「賢者の箱」 

2004年09月28日(火) 13時41分
ここに黒い箱があります。
これには片手がやっと入る穴が開いています。
そしてこの中には、ある謎の生物が入っています。
しかも小さい穴なので掴んで取り出す事が出来ません。
もしかすると噛みつかれるかも知れません。

この謎の生物は一体何なのでしょう?
さて、あなたならどうするん?

きっと多くの人は、この穴に手を入れる事はないでしょう。
なぜなら人は、もし噛みつかれたらどうしようと考えるからです。

でも好奇心旺盛な人は何処にでもいます。
そして何人かが手を入れて、その謎の生物に恐る恐る触り始めました。

ある人は、これを毛むくじゃらの生物と言い、ある人は暖かい生物と言い、ある人は、とても逃げ足の早い生物と言い、ある人は緊張のあまり穴の中でグーをしていまい、手が抜けずに慌てている時、生暖かい湿った物が手に触ったと言って、確かに濡れた手を見せます。また、ある人は、自分の手にすり寄って来たので人懐っこい生物だと言います。

では一体どれが正しいのでしょう?

答えは「全部正しい」です。
正確に言うとその生物の部分については正しい。
でも、その生物全体を知る為には箱の外に出さなくてはなりません。
しかし、手で掴むと穴が小さいので外へ出す事が出来ません。

さて、どうしましょ?

ある人は、その箱を壊そうと考えますが、とても頑丈な箱で壊す事が出来ません。
ある人は慎重に中を覗き込んで観察しようと考えるのですが、穴の中はとても暗く、時々その生物が動き回る音が聞こえるだけで、中をよく見る事が出来ません…。

そしてある時、ひとりの人がその生物の鳴き声を聞きました。
その鳴き声は、自分の知っている生物の鳴き声とそっくりです。

そして、その人はひとつの名案を思いついたのです…。

さて、あなただったらこの続きをどう書きますか?

(2001.2.09/☆やじ)

「なんでやねん?」 

2004年09月28日(火) 13時39分
その(1)
う〜むっ、高い山の頂上は赤道の近くでも何で寒いん?
もっと高い宇宙空間じゃ、太陽光線の当たる所はとっても熱いと聞いたような気がするんだが…。

う〜むっ、深い海の底は何で冷たいん?
大気圧と水圧で圧縮されて地下のマグマで熱せられても熱くならないん?…。

う〜むっ…。


その(2)
タバコのパッケージには「あなたの健康を損なう恐れがありますので吸いすぎに注意しましょう。」と書いてんのに、なんで車に「他人の健康を損なう恐れがありますので乗りすぎに注意しましょう。」って書いてないん?

う〜むっ…、分からん。

(2001.2.09/☆やじ)

「原始人と自転車」 

2004年09月28日(火) 13時37分
もしも石器を使い始めたばかりの原始人が今ここにいて、例えば自転車をプレゼントしたら一体何に使うのだろう?

そう思った私は、今でも川向こうの山の奥の洞穴に住んでいる原始人に会いに行く事にした。

勿論、最新型で軽量の自転車に乗って…。
到着後、使い方も何も教えずにプレゼントするために。

科学文明を知らない原始人を驚かせてはいけないと思い、自転車が転倒してケガをしないように横に寝かせた状態で渡してみる。


数週間後、久し振りにその原始人に会いに行った。
自転車を「二輪走行する乗り物として使う発想はない」と言う点において私の考えが正しい事が証明されていた。

何故ならプレゼントした自転車は渡した時の状態、つまり横のままになっていてタイヤの跡が全くなかったからだ。

そこで私は原始人に本当の使い道である乗り方や、何故ふたつの車輪で走行が可能であるかを熱心に分かり易く説明し、気が付くと調子に乗って相対性理論まで話していた。

すると原始人は私に言った
「そう言う使い方もあったんだぁ…」

私は心の中で「どーだ参ったか、ふっふっふっ」と大人気なく呟いていた。
所詮、原始人である。

しかし次の瞬間、私は愕然とした。

一見するとプレゼントした時と何も変わっていないと思っていた自転車は、前輪・後輪・チェーンなど、ありとあらゆる部品が原始(人)的な方法で巧みに組み替えられていて、遊び盛りの子供達のために、外部からエネルギーを供給しないでも回り続けるオモチャを造り出す事に成功していたのだ!

私はそれを見て一瞬気を失いそうになったが、じっとこらえ平然を装って原始人に言った

「その使い方は間違っている!」

すると私を観察していた原始人の子供が驚いてオモチャに飛び乗った。
私は訳が分からないまま原始人の子供のする事を見ていると子供はペダルの部分をゆっくり回し始めた…。

人間は、絶対に不可能だと言われ続けた信じられない現象を目の当たりにすると、恐怖の為に失神するように出来ているらしい。


次第に加速して行く車輪の音を聞きながら、薄れ行く意識の中で私の目に映っているのは、原始人の子供がオモチャに乗ったまま宙に浮き、去って行く姿である。

すると原始人が私に言った
「他のも作ってみたんだけど、起きたら見るか?」

そして私は完全に意識を失った…。

(2001.2.09/☆やじ)
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