帰国 

2010年01月09日(土) 20時51分
あっち時間の4日の朝、前夜に3時近くまで飲んだり宿で話してたりしたのに、一緒にマドリードに行った2人が空港まで送ってくれて(ほんっとうにありがとうございました。助かりました)、無事時間通りに搭乗。

しかし

なんかメカトラブルだとかなんだとかでなかなか出発しない…

パリに着いた時には成田行きの飛行機の出発時間まであと20分しかない…しかも飛行機を降りるのに時間がかかり、ようやく降りてからも滑走路から空港までバスに乗んなきゃいけないし、搭乗ゲートは反対側だしで、とにかく走った。

その上途中でまた持ち物検査があるもんだからベルトはずさなきゃいけないわ、荷物はばらばらにされるわで焦る焦る。職員は「Run!!Run!!」とか言って怒ってくるし……いや、こっちの責任じゃないからね!!??と内心むっかーときながらもやはり走り、走り。成田行きはまだ出てなくて(これもまた出発が遅れてた)、ゲート近くで日本人の職員に「成田ですか、大阪ですか!?」と聞かれ息を切らしながら「成田ですっ!」と言うとさすがにあっちも焦ってました。でも「前のフライトが遅れて」と言うと「お疲れ様でございました」と返ってきて、ああ、日本っぽいと感じた。

2本目は機体に着いてた氷を取り除くのに時間がかかってたみたい。1本目も同じ理由だったのかな。
そんなこんなで、とりあえず予定通りの飛行機で日本に帰ってくることに成功。

しかししかし

荷物の積み替えはさすがに間に合わなかったと見えて、スーツケースは日本に帰ってこず。翌日家に送られてくることに。
まあ手ぶらで帰れて楽だったけど。
成田エクスプレスからの景色がすごく新鮮に感じました。

家に帰って食べたお雑煮がおいしかったです。


遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

Paris!! 

2009年12月31日(木) 7時44分
いつまでも悲しいお話をトップに載せておくのも……と思ったので。

パリに行ってきました。ツールのゴールで駆け抜けるシャンゼリゼ、コンコルド広場などを実際に歩いてきました。それはそれはきれいでした。幸い、天気もよかったので。やっぱりセーヌ川はうわさ通りですね。

レオンからマドリードのバス、マドリードからパリの飛行機、行きも帰りもひたすらフジファブリックを聞いてました。赤黄色の金木犀、陽炎、桜の季節、若者のすべて、記念写真、サボテンレコード……とくに悲しい歌でもないのに、歌詞がせつなすぎる。

観光できたのは3日間で、初日はサクレ・クール寺院、ノートルダム寺院、エッフェル塔、凱旋門など、市内散策。
2日目はルーブル。10時に見始めて、飲まず食わずで回ったところ閉館の18時ちょい前に全室制覇を完了。広すぎ(笑) 見たかったものをいっぱい見れた。ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』『岩窟の聖母』はもちろんのこと挙げるのが大変。『サモトラケのニケ』の神々しさがすごい。あれは拝めてよかった。
ちなみに26歳以下の学生という特権でタダ見。

3日目はオルセーとダリ美術館。オルセーはなんか知らんけどタダで入れた。ここがとにかくよかった。もともとはゴッホとフェルメールがおめあてだったけど、ルノワール、ドガ、モネに叩きのめされた。見ててじーんときちゃった。特にルノワール、代表作も「これ描いた人か」くらいだったんだけど、すごかった。いままでプラドとかでも写実的な絵ばかり見ていたから、ああいう絵はあんまり見ていなかったわけで。

写実的な絵が人物や情景の「永久保存」で、写真や映画を撮るようなものだとしたら、印象派の人が描くようなやわらかな絵は、描きはじめたときにはもう過去になってる記憶を描いてるような感じを受けた。思い出の中だったら顔や細部がはっきりしている必要がないからね。んでもって、まさにその情景の「印象」を描いてると。素人が勝手に解釈して、勝手に納得。たぶん、詳しい人からするとものすごくおかしなことを言っているのだろう。

でもとりあえずああいう絵は宗教がらみの絵と違って知識がなくても感じられるものがあるから見てて疲れない。宗教とか神話の絵は話とか描かれてる人がわかんないとわからないからなぁ。そこらへん、小学校からギリシャ神話の本読んだり、いちおうキリスト教系の学校でかじった知識も少しは役立ったりしましたが。

オルセーは建物の中もきれいだったし、彫刻や家具の展示もあったりしておもしろかった。
ダリ美術館では学割きかせても6ユーロとられた上に、あんまり展示品も多くなくてちょっとがっかり。アクセサリーとか像とかは本でしかみたことなかったから見れてよかったけど、やっぱ絵が見たかったな。絵は水彩っぽいやつ主体でした。次にバルセロナに行くことがあったら絶対フィゲラスに行こうっと。

この日、一緒に旅行してた人がサクレ・クール寺院の広場でカメラをスラれました。犯人は見てないけど、おそらくスリなので一緒に警察に行きました。海外旅行をするとき、人の多いところではほんとに気をつけてください。油断しないこと、これほんと大切ですね。


スペイン、しかもレオンに慣れてるぶん、物価はだいぶ高く感じた(コーヒー1杯4.5ユーロとか)し、ちょいちょい問題もあったけど街と街にあるものはじゅうぶん楽しかった。大都市ってあんまり気に入ることないんだけど、パリは好きだなぁ。言葉がわかんないのが痛いけど。やっぱりスペイン帰ってきたときはすごくほっとした。

あと、パリはスペインとくらべて土産物屋のTシャツのレベルがとても高かった。買ってしまおうかと思ったくらい。いや、結局買わなかったんだけどね。マイヨ・ジョーヌ、マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ、ケースデパーニュ、ランプレのジャージが土産屋で売ってた。ラグビーグッズも多くて、さすがフランスだなあと感じました。

もう1日くらいいれたらよかったけど、大みそかからはスペインにいたかったのでしかたなし。レオン、落ち着く。
あとちょっとしたら帰国かー、とkubojiはため息をつく反面、どこか安堵し、今日の更新を終える。

とりいそぎ 

2009年12月26日(土) 5時05分
マドリード、セゴビア、セビリア、グラナダを制覇してきました。悪天候の影響をうけたところも多かったけど(とくにセビリア)、満足。

いまはホストファミリーの家に戻って、昨日からクリスマスを祝っております。それはそれでとても楽しかったのですが、そして明日からはパリに行ってくるのですが……


いまさっき信じられないニュースが入ってきたので……



志村サンッッッッッッッッ!!!!
フジファブリック志村氏急死

一にも二にも、クリスマスよりも、志村さんに献杯。

あんなにいい曲をつくる人がいなくなってしまったなんて…
「赤黄色の金木犀」「銀河」「陽炎」「桜の季節」「記念写真」……さっきからPV見てるけど、どれもPVもまたいいんだよなぁ……

くるりと並んで好きなバンドなのに……


ライブ行きたかったなあ。残りのメンバーは音楽活動を続けるそうだけど、ほんとうに残念。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

ごぶさた 

2009年12月19日(土) 5時36分
バルセロナに行ってきました。あの街はとにかくでかかった。ガウディがデザインしたもので中心部にあるのはけっこう見れた。サグラダ・ファミリアは本当に大人気。カサ・ミラとかもよかったけど、住む気にはなれないなぁ。

いきつけの店もできました(笑)

初日に街の中で運よく見つけたチケットショップでエスパニョール−ラシンのチケットを買い、翌日はエスパニョールの新スタジアムで観戦。0−4、エスパニョール、ホームでぼっこぼこ。ちなみに俊輔は0−2になったところから登場したけど自分の仕事にしっくりきてない様子でした。右サイドからカウンターで崩されまくってた印象。
ラシンはムニティスが見れた。エスパニョールのほうはデ・ラ・ペーニャを見たかったけど、出てなかった。

あの試合に45ユーロというのは、ファンでない身にとっては少々高めでしたが、席のあるブースにはサロンやバルもあって、アルコールもタパスも飲み食いし放題。同じブースに座ってたフランス人のグループと「試合はひどいけど席は最高だな!!」なんて盛り上がってました(苦笑)

他に行けたのはミロ美術館、ピカソ美術館、歴史博物館とか。海もよかったです。

着いてしょっぱなにあやしいおっさんに異臭のする液体をひっかけられ「鳥の仕業だ。拭くの手伝ってやる、ジャケット脱げ」ってなことを言われましたけど、角度的にあんたのしわざとしか考えられないよ?
相方も気をつけてたし、何も盗られずに済んだけど最初から萎えた。くっさいんだもの。
相方は地下鉄ですりっぽい若者にマークされただかいちゃもんつけられたと言ってましたし、他のレオンにいる日本人学生は実際に鞄を盗まれてるので、バルセロナに行くときは気をつけてください。気をつけてたらたぶん大丈夫。さいわい、偽警官というやつにも出くわさずにすみました。

バルセロナは朝一に行ったグエル公園が一番よかったかな。もっと日数があったらフィゲラスのダリ美術館とかにも行けたんだけどなぁ。


ところで、鹿島はしっかり3連覇を成し遂げてくれたそうでなによりです。天皇杯はガンバに一矢むくいられて敗退とのこと、残念。


おととい、またレオンで雪が降りました。こんどは風もなくてとても静かな雪で、いろんなところがそれはそれはきれいだったんですが、昨日は道の雪が半分とけて足びしょびしょ、今日は路面が凍ってつるつると、おきまりの弊害もあるわけで。ってか今朝の気温が−8℃ってなってたのはマジか?確かに寒かったけど、昨日(朝−1℃)と大して変ってなかった気が……そしてどんどん寒いのに体が慣れていく。日本だったらもっと厚着してそうなものを。


なんだかんだで、今日でもうコースが終わってしまいました。関西外語大の人たちは今日レオンを出てっちゃって、もう明日には飛行機だとか。こっちはあと2,3週間ありますが、もう学校に行かないとなると先生たちが名残おしい気持ちもあり。

もう授業終わっちゃったけど、やっぱり話すのは上達してないなあ。

で、レオンにいるのも残り少ない(旅行しやがるから)ので今日は修了証書をもらったあと、友達とレオンから1時間ちょっとの町まで歩いてきました。Virgen del Camino といいます。名前の通り、カミーノ・デ・サンティアゴの途中にある町。サグラダ・ファミリアの「受難」の彫刻を作った人が手掛けた教会があって、それを見に行きました。先週もレオンからとある村までとことこ歩いて行って、それはそれでよかったけれど、今日のはカミーノの矢印に沿って歩いたからちょっと巡礼者気分になってみたり。目的の教会はとても新しく、シンプルな作りで気に入りました。あたらしめな教会が気に入ることってあんまりないんですけど。

途中の道は雪で歩きにくかったり、靴がびしょぬれになったりしましたけど、雪景色はとてもよかった。もう今日くらいしか機会がなかったろうから、行けてよかった。


では、明日から(!)また旅に出るので、へたすると帰国するまで音信不通になります(笑)

ここのところ 

2009年12月02日(水) 5時12分
寒いです。東京の友達から「東京は寒い」とかいうメールがきていますが、ナメるなと言いたくなります。

レオンはもう雪が降りました。去年は11月の頭には降っていたそうです。雪もさることながら、風も強くて、折りたたみ傘を破壊されました。雪風……七竈はおりません。


ここ最近は、まず学校のプログラムでこんどはトレド、アルカラ、アビラに行ってきました。2日間で3都市回るという強行スケジュールだったので、いろんなものをもっとゆっくり見ていたかった。とはいえ、カトリック文化とイスラム文化の混ざり具合とか、トレドやアビラの城壁とか、みててきれいだし勉強にもなるものが多かった。あれは日本じゃ絶対にお目にかかれないな。

あと、鍾乳洞に行ったりもしました。こちらは中学の時に行った秋芳洞が思い起こされるもの。あそこより広々してたな。自然のものはあんまり見てなかったから、あれはあれでよかった。でも山の上はレオンよりもっと寒かった……とか言ってると、アメリカやらカナダに行ってる友達から怒られそうだ。


スペインサッカー界の一大イベント、クラシコがあったのに、試合自体は観ていないという体たらく(ホストファミリーとその友達と夕食に行っていたため)。でもハイライト&解説番組は日本のとは比べ物にならないくらいにすごいので内容はだいたいわかった。やっぱりプジョルはすごい。


さて、今週末は土曜から4連休なのでバルセロナに向かいます。こんどは相方がいます。
なので鹿島が優勝したかどうか、情報がすぐに入ってこないのですが、こっちは時間とお金に余裕があれば俊輔を生でみてこようかな、と。

早いもので、今月半ばで授業は終了、あとは半月のあいだ自由。よって旅行しまくる予定。したがって羽が生えたかのように手元からお金が飛んでいきます。いや、ここでケチったら負けだ、とか、このためにバイトしてたんじゃあねえか、とケチんぼな自分を奮い立たせております。カードの限度額との戦いです。ま、2枚あるからなんとかなるのは間違いないけれど。


今回もまた写真はなく、なんとも簡素な文章で終了。それでは、また

自転車命!! 

2009年11月14日(土) 0時06分
バスク旅行でいい思いをしておきながら、こないだの週末もものすごいことがあったので、この秋最大の自慢をしようと思います。


戻ってきてまた学校始まって、「今週末はなんもないなー、レポート書かないとなー」なんてつまらないことを考えていたら、学校の掲示板に見慣れた方々の写真が載ってるお知らせが。

なんとなんと、レオンに自転車の超一流がやってくるというではないか!!!

で、もちろん行ってきた!!土曜はユニセフとレオンの役所が共催の現役選手チームVS引退選手チームのフットサル・チャリティーイベント。

わかるでしょうか。キャプテンマークがバルベルデで、右端がオスカル・ペレイロ。サストレは隠れちゃってるけど、ルイス・レオン・サンチェスは背高いからよくわかる。ほかにもサミュエル・サンチェスをはじめとしてデ・ラ・フエンテ、コーボ、イバン・グティエレス、ガラテ、モスケーラなどなど、とにかく錚々たるメンツ!!もうコンタドールいがいのスペイントップクラスは全員いるくらいの勢い!!

んでもってコートが近い!!いい席でみれたし、選手が目と鼻の先。試合もおもしろかったし(8−8で引き分け。あんま勝敗は関係ない)。引退選手チームはいろんなスポーツが混合で、元バルサの選手(かなり太っちゃってたけどこの人は半端じゃなかった)もいた。でも引退選手チームで一番の大物はたぶんインデュライン!あんな伝説の人も間近で見れるなんて。

試合後は、みんなさっさと引き上げていっちゃうなかサストレがファンサービスに来てくれて、しっかりサインをゲット。その後は会場の出口あたりでサイン&写真撮影ブースがあったからサミュエル・サンチェス&オスカル・ペレイロと一緒に写真とってもらって、2人のサインももらえた!!舞い上がりすぎてやばかった(笑)


翌日曜日はレオンのショッピングモールを囲うように周回コースを作って、チームTTや個人戦など3種類のエキシビジョン・レースがありました。


サンチェス、バルベルデ、サストレ率いるサーベロ。ちっこいコースだったから何度も目の前を駆けて行って、ほんとに楽しめた。



しかもサミュエル・サンチェス、サストレとは2ショットで写真撮ってもらえたんですよ!特にサストレのファンサービスのよさには驚いた。逆にバルベルデはもうちょっとファンを大切にしてくれ!と言いたかった(笑) 写真やサインは無理だったけど、なんだかんだいってバルベルデと握手することには成功してます。

あと、ペリコ・デルガドにもサインもらいました。名前入りで。

いやあ、すごいっ!!(栗村さん風に)

たとえるなら、アメリカの野球チームがいっこもないようなところに留学してみたら、その町にイチロー、松井、松坂が来て、しかも長嶋さんに王さんも来ちゃったよ!みたいな感じ。写真にサインもあるからねー。

ほんと日本じゃあのメンツ&戦利品は考えられないくらいですからね。ジャパンカップも盛り上がってたみたいだけど、ブエルタの最終ステージも含めて、行けなかったぶんにお釣りがつくぐらいいい思いしました。


大興奮、有頂天もいいところの週末。ですがこのすごさを分かる人は知り合いにはとても少ない……

バスク その2 

2009年11月04日(水) 5時34分
試合の翌朝、暗いうちにしか見てなかった旧市街へ行き、ビルバオのカテドラルの中に入ったり散策して時間を使い、11時のバスでサン・セバスチャンへ。いやあ、海のきれいな町だった!

ラ・コルーニャと同じくリゾート地ですけどね。コンチャ湾はよかった。クラシカ・サンセバスチャンで絶対ここらへん走ってるっしょ!ってあたりを歩きました。でっかいキリスト像がある山にも登ってみたり。天気が良かったので景色もすんばらしい。

町中でやたらレアル・ソシエダの旗とか、グッズを身につけてる人を見かけたのでもしやと思って地図を確認してみると、やっぱりスタジアムが。「アノエタ」。これって確かソシエダのスタジアムじゃあ……と思って向かってみると、ほんとにあった。アウェーの試合の週だったようだけど、スタジアム見れただけで嬉しかった。2部の試合は見なくてもいいかってこともある。

サン・セバスチャンのカテドラルも見た。ビルバオのもそうだけど、すっと細長い印象。どちらもゴチック様式のようです。祭壇の装飾とか、今まで見たのとは違うところを探すのもおもしろい。レオンほどじゃないけど(笑)ステンドグラスがきれい。

夕方ごろから雲行きがあやしくなり、風も強くなってきたので不安になった。案の定、夜は激しく雨が降って、適当に店に駆け込む。kukuxumusuというブランドの土産屋で、客は他にひとりもいなかったし、雨宿りついでだから店員の女の人に
「ひどい天気ですね」と話しかけてみると
「これがサン・セバスチャン」と言われた。この人、めちゃくちゃ気のいい人でした。名前に気づいて、このブランドはバスクのうまれなのかと訊いてみると、やはりそうらしく、いろいろ説明してくれました。

かなり会話もはずんだので、さらに知りたいことを質問。この人はナバーラの北の出身らしく、そこではかなりバスク語が話されているそう。学校でも家でも覚えるとのこと。ナバーラとビルバオのあたりでは政治的にわかれてるらしく、フランスのバスクも絡んでて複雑だからバスク人にもよくわかんないと言ってました。

あと、バスクの人は絶対に「スペイン語」という単語を使わない。この店員さんも冗談めかして「『スペイン語』って言語はない」と。でも「カステジャーノは語彙が豊富だし、必須」とも。やっぱりそうなんでしょうねえ。

どこまで踏み込んでいいのかわからなかったし(「バスクは独立したがってるの?」とか。地雷の可能性もあるところ)、あたりさわりないところでいろいろ話しました。サン・セバスチャンはフランスやイギリスから来た人がいっぱい住んでるけど、それはここのほうが物価が安いかららしい。なるほど……レオンに住んでる身からすると高いんですけどねぇ。

その店ではノートを一冊買って、今度はバルめぐり開始。レオンで知り合ったスペイン人に「バスクに行く」って言ったら「サン・セバスチャンでピンチョ食べてくるといいよ」と言われたので実行。ほんとおいしい。ちょいとぜいたくしたけど、旅行だからいい。普段ケチってるし(笑)

ピンチョを堪能し宿に帰ると、同室のブラジル人のおじさんに話しかけられた。なんと2度目のサンチャゴ巡礼を終えて帰る途中とのこと。バスクも巡礼の通り道とはいえ、こんなところでも巡礼者と話す機会があるとは…!
レオンに住んでるって言ったらいろんなルートを教えてくれて、これはキツイとかこれは道がきれいだとか、面白い話をいろいろ聞けた。


スペイン語……じゃなかった、カステジャーノもさることながら、自分の英語のできなさをガリシアに続いて痛感。宿じゃあ英語が基本でしたので。相手の言ってることはわかっても、いざ話すとなるとぜんぜん単語が出てこない……カステジャーノが先に出てきてごっちゃになるという。


とにかく、そんなこんなで翌朝9時の電車でレオンに無事もどってきました。危ないこともなくてよかったよかった。
来週提出の歴史のレポートではバスクの民族主義について書くつもりなのでいいネタもけっこう仕入れたし、うまく回れたと思ってるので満足。旅先で人と話すのはやっぱり楽しい。

バスクの人はかなりの割合でとても親切です!

バスク! 

2009年11月04日(水) 4時53分
修学旅行でサラマンカも行ったんですが、なんも書かないままに再び個人旅行を敢行!
3連休を利用して今回はバスクへ行ってきた。

金曜夜にビルバオに入り(3時の電車で、8時ごろあっちに着いた)、まずは地下鉄に乗って宿へ。スペインのメトロは初めて使ったけど、便利だった。この日はとりあえず旧市街を散歩してレストランで夕飯を食べるくらいしかできなかった。

翌朝から行動開始。自分としては珍しくけっこう計画的に動いた。まず地下鉄に乗ってビスカヤ橋の最寄り駅まで行き、世界遺産の橋を見たり、ゴンドラ(?)に乗って往復して遊ぶ。ここで初めてバスクの旗が揺れているところを見て感動。

次にまたビルバオの中心地に戻り、サン・マメスへ。35ユーロでアトレティコ戦ゴール裏のチケットを確保し、そこからすぐ近くのバス乗り場へ。ゲルニカ行きのバスの時間を確認し、ちょっと暇をつぶしてからバスでゲルニカへ。乗る時に運転手のおじさんが
「ゲルニカ行ったことあんのか?」と聞いてきたので、ないと答えると
「わかりにくいから、着いたら教えてやる」と言ってくれた。おお、いい人!

と思いきや、なんかちょっと大きめなバス停を過ぎて10分くらい走ったところでバス停車。運転手氏に話しかけられ、聞いてみると
「さっきゲルニカで降ろすの忘れてたわ。ここで降ろすから歩いて戻ってくれ」
という(笑) まあ気づかないほうが悪い。むしろあそこで彼が気づいてくれてよかった。
降ろされたとこっていうのは山の中で、まあ一本道だったから道には迷わなかったけど30分くらい歩いて市内まで戻りました。町っぽいところまできて、まず「ここはゲルニカですよね?」と人に尋ねるところから始め、さっき降りるはずだったバス停の場所を尋ね、見つけてからようやく市内めぐりスタート。

インフォルマシオンで地図を手に入れ、「ゲルニカの木」を見に行く。2時になって守衛が公園の門を閉めようとしているところにぎりぎり間に合い、写真だけ撮らせてもらった。いやあ、あれが見れてよかった。ゲルニカに行ったのはほとんどそれだけが目的だったので。あとは散策して、雰囲気だけ見てビルバオにさっさと帰りました…というのも、博物館は昼休みで見れなかったので。

ビルバオに戻るとグッゲンハイム美術館へ向かい、4時間くらいかけて中や外を楽しんだ。フランク・ロイド・ライトの設計図には建築を学んでる学生とおぼしき若者がむらがって熱心にスケッチしてました。ピカソ、ゴーギャン、ゴッホ、マネ、ミロなどなど、名だたる画家の絵もみれたし(この権威主義者めっ)、他の展示や建物自体もぜんぜん飽きなかった。

その後は「フットボールのカテドラル」ことサン・マメスへ。建物はリアソールのほうが好きだけど、雰囲気は素晴らしかった。バスクの人たちも熱い!!生で観れてほんとよかった。ビルバオはすごくいいプレーをしてて、なんでこれでこないだの国王杯で2部のチームに負けたの?って感じ。アトレティコは各国代表がそろってたけど、あんまりうまく機能してなかった印象。シュートが2本ポストに当たる不運もありました。アグエロの孤軍奮闘っぷりがすごかった。

あとなんつっても場内の応援がすごい。誤審っぽいのとか、ファールくさい場面があると一斉に「¡Españoles, hijo de puta!」の大合唱。意味は「スペイン野郎、娼婦のガキ!!」ってところでしょうか……これ聞いた瞬間は思わず笑ったわ。すっげぇ…

場内アナウンスも選手紹介をバスク語でやってたりして、おおっ、って感じ。試合は無事にビルバオが1−0で勝って、試合後にはバルに乗り込んでバスクのビール片手に、上機嫌のバスク人にインタビューを少し。
50歳くらいのおじさんに「バスク語の応援歌ってあるの?」と聞いてみると、やっぱりあるらしい。ぜんぜんわからなかったけど……。彼はバスク語を話せるとのことで、子供のころから学校で習うそうです。やっぱりカステジャーノが基本なんでしょう。ビルバオでもゲルニカでも通りでそれっぽい言葉聞いてないし。

続いて、同じバルの近くにいた小学校入りたてくらいの男の子ふたりに「バスク語話せる?」と聞いてみると、ひとりは知ってるらしかった。学校で習ってるとのこと。家でも話すのかと聞くと、父親は話せるけど母親は話せないのだそう。


この日は、特に試合前後で思ってた以上にバスク(のイメージにぴったり)な体験ができて楽しかった。

……続きまする。

アストルガー&ラス・メドゥラス 

2009年10月19日(月) 5時02分
10月からのクラスが始まったとはいえ、新たに日本人が30人くらいやってきたので結局クラス内は日本の大学と大差がないというオチ。ちょうどいいレベルのクラスに入れたし、いっこ上のクラスの歴史の授業を取らせてもらえたからまだましだけど。歴史めっちゃおもしろい。先生いい人だし(字が汚いのが玉に瑕)、フランス革命ごろから今に至るまでの歴史のあらすじだなんて、ピンポイントで知りたかったところはいってるじゃあないか!

というわけでここんとこ暇なときは歴史のテキストを読んで過ごしてます。さすがに語学コースの教材だけあって単語さえわかっちゃえばわかるわかる。よかったー。文法の授業もためにはなるけど、学校にやる気を起こさせてくれるものが増えた。

さて、きのうは課外授業プログラム(修学旅行?)でアストルガーに行ってきました。もうちょっと行けばガリシアってところで、こないだの旅行で行きのバスが素通りしたとき「なんだこりゃっ!」と思った建物があるところ。日帰りだから駆け足になっちゃったけどいろんなものを見れたので紹介。

こちら、ガウディが司教のために設計した宮殿だそうですが、いろいろあって誰も住んだことがないまま今はカミーノ・デ・サンティアゴの博物館になってます。レオンにあるのよりでっかいです。かわいらしい形をしてた。中はガウディ以外の人が作ってる部分も多いけど、装飾とかは細かい。建築様式はゴチックだとか、イスラムだとか、ムデハルだとか(詳しいことは知らない)をまぜこぜにしたようなものだとか。


この他に、アストルガーではチョコレートのミュージアムへ。思ってたより小さな建物だったけど、かなり古い道具、機械、パッケージなんかがあって、さらに試食もできた。90%カカオのチョコはなんだか粉っぽい。つなぎが少ないからでしょうねー。カカオ53%のアーモンド入りが一番おいしかったな←どんだけ試食したんだ(しかも買ってない)。買った人たちはあとあとバスの中でチョコが溶けているという悲劇が待っていた。

カテドラルをゆっくり見れなかったのが残念。中入りたかったー。

ラス・メドゥラスでは先生と一緒に昼食をとって、そのあとは山登り。

この稜線がたまりません……。絶対ブエルタ走ってるよここらへん!いやあ、歩いてる間も日影がないからバテてる人いっぱいいたなあ。日本人はすぐへこたれるね。


例によって写真がアレなんでよくわかんないと思うけど…
上のほう、グランド・キャニオンみたいに自然にこうなったのかと思いきや、なんと2000年も前にローマ人が金を獲るために山を吹っ飛ばしたらしいです。下の写真くらいの高さで、上の写真の端っこまでひとつの山だったみたい。

粘土質だから水が通りやすくて、ためにためた水圧でぼかんっ!とやったらしい。もちろん火薬もないからね。ここまで水路を引くだけでも大事業なのに……というか考えた人は天才だろう。この時代に100万人を動員したってのがまずすごいんだけど、そのうち一体どのくらいの人が亡くなったのかとか考えちゃいます。

旧鉱山の中にも入りました。けっこう寒かった…

ここはひとりで来るのはちょい難しかっただろうからよかった。でもアストルガーはゆっくり見たかったなあ。すぐ近くだからまた来てみてもいいな。

次週はサラマンカに行ってきます。

ガリシア旅行記 5 

2009年10月05日(月) 21時26分
翌日はサンチャゴからラ・コルーニャへ戻る日。

カテドラルに行ってみると、またミサをやっていて、今度は最後に香をふりまく例のあれをみることができました!
これはレプリカ。本物が聖堂の中で左右に揺れる様子は感動もの。

ほんと、これが見れてよかった。大聖堂とこの儀式が見たくてここまで来たんだから!


見たいものがみれて、納得してラ・コルーニャへ帰還。開館時間とか開館日が合わなくて見れなかった美術館へ向かいます。サンチャゴもそうだけど、とくにラ・コルーニャの坂道ではおじさんからもらった杖があってだいぶ楽でした。ここにみかけだけの巡礼者ができあがる。

ゴヤのあやしげな絵がおもしろくて魅入っていたら閉館時間が迫ってしまった。とても全部は見きれていないし、翌日また来ることに。なんつっても入館料タダだから。スバラシすぎる。

この日は夕飯にレストランに入っても「今日のメニュー」は昼だけだと言われて(町によってこのメニューをやってる時間が違うのかも)、とりあえず食べたかったガリシア名物のタコを注文。まずまず。で、ワインはおいしかったよ、と(それはもういい)。



で、最初の2晩泊まった宿で寝て、迎えた最終日。
見きれなかった美術館に行き、16世紀から20世紀までのブースをじっくり時間をかけて見る。ラ・コルーニャの昔の風景を描いた絵が気に入りました。ピカソの絵も一枚あって、さすがスペインの美術館だと思いました。

ざっとゴヤのブースも見直してみたけど、やっぱりおもしろかった。絵も詳しくないけど、これまた見るのは好き。


昼ごはんはリアソール側の海沿いのレストランで食べ、帰りのバスぎりぎりの時間に駅につきました。そっからまた5時間バスに揺られて、無事、レオンに帰還。危ないこともなかったし、なにも盗られなかったし、つつがなく旅が終了。

あとで計算してみると、交通費・宿泊費・食事代・その他もろもろ、5泊6日で出費はだいたい4万〜4万5千円の間ってところですね。交通費・宿泊費とその他が半々ってところです。試合のチケットとかCDとか、ぜいたくしたからちょっと高くはなったけど、自分では上出来だと思う。

ほんと、博物館やら美術館にお金がかからなかったのは嬉しい誤算。いろんな物を見れて勉強になった。そういったところの中にガジェゴの説明文が必ずあるところがいかにもスペインって感じ。日本だったら清水寺に京都の言葉で説明が書いてあるって感じかな?

人と話してても、地方の言葉に対する意識が強いと感じました。ガジェゴの説明文とか、看板とか(至る所でガジェゴが使われてる)から、ちょっとはカスティジャーノとの違いの傾向がわかったりして、音声学の授業とってよかったわあと思ったり。


リアソールでのデポルの試合(特にバレロン。そして勝ち試合)とサンチャゴ・デ・コンポステラの儀式、このふたつが見れたというだけで、いつかやりたかった目標が達成できました。行ってよかった。

いろいろな人とも話せたし、ほとんどすべてが勉強になりました。異文化コミュニケーションとか言ってるんだったら、やっぱ自分で行って、見なくちゃダメですね。机に座って語学の勉強してるだけじゃなんにもならん。


よくよく考えてみると、ひとりで1週間近く旅するっての初めてでした。だいたい家族や友達と行きますからね。
もともと何かを見て回ったり、考え事するぶんにはスタンドプレー上等なんで、これはこれでとても楽しかった。
んで、ちょっと自信もついた。


さて、レオンは今日も祝日とはいえ、いつまでも浮かれていないで明日からの授業に向けて切り替えなければなりません。では。
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    ・スポーツ-サッカーだったら鹿島アントラーズとデポルティボ・ラ・コルーニャが好き。ほかにも自転車ロードレースなど、みてるのは多いです。やるのはサッカーかフットサルくらいですが。
    ・読書-小説が燃料。いつもなんかしらの本を読んでます。最近のお気に入りは森見登美彦と桜庭一樹。
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