怒濤のライブラッシュとレコーディングが終わり、ようやく一段落しました。
ここ数ヶ月のめまぐるしさときたらね。
でも、ここ最近は本当に色々な場に呼んで頂いて、色々と演奏する機会があって、感謝だらけなのです。
昨年は、色々な物を失って、正直何もかもがどうでもいいやと思っている時期もありました。
音楽を辞めたいって思ったのも初めてのことでした。
今思えばそれは単に突発的な感情に過ぎなかったのかもしれませんが、
ふと正気に戻してくれたというか、それが間違っていることだと気付かせてくれたきっかけがありました。
ある日、とある友人のミュージシャンのライブにふらっと遊びに行こうとしたときのこと、
「どうせ来るなら何か弾いてよ〜」と言われ、急遽、飛び入りで鍵盤ハーモニカで参加させてもらったのです。
彼女とは何度か対バンしたりもしていたし、CDも聴いていたけれど、
一緒に演奏したことは一度も無くて、その飛び入り演奏も当日ぶっつけ的なものだったので、そのときはとにかく必死で彼女の歌とピアノを聴きながら弾きました。
でもそれは、物凄いまっすぐな心で彼女の音に耳を傾けて、そこへ自分の音を織り込んで行く様な感覚でした。
同時に彼女が、私の音を聴いて感じてくれているのも物凄くわかったのです。
ああ、人と演奏するってこういうことなんだなあと。
それまでの私は、いつの間にかほぼ同じ人たちとしか演奏もしなくなっていて、慣れも甘えも色々出てきていた様に思います。
手を抜くことはもちろんしてはいなかったつもりだけど、演奏する事に対する新鮮さは失ってたかもしれない。
そこまで相手の音に深く耳を傾けることが、もしかしたらおざなりになっていたのかもなあって。
なんというか、一緒に演奏する人との距離感が、わからなくなっていました。
近づきすぎて、余計な部分まで踏み込んだり踏み込まれたり。
思う様に近づけなくて、無性に寂しくなってみたり。
結局はただのエゴのぶつかり合いになってたのかもしれないなあ。
この日の飛び入りがきっかけで、あれよあれよと話は進み、レコーディングまで参加させてもらった訳です。
そのレコーディングが昨日でした。

(本人ブログより拝借)
最前列真ん中が、その恩人、齊藤さっこちゃん。
素晴らしい歌い手でありピアニストでありコンポーザーであり表現者。
何より、音楽と自分との関係に曇りがないところ、尊敬しています。
向かって左には、水井涼ノ佑くん。実は結構昔から彼の歌が大好きだった。ファンなのです。
右側は井上太さん。宇宙のパーカッションなのだ。いつも景色が見えてくる。大きくて温かくて美しい。
後ろ真ん中、角谷奈緒子ちゃん。今回ますます惚れ直しちゃった。物凄いヴィオラ弾きです。
そして右側、榎本高さん。私が目指すフロー状態のベースを弾いてた。鳥肌立った!
私はすっぴんで髪の毛ハネハネ〜。
この素晴らしきメンバーによるせーのの一発録り。
ちょっと緊張したけど、良いのが録れました。
自分の演奏は、まあ100点満点とは言えないけど、でも物凄く自分らしいです。
人の曲で、自分のテイストを表現出来たので嬉しい。
何よりこのアルバムの曲はどれも素敵すぎます。
今日は頂いた全曲ラフミックスを聴きながら大熱唱してました。
こういうアルバムこそ、売れてほしい。みんなに聴いてもらいたいよ・・・。
ということで、5/1に吉祥寺MANDALA2でレコ発ライブです。是非!