バスタイム♪ 

November 10 [Fri], 2006, 21:39
 小さい頃からお風呂が嫌いだった。
 お風呂が嫌いって言うより、お風呂に入るまでの準備とかを考えると「はいるぞ」って決めるまでが長い長い。何事にも腰が重い私はそれでなくても重い腰をずっしりと構えて動かなかったものだ。
それは今にも続いている。
 お風呂自体が嫌いなわけじゃない。むしろ入っている間は「幸せ〜」なんて思っちゃうし、温泉旅行の企画があれば飛びつくだろう。けどね、タオルと着替えを用意して、シャンプーしてリンスして、それだけでもつかれるのにさらにトリートメントなんてしちゃって、クレンジングして洗顔してようやく身体を洗って...なんてしてると、ゆっくりする為に入ったはずがどっと疲れる。
 それでも出てきた瞬間はさっぱり!――なぁんて思うのもつかの間、超乾燥肌の私はすぐに化粧水やら乳液をつけなきゃいけないし、髪の毛を乾かすのも一苦労。ようやく一息ついた頃にはぐったりなのだ。
 お風呂=面倒。気持ちいいより先にそう考えてしまうのはお風呂と考えたときに上の行程すべてが浮かんでしまうから。いったんお風呂に入れば一時間近くつぶれてしまう事も要因のひとつ。そんなこんなで“家に帰ってから寝るまでにやること”のなかで「お風呂」はかなり後回しされがちだ。まぁ、汗だくだくで帰ってくればべつだけどさ。

 そんな私がここ三日連続でバスタブにお湯をため、率先してお風呂に入る。普段の私をしっていれば「これはどうしたことか?」と驚くようなことだけど、それはお風呂の入り方の変化の為。某ファッション雑誌で紹介されていたマッサージをちょっと熱めのお湯のなかで実施した事がきっかけだった。ストレスピークで身も心もボロボロ。必要なのは癒しだ!!といってもお金もないしエステなんてとてもじゃないけど行けない。だったら自分で身体をいたわってあげなくちゃ♪なぁんて軽い気持ちでやってみた。
 一人暮らしを初めてもうすぐ2年だけどお湯を入れた回数、数えられるかも。もともとお風呂は嫌いだし実家に居るときから頻繁にお湯なんて使っていなかったんだけどね。なんせ「節約」を心がけていた私としては一人だけ入って流してしまう大量の水、なんていうのは無駄でしかなかった。まぁ得られる満足も私にとっては微々たるものだったし、最初のころに洗濯に再利用しようとして床をびしょびしょにしたことも影響してたと思う。それになにより一人暮らしのバスルーム何てものは狭いわけで、ユニットじゃないだけましなんだろうけどバスタブはやっぱりちっちゃい。だからあんまりくつろげるって感じはなかった。
 ただそんな小さなバスタブでも、身体を丸めながら足をさすったりお腹の肉をよじったり鎖骨のラインを気にしたり、なんてしてたら軽く一時間。気づけば汗だくの私。まさかと思ってお風呂上りに体重計に乗れば気持ち減ってない??なんて嬉しい結果に。それに時間をかけて入った分「次はリンスで次は...」なんてせかせかしなくて済んで、なんだかリラックス。頭からっぽにしてぼーっと天井見てるだけでも勝手に汗はかくしちょっとした癒しも得られる。あぁ皆だからお風呂が好きなのね、っていまさら納得。
 それから三日。小さい分早く溜まるなぁなんてポジティブに考えたりしながらお風呂に入る時間は楽しみに変わっている。ちゃんとペットボトルの水を途中で飲むようにしたらいつまででも入っていられることも発見。雑誌持ち込んだり、紙に今後の予定かきこんだり、もちろんマッサージも忘れずに。そうやって一日の疲れをちゃあんと落としてあげれば、きっと生活のリズムも整う...よね?

 兎にも角にもそういう小さな幸せを見つけるといろんなこと頑張れちゃうから不思議。今日の入浴剤は何にしようかなぁなんて考えながら家路につく、そんな一週間前にはありえなかった幸せをずっと保てたらいいな。
2006年11月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:kuiri
読者になる
Yapme!一覧
読者になる