
年をとっての本読みは手間がかかる。メガネは手放せないし、ちょっと難解な文節に出会すと何度読んでもすんなり這入ってこないことが多くなる。もうなにも慌てることはなく、モレスキンに書き込んでいつでも開いて考えるようにしてる。解読できないのも含め、手帳はもう10冊になった。バラバラと捲っていると電話が鳴り「昨日のテレビ観たよ。コーヒー飲みに行こう、迎えにいくよ」。箕輪先生だ。「行きます」朝まで喋って声がかれてる以外は断る理由などない。<AUTUMN>。剣道だけではなく多岐にわたる話題。剣道4段のマスター・秋田さんが四時間かけて抽出する[水だしコーヒー]。彼の真っ直ぐな剣法のように、ていねいな味だ。先生におごってもらった。豊かな昼下がりだ。
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