあいつぐリコールがフランスでも注目されている。また、ダイハツがトヨタ自動車の連結子会社であることからも、今回のダイハツのリコールはフランスでも報じられた。
仏フィガロ紙(電子版)でのダイハツのリコールの記事に対して一台の自動車は多くの部品から構成されており、それぞれが世界中の工場で製造されている。それをまた別の国で組み立てるのだから、不具合のないほうが不思議ともいえるのではないか。大切なのは、不具合が判明しだいユーザーの安全のためにリコールを出すこと。リコールを出さないメーカーも多いだろうが、これは改めるべきと、肯定的な意見も寄せられているようだ。
他にもフランスの自動車メーカーの人間は車体前面の右側のヘッドライトが外れてしまっていたり、後部左側のテールライトが消灯できなかったり、ドアの鍵穴が回らなかったりとさまざまな不具合があった。消費者保護団体などを通じてクレームしたため、車両の交換と補償金が出たが、このような問題があるのは自分たちだけではないと、リコールを届け出しない自動車メーカーについての体験も示されているものもあり、実際はフランスでもリコールは「対岸の火事」ではないと暗に伝えているようだ。(編集担当:山下千名美・山口幸治)
【3月15日17時36分配信
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