目覚め 

July 04 [Wed], 2007, 23:18
まだ目覚めたくなくて、
まどろみの中にいる頃

ボクの耳には
昨日開けたままで眠った窓の外で
雨粒が葉っぱをからかっている音が聞こえていた。

ペチン…ポツン…ピトン

軽く小突いてみたり…

そっと押しやってみたり…

無関心を装ってるくせに
しっかりと張り付いて
ゆるゆるとなぞってみたり…

いっそどしゃ降りで
穴があくほど打ち付けてくれたら
その方が気分も楽になる気がした。

こんなヒソヒソとした降り方が
一番うっとうしくて
気分がどんよりとしてくる。

閉じた瞼が、
うっすらとした光を感じる少し前
ボクは、裁判官にこんな質問をされた。

「キミは正直者かい?
それとも嘘つきかい?」

裁判官は、しょぼくれた爺さんで
名前も知らなくて
それなのに、
なんでその人が裁判官なんだ?
ということをボクは疑いもしなかった。
疑わなかった理由なんて
今のボクには解らない。

確かにその時、その爺さんは裁判官なんだと
ボクは認識していた。

「キミは正直者かい?
それとも嘘つきかい?」

ボクは答えに躊躇していた。

もしボクが嘘つきなら
どちらの答えを選ぶことも出来る。

でも、ボクが正直者だとしたら
1度も嘘を付いたことが無いといえるだろうか?
そんな自信に満ちた正直者は存在するのだろうか?

勘違いや、意志の疎通がうまくいかなかった。
そんな出来事の一つでだって
ボクが嘘つきになってしまっている可能性はある。

正直者は
きっと正直に答えようと思うあまり、
自分は嘘つきだと答えてしまうかもしれない。

回答をしないまま、
ボクの閉じた瞼には
うっすらとした光が漂って

聴覚は
雨粒が葉っぱをからかっている音を
とらえはじめていた。

もう、目覚めなくては。
今日が始まるから
ボクは動き出さなきゃいけない。

頭の中では、
まだ、あの爺さんが
質問の答えを待ちわびているような気がしたけれど
ボクは目覚めなければいけない。

身も心も目覚めさせなければいけない。

ボクは何を求め彷徨うのか 

July 04 [Wed], 2007, 0:50
夜、空を見上げて思う。

なんだか寂しくて…
星は冷たい氷の結晶みたいで涙が出た。

なんだか心地よくて…
星はキラキラの宝石みたいで笑顔があふれた。

ボクが見上げたのは夜の空。

なんだか…わからないけど
ソレは
同じものであって、同じものではなくて

変えているのはボクの心なのか

それとも本当に違うものだからなのか

答えはみつけても意味はないし
ただ、その時の思いにまかせるのが一番なのだろうと

なんだか…勝手に納得した。

人は、いつの間にか
欲しいと願ったわけでもないのに
沢山の疑問を抱いてしまう。

全てのことに答えがあるわけではないけれど、
コレが答えなんだと納得できるものを得たとき、
答えの指し示す事柄が
良くとも悪くとも…なんだか…安堵する。

解らないよりは、マシということだろうか?

落胆しても、ソレが真実で間違いがないことなら
「あきらめ」とかそんな言葉で
処理してみようという気になるのだろう。

歓喜するものなら、ソレが真実であることに感謝して
「ありがとう」とかそんな言葉を
信心深くもないのに神様に告げるのだろう。

自分の中に迷いがあるから、
それが答えだとは決められなくて
答えをみつけられないのは自分。

きっかけは誰かだったりしても、
それが答えだと決めてしまい
答えをみつけたのは自分。

結局、全部、自分の中にある。

ボクはいつの間にか、
抱え込みすぎた疑問の答えをみつけることが
怖くなってきているのかもしれない。

けれども、不思議と…
知らないでいることは、もっと怖い気がして
ふと気付けば、答えを探し続けてしまっている。

みつけたはずの答えに
また、自問自答して…
やっぱりボクは彷徨い続けてしまう。

ボクは何を求め彷徨っているのだろう。

始まりの日 

July 03 [Tue], 2007, 23:25
もうすぐ日付が変わろうとしている。

今日からボクはブログを始めることにした。

人は、誰でも
生まれ変わりたいという願望を
1度くらいは持つものだろう。

人以外の生き物で、
そのような願望を持つものはいるのだろうか?

ボクは、人以外の生き物と話すことが出来ないので
ソレを知ることは出来ない。

せっかく人となら話すことが出来るのに、
最近では、そんな簡単に思えていたことですら
難しいことのように感じてきている。

ボクはボク以外に生まれ変わりたい。
ソレは、きっとボクが嫌いなボクが
ボクの好きなボクになれたら良いと願うからだろう。

生まれ変わるためには
今の人生は終わらせなければいけない。

だけど、ボクは死にたい訳じゃない。

ムシロ、死ぬのは怖い。

生きたい。

生きて、生きて…
その中で、ボクが求める
自信のもてるボクに変わりたい。

ネット社会という、現実の姿が見えないココでなら
ある意味で、生まれ変わるという事が可能な気がする。

ボクは、ボクが求める姿に変われる日までは
ココで、少しだけあがいてみようと思う。

ココでは、ボクはまだ、生まれたばかりの雛。

何も知らなくて、
母鳥が餌を持って帰ってきてくれることを待っているだけの甘えん坊。

ちょっぴり持ち合わせた自我で、
羽毛を膨らませている。

それは、寒さをしのごうとしているのか…。
ちょっとでも、その姿を大きく見せたくて頑張ってるのか…。
ボク自身にもわからない。

雛のうちは小心者でも許されるかもしれない。
でも、やっぱりボクは雛になっても
多少見栄っ張りな部分を捨て切れていないようだ。

見栄っ張りなくせに小心者。

どうしようもないボクだけど…
一歩前に進んでみようと思う。

今日は、ボクの始まりの日。

P R
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