現実的な太陽光発電の未来と、田舎エネルギーの価値

June 18 [Wed], 2014, 20:22
本日、知人宅を訪ねようとした所、お隣さんとの話が賑わい、
一時間以上も立ち話をしてしまいました。


お兄さんが、大和芋の生産を北総で手がけたそうで、
年中供給をしているそうな。
だから、農業のことにも大変興味を持たれてました。



さて、使いようのない工業団地や空いている農地に太陽光発電システムが
大いに賑わっている長生郡市ですが、
あれは20年後には産業廃棄物になるけど、みんなどう考えているんでしょう。

家庭用はまだいいと思うのです。
メンテナンスもし易いし、殆どが国産品でしょうから、保証も取りやすい。
問題は、メガソーラーです。

太陽光発電のシステムを簡単に伝えると
『太陽エネルギー→半導体→直流電気→インバーター(パワーコンディショナー)→交流電気→メーター→電柱』
となってます。半導体というのが、太陽光パネルですね。


まず10年後には、いくつかのインバーターが故障します。
どの頻度で交換するかが肝です。もちろん故障している間は発電しません。
だいたい、スイッチングしているリレーが逝きます。
一括で交換するか、壊れた度に交換して直すのか。
どちらにしろ、物が壊れたときには、機械はなにも教えてくれません。
定期的に観察していれば、故障には気づくはず
です。
オムロンのソラモニなら、金さえ払えば大丈夫そうです。)


問題は、20年後の太陽光パネルの故障です。
メーカーによるでしょうが、二割位が壊れたとしてこれの故障箇所を探すのが大変です
電気の故障は、発熱を見つけるのは易しいですが、断線を見つけるのは難しい。
LANの類いなら、高周波で当たりがつくけれども、
半導体を経由しての、故障発見は難しい。
(事前にお金を貰っていれば良いけれど、調べあげて見積もり出して、切られるのは辛い。)
もちろん、パネルが一枚でも故障すれば、そのユニットは停止します。

最悪の場面として、落雷による一括故障もあります。
本来、平場なので落ちるはずはないのですが、誘導雷を喰らえば、どうなることやら。
最近の天候は、ゲリラ豪雨や雷雨が増えそうなだけに、あり得る。


さて、そのときに、誰がどれだけ手間とお金をかけて直すのか。
しかも、20年後はどれも中古品なので、次にどれが壊れるかは分からない。
これが最大の問題です。
分散発電のリスクは、これです。維持管理ノウハウが必須なことです。


太陽光パネルの意味は、石油(ガス)の節減にあります。
原油高騰だと、火力発電所の負担を昼に減らせるので、少しだけ意味がある。

しかし、それ以上に、
中国などの外資が資本投下して、太陽光パネル設置ファンドを設け、
日本の資金が海外に流れ続けるとしたら、どうなのでしょうか。


発電能力も、当初の目論見の、半分もいけば上々でしょう。まさに、お天気次第です。
太陽光発電は、人間には制御できない発電方式です

自然発電の中では、風力発電に似ている。が、それ以上に安定しない。
夏の晴れた日に、流れてくる大きな雲が太陽を覆っただけで、発電が止まり、
過ぎ去ると何事も無く戻る


もちろん、周波数が暴れます。精密な周波数の電気が欲しい工場には厄介者です
アンシラリーサービスにとっては、一番厄介な方式が、供給末端に増える。
本来は、家庭レベルで用いるのが適当なものです。(付近に需要があるため)

安定しない生産のために、なぜ国が大量の資本を投下する必要があるのでしょうか
(そもそもが民主党政権で、菅さんの最後に成立させた法案です。
根本的に危うい制度かもしれません。)


そんな予算があるなら、
木質パレットの試験運用やエリアンサスなどの改良品種をそうそうに確立して、
あまった田んぼでエネルギーを創り出すことをお勧めします。
田舎でエネルギーを創り出せれば、石油とのバランス次第では、地方にも経済の流れが生まれる。
(しかし、作りすぎて、暴落を導くことも考え得るが、それは先の話。)
(当初の機材は、いっそオーストリアから輸入すれば宜しい。)

そもそもが、太陽のエネルギーを安定化固定化したものが、植物なのです
安全性の実績も十分。人類との親和性も高い。使わない手はない。



また、田舎で創り出すものは、熱エネルギーに集中させれば、
石油の利用期間も引き伸ばせるでしょう。

こういう事をチマチマと本腰入れて続けていたオーストリアは偉い。
本当は、日本こそこういう事が得意なはずなのに。
(先日、余った種籾に火を放った所、一週間近く燃焼が続き、驚いています。)
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進化する農家を目指し、日々精進。
「稲の可能性」を学びながら、
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茂原を出ること、約12年
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さまざまな先達に学んできました。
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