実録!あたしのダイエット5。 

2005年11月07日(月) 13時19分
これが最後の日!
と決めていた。
7月1日から飲もう。と。

そう、脱断酒宣言の日まであと3日!
という日である。
禁断症状、と言うのだろうか、ピアノの幻聴を聞いてから
3ヶ月が経った。
その間のツアー先での美味しい料理と一緒に出てくるビールやら地酒など
はっきり言って「もったいない」と思っていた。
欲しくて欲しくてたまらない、というのではなかったけれども
やはりビールは飲みたかった。
しかし、俺はやり遂げた。いや、やり遂げようとしている。
あと3日だ。

そういう日。
発熱した。
39度を上回り、立ちくらみで何度か視界が真っ黒く染まる。
熱が出たらとにかく俺はふとんをかぶって寝てしまう。
いったん身体を最高まで暖めて風邪菌を殺す。というのが
オレの風邪の治し方だ。
これをやれば半日くらいで熱もひき、次の日にはだいたい動ける。

…が、今回は少し様子が違う。
どんなに汗をかいても、熱が冷めないのだ。
Tシャツをびっしょりにして着替える。
15枚ほど替えたか。
丸まる一日で少しずつ熱が下がってきた。
頭痛もするが、今まで体験したことのない頭痛。
なんというか、頭の奥のほうがカッと痛いのだ。
そして何より汗の匂いが、なんとアンモニア臭を含んでいるのだ。

どうも細胞の奥の、奥の、奥の方に残っていたアルコールを
搾り出したようだ。

熱が冷めて、頭もすっきりした。


これで、もう、飲んでもいいんだな。
と、確実に実感したのだった。

断酒3ヶ月。
16キロ減。

おわり

実録!あたしのダイエット4。 

2005年10月10日(月) 15時29分
粗食が続く。
粗食は、なかなか気分のいいものだった。
空腹感も別に圧迫してはこないし、立ちくらみがひどいとか、めまいがするとか
そういったことも一つもなかった。
とにかくやたらに、ベラボウな程に眠いという時期も一ヶ月すぎると
わりとシャッキリしてきて、なんとも気分良く起きたり寝たりしていた。
シャッキリすると本当に色んな感覚がシャッキリしてきて
演奏中も、音に対する集中力が変わったな、と自覚できるほどだ。

それから、僕は別に霊感があるわけではないのだけれど
そういった不思議と「重い空気」みたいなものに敏感になった。

いつだか新宿花園神社のライブイベントに行ったときなどは
どうも空気が重いので、ライブを見るどころではなくなってしまって
気持ち悪いのを、その場にうずくまってやり過ごしたりした。
他にも「ここにはね、(幽霊が)いるんだよ…。」と言われる場所で
意味もなく鳥肌が立ってやまなかったり、
例えばそこがツアー先のホテルだったりした時に、
号泣しながら起きたり、変な夢を見たりというのが、ことさらに多くなった。

ああ、こんな感覚まで一皮むけてしまったか。

と、僕はわりとそれを楽しんでいるけれど、
別に皆に触れ回ることもないので、こんなところに書いてしまうのはどうかしらと思ったりもしたが、そのせいで訳もなく気分やら機嫌やらが悪いことがあったりするので一応分かっておいてくれたほうが良いのかもしれないな、なんていう理由を付けて書いておくことにしたのだ。
めちゃくちゃ怖い体験、なんて物には遭遇してないから、
「怖い話をしてよ」なんていう風に持ちかけられても
娯楽的に楽しめるような怖い話は持ち合わせていない。
でもまあ、やっぱり念とか、想いとか、土地のもっている雰囲気とか
そういうことって、影響力あるよなぁ、と。
実感している。

禁酒2ヶ月。
12キロ減。

つづく

実録!あたしのダイエット3。 

2005年10月06日(木) 13時08分
そう、だからその頃はといえば、とにかく水分をとって
良く汗を流したものだ。
それから、食が細くなった。
朝から焼酎を飲んでいた頃は、酒のアテにと塩っからいものを
つまみながら、酒を飲み、ご飯も食べ…としていたから
べらぼうにカロリーを摂っていたのだけれども、
酒をやめたら、まず塩っからいアテを食べなくなる

そして、ご飯も一膳で充分になる。
お茶をよく飲む。
野菜が食べたくなる。
こんな風に嗜好が変わってきた。

その上このころ、兄貴からの依頼で
「よく噛む」という趣旨の曲を作ってくれとのことで
よく噛むようになった。
良く噛むのは実は風邪の予防になったり
糖尿の予防になったりと、いい事ずくめだ。
なにより良く噛むと、
「ああ、あたしは食べ物を良く噛んでいるなぁ」
などと感慨にふけることができるのだ。
これは良く噛まなければできないことだ。
そして良く噛むと割と少し食べるだけでお腹がいっぱいになる。

そんなことが、重なって食べる量が減った。
減ったけれども、いわゆるお腹がいつも減っているとかそんなことはなく、
まぁ、喉はいつも乾いていたけれども、食べられないことからくるストレスなどは
なかったし、逆に毎日3回の食事が今までの100倍くらい楽しみに思えた。

「なるほどそうか、これが食事か。」
…などと思ったか、思わなかったか。

つづく

実録!あたしのダイエット2。 

2005年10月03日(月) 23時12分
「あのころ」シリーズであれだけ引っ張っておいて
「お酒を1ヶ月やめました。で、10キロやせました。」
ってんじゃあ、バランスが悪ぃってんで少しばかりその一ヶ月のことについて
書きたさしてもらうよ。

いってぇ、どうしちまったっていうんだい。えらく喉が渇くじゃねェか。
とにかくビールの一杯もやりてぇって所を意地でもって我慢してるところをよう、
よくもまあ、こんなに意地悪ったらしく喉が渇くもんだよ、まったく。
おい!ウーロン茶でも買っときなぃ!って、あたしが自分で買うんだよ。
馬鹿げてるねェ、あたしも。てめえは大工の棟梁かってんだよ。
ああ、喉が渇く。2リットルのペットボトルなんか半日で飲み干しちまうわ。
汗もよくかくしなぁ、なんだろうね、まったく。
しかしあれだね、季節もいよいよ春っぽくなってきたじゃねえか。
桜なんかもよ、いよいよ風に散ってよう、葉桜ンなりやがって。
日差しもだんだん強くなってきてよ、緑もまぶしくなってきてるねェ、いいねェ。
そんなだからよ、ふぁ〜、あれ?なんだい。眠くなりやがんな。
いけねぇな、んん。むにゃ…。

いけねっ!寝ちまったよ。寝汗もびっちょりじゃねえか、あ〜あ〜。寝たら喉が渇きやがんな。
おい!ウーロン茶!

なんてぇ風に、いろんな事を言っていますが
とにかくこの与太郎、酒をやめたばかりの頃はと言えば
「喉が渇いた」と「眠い」と、この二つの言葉しか知らないんじゃないかと
思われるほど、朝から晩まで水を飲んでは寝てを繰り返していたそうでして

くるしくも
またくるしくも
さにあらず
かかとくるぶし
だそくなるかな

つづく

実録!あたしのダイエット。1 

2005年09月11日(日) 12時37分
そんなそわそわした状態も、
1週間過ぎたあたりから、だいぶ回復していって
やっと取り戻したシラフという状態は、思いのほか快適だった。

ライブが終わった後にビールで乾杯!という世界一最高なお酒は
さすがにちょっと欲しかったけれども
それ以外の、例えば晩酌だとか、風呂上りのビールだとかというのは
別にちっともいらなかった。

「なんだ、結構簡単なものじゃないか、うんうん。」
などと思ったりしたし、
「ビールのかわりにウーロン茶飲んでる俺って、ストイックだなぁ。」
などと軽く馬鹿げた陶酔をしたりした。

「ビール一杯=御飯一膳分のカロリー」などとよく言うが
いったいに僕は一日に御飯何膳分のカロリーを取っていたのかしらん。

1ヶ月の禁酒で10キロやせた。

65キロ。

この先もまだ痩せるのだが…。

つづく



実録!あたしのダイエッット。(序章2) 

2005年09月04日(日) 20時34分
3日目にやってきた。
一番きつい日。

ダイエットというよりは、禁酒による現象。
お酒を断つ。
当初は3日かそこら、やめれば上出来…といった具合に考えていた。
甘かった。

お酒をやめてから3日目。
ライブだ。

そわそわ…というのは常時。
問題はライブ中だ。
「とにかく、音楽に集中しよう」
なんて、あわあわしながら考えていた僕は
ライブ中にはもっとそわそわしてしまって
これは、きっとソワソワ星にでも旅行してしまったんではないかと
思ったりしたものだ。

で、その日のライブ。
女の子ボーカルにギター&コーラスの男性、パーカッション、そして僕。
集中!集中!
と、ふと耳をすますと、ピアノの音。
ん〜。
と?

ピアノかぁ。聞こえちゃまずいよなぁ…。

ライブ終了後、近くの公園でヒトリぼんやり考えた。
もうちょっとやめてみよう、お酒。

3日目。
まだ痩せない。

つづく

実録!あたしのダイエッット。(序章) 

2005年09月02日(金) 12時27分
当時、75キロオーバー。
身長163cm(サバをよんで)。
ハッキリ言ってデブ。
そうじゃなくても太り過ぎだ。

いったいに、なんでこんなに太ったか。
あたしは、「運動不足」これに尽きると思っていた。
太り始めたのは2年前。
バイトをやめたのだ。
すると、毎日の通勤もなくなり圧倒的に歩かなくなった。
3ヶ月もしたら62キロが65キロ以上になっていた。
まぁ、中年太りだろう、なんて気にも留めなかったが
みるみる体重は増えて行った。
Tシャツは着られななくなっていくし、Gパンも何着か買いなおした。
それで、時間は確実に過ぎて行って、今年の初めには75キロを少し上回るという、
目を覆ってものしかかってくる「トド」の愛称、みたいな状況を
悲しくも勝ち取ってしまったのだ。
王座だ。

別にやせるためにお酒をやめてみたわけではないんだけれども
とにかくそんな状況(あのころシリーズ参照)があったものだから
まぁ、とりあえず冗談まじりにお酒をやめてみようか、と。
そしたら、お酒を抜いた最初の日などは、いてもたってもいられなくなってしまって
カードゲームや、ボードゲーム、それから僕の大好きな数字のゲームなど、
気が紛れるものをたくさん買ったりして(100円ショップ)過ごしたのだ。

(「そわそわしちゃってさぁ。まいっちゃったよ、あのころはさぁ。」
なんて言う風に軽い感じで振り返ることができるので
興味が深く出てしまったヒトは、ためらわずに個人的に聞いて下さい。)

それからあたしのダイエッット生活が始まるのだ。
本人はまだ気付いていなかったのだが…。

つづく

あのころ4。 

2005年09月01日(木) 0時31分
「こいつは、いけないな。」
そう思った出来事がある。
それはプーク人形劇場でのフィリックスの演奏をした時だ。
2日間公演の1日目が終わると俺はすぐに渋谷へと向かった。
向かった先にある目的は、敬愛するブラックボトムブラスバンドの
コーさん(tp)の結婚パーティーだ。

会費7000円。で、飲み放題。
しかもリクオさん、BIGINさんなどソウソウたるメンツが
祝福の歌を演奏する。
なんとも贅沢な時間だ。

「危険だ…。」
などとはひとつも思わなかった。
とにかく渋谷の真ん中に奇跡的に存在する雰囲気のいいお店に充満する
おめでとうのアルコール臭、それにまかせて勢いよくビールを
ごくりごくりとやっつけて、泡盛、焼酎、ウイスキーと飲み下していった。
自然に時間的感覚も鈍り、あっと言う間に終電がなくなった。

結局、最後まで飲み、漫画喫茶で朝を迎えた。

体の芯まで休ませるには少し固すぎる椅子で
数時間眠って、時間が来て新宿プークへと向かう。

午前中はまだまだ酔っぱらっていて、上機嫌だ。
昼食をむさぼると少しだるくなる。
眠りたい。
15時、16時ともなるといっそうけだるく、間接に粘土でも埋まっているかのよう。
「お前の全ての感覚器をサランラップでぐるぐる巻きにして使い物にできなくしてやったよ。」
としゃがれた声が、聞こえたか、聞こえなかったか…。
昼の部は、そんなぼんやりとした感覚、それに負かされないように必死な、
いわば内向的にがむしゃらな状態。

それで、
…飲んだ。

出演者のひとりが言う。
「昼の回の時(飲む前)と全然表情が違うんだね!
シャッキリしてるんだもん!あっはっは!」

「こいつは、いけないかもしれないなぁ。」
割と簡単に、それでいてキサクにそう思ったのだ。

あのころのことだ。


(「実録!あたしのダイエット」につづく)

このあろ3。 

2005年08月30日(火) 15時06分
…とは言っても、コーラ色の小年は、白身ゆでて横断を
風が吹きめまい大変で、正常に歯でていない。
つまりアンコール大喝采として歓迎されていない、招待。
頭を掻くと、まるで自分的金田一を憧憬しているように思えるのだが
この時期、俺の頭の髪はアマリに清潔でフケなどひとつも吹き飛ばなかった。
ただお気楽にゆで続けていたのだ。
掃除、床から。

くぐつ

あのころ3。 

2005年08月24日(水) 15時14分
…とは言っても、コーラ色の小便や、白目にでる黄だんも
水に浮く白い大便も症状にはでていない。
つまりアルコール依存症としては完成されていない状態。
こう書くと、まるで自分の症状を分析していたように思えるだろうが
この時期、俺の頭の中にはア症についてのことなどひとつも思い浮かばなかった。
ただお気楽に飲み続けていたのだ。
毎日、朝から。

つづく
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