本が売れない。しかし、本はシンプルで美しい。

September 21 [Mon], 2009, 11:11
 流行が次から次へと変わるように、移ろいが早い現在。

未来へと駆けるように、忙しない日々の中で、本は売れなくなっているようです。


 出版社は、次々に本を刊行し、書店の棚は溢れる。

そして、4割の本が返本されている。

返本は、誰にも読まれることはない。なんともせつない。

本は、ほこりを被ることなく、早いサイクルで、入れ替わっていく。


 そこで、「責任販売制」という新システムにより、返本率を引き下げようという

試みが動き始めている。


 「責任販売制」では、従来は仕入れ値と同額で返本できたのを改め、返本は定価の3〜4

割でしか買い取らない。

その代わりに、書店の受け取るマージンは、従来の1.5倍。

この「責任販売制」により、書店は売る努力をし、出版社も企画力を磨くだろうという

意見がある。


 現在、「責任販売制」は、一部の商品に限られているが、講談社や小学館など

10社が導入している。


 書店で本が売れない一方、ネット書店は急成長している。

ネット書店「Amazon(アマゾン)」では、右肩上がりの2桁の成長を続けている。

膨大な数の本の中から、本を選び出すにはネットの検索機能はとても便利だ。

ネット書店「Amazon(アマゾン)」にせよ、書店にせよ、やはりパソコンなどのディスプレイ上の

文字より、本の紙上の文字の方が拙者は好きだ。


 エコの観点からすると、本は資源を減らすことに繋がるだろう。

昔なら、本の新刊も少なく、本は小さな書店でもほこりを被り、買われるのを待っていた。

そして人は、書店で本を買う。

今や、ネットによる通販、パソコンや携帯のディスプレイの文字情報、エコなど

が加わり、シンプルなことが複雑になった。

便利へと進み、ややこしくなり、問題解決もまた難しくなった。


 人はいつまで、扱えるのだろうか複雑になってしまった世の中を、暮らしを。


 拙者は、紙に文字が書かれ、長方形にまとめられた本が美しく感じる。
P R
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