事業等の戦略的たな卸し-第2段階

August 30 [Mon], 2010, 9:56
前回ご報告させていただいた事業等の戦略的たな卸し、35項目のうち、結果のでた17項目を除く、残り18項目については、第2段階として、さらに細かく68施策に分類され、検討を加えられます。

第2段階では、この68施策を、各部局実施分(33施策)、第三者機関実施分(10〜15施策)、PT調整分(残り)、と分けられます。

このうち、興味深いのが、第三者機関によるたな卸し。
資料で見るところ、豊中市版事業仕分けともいうようなものかもしれません。

位置づけとしては、「市長の諮問機関に準ずる機関」とのことで、学識経験者と公募市民から、概ね8人×2班体制で構成されます。
市はたな卸し部会の意見を最大限尊重するとのこと。

 たな卸し対象項目は、市が第2段階で各部局で実施するとした施策以外の35施策について、@社会状況の変化にうまく対応するために第三者の意見を聞く必要がある、A施設の有効利用につながる、B市の組織風土の変革につながる、といった視点でたな卸し部会が選定します。

 実施スケジュールとしては、9月にオリエンテーション、10月に本番。
 たな卸しについては、公開で実施され、傍聴もできるとのこと。

 以上が資料からわかるいわゆる豊中市版事業仕分けの概略でしょうか。
 市民から委員を公募とのことですが、豊中市のHPでは、いまのところまだ、募集案内は掲載されていないようです。

 じつはこの件については、近日中に行財政改革・地方分権特別委員会が開催され、議論される予定です。
 私もその委員の一人ですので、色々と疑問に感じる点については、ぜひぶつけていきたいと思っています。

事業等の戦略的たな卸し

August 27 [Fri], 2010, 8:16
 豊中市では今年度、行財政改革の一環として、事業等の戦略的たな卸しを実施して
います。
 これは、これまで実施してきた各事業について、その効果、サービス内容、コスト
パフォーマンスを評価し、そのあり方、方向性について検討するというものです。
 
 現在、35項目のテーマについて、庁内で検討し、そのうち17項目については一
定の結論が出ており、残り18項目については、第二段階として、さらに細かく施策
ごとに、第三者機関によるたな卸しも実施することにより、検討を加えるものです。

 ここでは、一定の結論の出た17項目について、そのたな卸し結果を、市からの資
料に基づき、要点についてご報告させていただきます。

**********************

1.職員会館・豊中市公館・庄内再開発ビルの売却 : 早期の課題整理、売却を進
める

2.土地開発公社 : 解散を視野にいれて検討、保有土地の利子負担増加を抑制

3.老人デイサービスセンター : 北条、立花、東豊中について、見直し

4.生活支援ハウス事業 : 事業の見直し

5.ごみ収集運搬事業 : 委託率50%への拡大、3人から2人乗車体制への段階的
実施

6.環境センター : 3箇所の環境センターについて、業務・体制の見直し、2セ
ンター体制に移行

7.リサイクル交流センター : 施設のあり方を明らかに

8.事業系ごみ処理 : 平成24年度から事業者自身による処理へ完全移行

9.電算システム契約 : システム更新時にオープンシステムへの変更など、競争
性を担保できるしくみの検討

10.病院経営 : サービスや経営面の向上が図れるよう、新たな組織体制を検討

11.庄内幸町図書館 : 施設のあり方を見直し

12.公民館事業 : 中央公民館に企画運営業務の一元化、残り3館のあり方を検



13.庄内温水プール : 休館に向けた検討

14.職員駐車負担 : 公共交通機関の利用促進、応分の負担の導入

15.市と出資法人の関係 : 出資法人の見直し

16.市営駐車場事業 : 採算のとれない駐車場は、閉鎖も視野にいれた見直し、
存続する駐車場の管理運営については、民間活力の導入を検討

17.買電入札 : 時期契約更新時より買電入札の実施により競争性担保、電気料
金の低減 

1ドル83円台!

August 25 [Wed], 2010, 9:42
 私が大学を卒業して東レに就職したのは1985年、先進5カ国が為替レートをドル安基調で進めることに合意したプラザ合意のあった年です。
 システムエンジニアとして就職したのではありましたが、実は私の仕事にはこのプラザ合意の影響が多々ありました。

 当時私が担当していたシステムは、輸出ドキュメント、契約書やインボイス、荷為替手形等を作成するシステム。
 東レの海外部門で利用していたシステムですが、これを一般ユーザー向けのパッケージソフトとして販売しようというプロジェクトチームの実働部隊でした。
 当然そこで想定していた顧客は、輸出企業でした。

 そんな折、1985年9月のプラザ合意により、それまで一ドル240円台で推移していた為替レートが、わずか2年で120円台まで急騰してしまったのです。
 240円というレートもすごいですが、急騰の勢いも凄い、でも、120円というレートも、今から思うと夢のようなレートです。

 さて、連日のように、円高水準が15年ぶりの高値水準を更新したと報じられています。
 83円台に突入だとか。
 プラザ合意前の水準と較べると実に円の価値が3倍になってしまったということです。

 一般に円高になると輸出企業の経営が苦しくなる、その影響で株価が下落し、逆に消費者にとっては円が強くなる分、物の値段が安くなり、海外旅行も安くなるなどといわれます。
 でも、経営が苦しくなるのは決して輸出企業だけの問題ではありません。
株式投資なんかしていないから影響ないなどと考えるのは大間違いです。

 日本経済がとにもかくにも、プラザ合意以降の急速な円高をどうやって吸収してきたかというと、それこそ、リストラ、雇用の非正規化、海外への生産拠点の移転など、結局、企業が価格競争に勝つためには、行きつくところ、より安い労働力へとシフトしていかざるを得ないのです。
 しかも円が3倍になったということは、日本人の給与水準も相対的に3倍になってしまったということ、日本人の労働力が競争力を失ってしまうということです。

 円高イコールデフレ、お金というのは水のようなものですから、輸出企業の経営が悪くなり、株価が下落すると、それが回りまわって、しかも雪だるま式に膨れ上がって、いずれサラリーマンの給料を目減りさせ、あるいは雇用が打ち切られ、新卒の採用を減らし、自営業者の経営を圧迫するのです。

 本当に、菅総理も党内の権力闘争に明け暮れている場合ではありません。
 政権与党の無策がこの事態を招いたといえるのではないでしょうか。
 
最近妙に懐かしいなあと思うのは、空気が読めない、漢字が読めない、なぜ早期解散しないんだとボロカスにいわれながら、大規模な景気対策を次々と打ち出して、リーマンショックを乗り切った麻生元総理。
 今の政権には、日本経済に対する、国民の暮らしに対する関心がないのでしょうか?

あなたには帰る家がある

August 23 [Mon], 2010, 9:20
「あなたには帰る家がある」山本文緒著

 山本文緒は私の好きな作家の1人です。
 最近は、ご本人が私生活で離婚したり、再婚したり、うつ病になったりと、波乱万丈の人生で、ファンが待望している新作もなかなか出てきません。
 代表作といえば、テレビドラマにもなった「恋愛中毒」でしょうか。
山本文緒の小説の中では、平凡に生きている人達の、弱さ、ずるさ、醜さが鋭く描かれており、それだけにその登場人物が自分自身にも重なって、ちっぽけな自分が愛おしく思えるのかもしれません。

 さて、「あなたには帰る家がある」、最初に私が読んだのは、もう10年くらい前だったかもしれません。
 内容は、一言でいえば、ダブル不倫の話なのですが、私がその中でもすごく印象的だったのは、奥さんに不倫されてしまう茄子田さんです。
 
美人でしっとりした専業主婦の奥さんを持つ、中学教師の茄子田さん。
横柄でスケベで、脂ぎってて、どうしようもない中年オヤジ。
小説の中でも、なんでこんな嫌なオヤジがこんな可愛い奥さんと結婚できたのかと、思わせてしまうキャラです。

ところが、読み進むうちにこの茄子田さんが、だんだんいい奴になっていくのです。
茄子田さんも、自分のことを、風貌もさえない、しがないオヤジだということは重々わかっていて、そんな自分と結婚してくれた奥さんと子どもを、実はすごく大切に思っていたのだという方向に物語は展開していくのです。

私がこの茄子田さんを時折思い出すのは、実生活の中で、結構こういう人、いるよなあと感じることがあるからです。
第一印象は最悪、でも、しかたなく付き合っているうちに、案外気が合ったりして、いやむしろ第一印象が悪かった分だけ、その落差もあってか、仲良くなってしまったりするのですよね。

第一印象の悪い人って、歯に衣着せぬ物言いをする人だったり、空気が読めなかったり、気配りが足りなかったり。
でもそれって言葉を代えれば、裏表のない、本音と建前を使い分けることのない、結構サバサバした人だったりするものです。
そんな人間関係に出会うと、この茄子田さんを思い出してしまいます。

8月の和田裕美手帳

August 20 [Fri], 2010, 8:50
・褒める言葉で伝えるWEEK(8/2〜8/8)
 相手のどこかを変えた方がいいなあと思っている時、あなたはどう伝えますか?
 「もっと愛想を良くした方がいいよ」とストレートに言いますか?
 言葉は使いよう、どうせなら思いやりの表現で伝えたいですよね。
 「愛想悪いよ」と言わずに「笑顔が素敵なのに笑わないからもったいないなあ」と言えば、相手ももっと素直に受け入れやすくなります。

・お金のハードルを越えるWEEK(8/9〜8/15)
 何かをスタートするとき、お金は大きなハードルになります。
 お金がなくなる不安は誰にでもあります。
 けれど、資格の勉強に30万円かけて資格をとって独立し収入が上がる可能性があるなら、それは価値ある投資になるはず。
 そんな自分の未来にわくわくもできます。
 「お金をかけたのだから、元はとろう」と頑張れて、最後は得になるのです。

・ご先祖様に感謝のWEEK(8/16〜8/22)
 先祖の霊を迎え追善供養する期間を「お盆」と呼びます。
 追善とは故人が成仏できるよう生きている人が善い行いをし、力を貸してあげること。
 ご先祖に手を合わせ供養するのは、感謝のつながりを大事にする日本人の心だと思います。
 今私達がここに生きているのも遠い過去からのつながり。
 そのつながりにありがとうと言える人になりたいです。

・自分のダイアモンドを磨くWEEK(8/23〜8/29)
 誰でも磨けば光る部分を持っているはずです。
 ですが、ちょっと磨いたくらいで誰からも評価される輝きを持つことは難しいと思います。
 まずは愚直に目の前のことを一生懸命にできていないといけないのです。
 目の前には面倒なこと、飽き飽きしたことが山のようにあるかもしれません。
 けれどそれをこなしていくことが、自分を磨くことになると思います。

終戦記念日

August 16 [Mon], 2010, 9:22
 8月15日、お盆、そして奇しくも終戦記念日。
 亡くなった人を偲び、過ぎた日の戦争をふり返る日。

 私の家には、昨年亡くなった父の写真の他に、祖父、祖母、そして、戦死した叔父
の遺影もあります。
 叔父は陸軍特攻隊を志願して、昭和19年12月、フィリピン沖で戦死しました。

 当然私は写真でしか見たことのないのだけれど、この叔父のことは、祖母からいつ
も話を聞かされていました。
 負けん気の強い、勉強のよくできる賢い子どもだったこと、祖母にとっての自慢の
息子だったこと、特攻隊員としていよいよ戦地に赴く時、中津の自宅の上空を飛行す
るからというので、ハンカチを振りながら見送ったのが、最後だったこと。

 叔父は私達親族の子どもたちにとって、憧れであり、永遠に手の届かない伝説の人
でもありました。
 写真の中で叔父は今も、戦闘機を背に軍服に身を包んだ、21歳の凛々しい青年で
す。
 いつの間にか私は、憧れであった叔父の年齢をとうに追い越して、息子を見送った
時の祖母の年齢に近くなってしまいました。

 そう思って改めて叔父の写真を見ると、二度と生きて会うことはできないと知りな
がらハンカチを振った祖母がどんな気持ちで見送ったのかと、子どもの頃の思いとは
別の、締め付けられるようなものが込み上げてきます。

 太平洋戦争が終わって65年、戦争体験を語れる人も少なくなってきました。
 戦争が正義であり、国のために命を投げ出すことが讃えられた、狂気の時代があっ
たことを、私達は忘れてはならない、語り継がなければならないのだと思います。

所在不明高齢者

August 13 [Fri], 2010, 21:19
 昨日の朝日新聞の報道では、「不明100歳超279人に」。
 そのうち112人が兵庫県、88人が大阪府。
 
 豊中市でも先週、100歳超の高齢者の安否確認を実施しました。
 豊中市の住民基本台帳に登録されている100歳超の高齢者は101人。
 そのうち、最高齢は107歳の女性。
 豊中市では、この101人について、すべて、今年の4月、5月で、介護サービスもしくは後期高齢者医療保険の利用、給付実績があり、身元が確認できたとのことでした。
 一応は、豊中市では不明100歳超はいないということで、やれやれというところでしょうか。

 ただ、豊中市の住民基本台帳上の人口は、6月末で390002人。
 一方、国勢調査による推計人口は6月末で388459人。
ここでも1543人の差が生じています。
100歳以下の高齢者についても、調べてみる必要があるのではないかと思います。

実は、数年前に、うちの近所でも、空き地を地域で利用させてもらえないかという話で、持ち主を捜したところ、登記簿上の土地の持ち主が東京在住で年は100歳超!とのことで、結局その持ち主には行きつかなかったことがありました。

豊中市内に土地を所有している限り、固定資産税の納付義務も生じているはずなのですが、結局豊中市では、個人情報保護という理由で、実際にはその土地の固定資産税を誰が払っているのか、いや、払われているのか否かも知ることはできませんでした。

転出したり、死亡しても、届を出さなかったりするケースで、行政が把握しきれないものが一定あるということはそうなのかもしれません。
でも、居住している限り、納税や社会保険料などの義務や、年金や医療、介護等の権利もあるはずであり、税や料金の滞納、医療や介護の給付実績の有無等で、こまめに把握する責任は、行政にあるはずです。

ますます高齢化社会が進む中で、今のうちに解決策を講じなければならない問題だと思います。

ありとキリギリス

August 11 [Wed], 2010, 9:30
ご存じのイソップの寓話、「ありとキリギリス」。
 夏の間、歌って遊んでいたキリギリスが冬になってありに食べ物を恵んでくれるよう頼み、断られたというのが原話、食べ物を分けてくれたという改作もあるそうです。

 一生懸命努力し、働かなければ、将来ひどい目に会うのだという、教訓話です。
 ただこの教訓、今の日本に当てはめると、あまり現実的ではありません。
 
 先日、近所の方たちと世間話をしていた折、多くの方々が生活保護制度に対して大きな不公平感を持っておられることをお聞きしました。

 何十年も一生懸命働いて、ようやく年金がもらえるようになったかと思えば、そのわずかな年金から、税金、国保料、介護保険料など天引きされて、雀の涙ほどの金額しか残らない。
 一方で、所得がないからということで、生活保護を受給すれば、もらえる保護費は年金額よりもはるかに多く、税金、国保料などもかからない。

 本当に、その通りだと思います。
 憲法25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」この理念は守られなければなりません。
 でも、何も努力をしなくても、働かなくても、当然の権利として国民年金よりもはるかに厚遇された生活保護が保証されているというのは、どう考えても矛盾しているといわざるを得ません。

 「ありとキリギリス」的にいえば、冬になったらキリギリスは、食べ物がなくて可哀想だからというので、ありが働いて蓄えた食べ物を、いっぱいもらい、満腹になりました。
 一方ありはというと、キリギリスがたくさん食べ過ぎたので、自分たちの食べるものはほんの少しになってしまいました。
 次の夏にも、キリギリスは、どうせ冬になったらまた、食べ物を恵んでもらえる「権利」が保証されているのだからと、相変わらず、歌って遊んでおりましたとさ・・。

歩道改修工事

August 09 [Mon], 2010, 9:37
 建設水道委員会で質問したあと一つは、刀根山線の歩道改修工事についてです。

 刀根山線というのは、阪急豊中駅から北東の方向、千里川橋の方に向かって伸びている道路。
 4q程度の道路ですが、道路の幅員が狭く、歩道も狭くて、電柱が立っていたり段差があったりで、交通量も多く、歩行者にとっても安全な道路とは言い難い歩道です。

 この刀根山線を、今年度、来年度の2年間にわたって、歩道の電柱を端に移設したり、段差を解消したりすることで、歩道の幅員を広げようというものです。
 それによって、歩行者や車いすやベビーカーで通行する人にとっても、安全に通行できるようにという補正予算案です。

 私が質問したのは、その刀根山線で、自転車の通行についてはどのように安全対策を考えているのかという点です。

 車道も狭い、歩道も狭い、でも車も歩行者も自転車もたくさん通るという道路。
 電柱等を移設して歩道の幅員が広くなると、自転車にとっても歩道を走りやすくなり、かえって歩行者や車いすが危険になるのではないのか、そのための安全対策を考えているのかという点です。

 その質問に対して、「自転車の歩道通行はできません。道路交通法では自転車は車道の歩道寄りを通行するものとされている。」と、木で鼻をくくったような答弁をいただきました。
 要は、自転車の走行については、自転車が歩道を走ることに対する歩行者の安全対策、自転車が車道を走ることに対する自転車の安全対策、いずれも考えていないということだと理解しました。

 自転車は、決して邪魔者扱いされるような乗り物ではありません。
環境にも、お財布にも、健康にも優しい、これから普及させていくべき乗り物です。
ただ、自治体でまちづくりを設計するにあたっては、車の動線、歩行者の動線は考慮されても、自転車の動線については、いつも後回しです。
放置自転車が多いから、駐輪場を作るとか、放置自転車を撤去するとか、後追い的な対策しかたてられないのが現状かと思います。

これからの都市計画においては、自転車も歩行者も、安全に、快適に、通行できるような町を目指してもらうよう、要望しておきました。

用地買収について

August 06 [Fri], 2010, 9:05
今回の補正予算では、現在整備中である穂積菰江線、神埼刀根山線の用地を土地開発公社から買収する案が出ています。
 この二つの道路の進捗状況を建設水道委員会で質問したところ、穂積菰江線は約80%、神埼刀根山線は約95%の進捗状況であるとのこと。

 現在、豊中市では、土地開発公社のあり方について、その存廃も含め、検討段階にはいっています。
 議員になって初めての本会議の質問で、土地開発公社への資金提供を取り上げ、物議を醸し出して以来、私は巨額の含み損を抱えた土地開発公社のあり方には、ずっと疑問を呈してきました。
 
保有しているだけでも、毎年数千万円の利息が発生し、しかもそれが土地の簿価に加算されることで、毎年雪だるま式に増え続けています。
そして毎年の利息負担、売却した際に生じる売却損の補てんは、市の財政にとっても大きな負担になっているのです。
 さらに、それらの土地の多くは、いつになったら事業化されるのか、目途もたたないような状況です。

 他の自治体でも、土地開発公社自体を解散するところもあり、保有する土地を処分することろもあり、ようやく豊中市もここにきて、重い腰を上げようとしているというところかもしれません。

 今回の質問では、もし土地開発公社が廃止になれば、用地買収はどうなるのかと質問しました。
 答弁では、地権者から直接購入することになり、事前の予算措置が必要であり、柔軟かつ迅速な対応が難しくなる、交渉状況によっては、国からの補助金が受けにくいなどのデメリットがあげられました。

 用地買収という巨額の税金が投入されるという事業に会って、事前に予算措置を行い、議会の承認を受けることは、いわば自治体としては当然のあり方です。
 いわばこれまで、「柔軟かつ迅速」な対応を優先させてきたがために、結果的に現在のように、高値で買収した土地が、売るに売れない、事業化の目途もたたない、利息負担が財政を圧迫するという状況を招いてしまったわけです。
 補助金については、しっかりと交渉していただき、これらの反省点を踏まえて、今後、公社の廃止ということになった場合でも、しっかりと対応できるように、課題整理に努めてもらいたいと要望しました
P R
プロフィール
  • ニックネーム:大阪府議会議員 栗原貴子
  • 誕生日:1962年10月3日
  • 血液型:O型
  • 趣味:
    ・読書
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