ワーク・ライフ・バランス:わが社の場合 ホンダ

June 06 [Sat], 2009, 19:25
ワーク・ライフ・バランス:わが社の場合 ホンダ  <WORK LIFE>  ◇看護休暇を時間単位で取得  ホンダは07年6月、女性が働きやすい職場作りを手がける社内組織「多様性推進ブロッ…

ワーク・ライフ・バランス:わが社の場合 ホンダ
 <WORK LIFE>

 ◇看護休暇を時間単位で取得
 ホンダは07年6月、女性が働きやすい職場作りを手がける社内組織「多様性推進ブロック」(09年4月から多様性推進・人事企画ブロック)を設立。出産を機に退職する女性が多かったことから、まずは子育て支援の充実に取り組んでいる。

 生産ラインを効率よく稼働させるスケジュール上の理由で、祝日出勤がある自動車メーカー。保育園の多くが休みのため、共働きの社員は託児所を利用したり、親族を呼び寄せて対応していた。

 このため同ブロックは、社で一時預かり保育を実施することを提案。独身寮など全国8カ所に施設を設け、保育士に業務委託したところ、約200人が利用を申請した。

 働く女性にとって、子供の突発的なけがや病気も悩みのタネ。育児・介護休業法では、小学校就学前の子供が病気やけがをした際、年に5日休みが取れる規定があるが、病院に連れていく数時間だけでも1日とカウントされ、使い勝手が悪かった。

 同ブロックは、労働基準法で定める1日8時間労働を根拠に、年5日を年40時間に換算し、時間単位で看護休暇を取得できるよう規定を改良。事実上取得が5回に限られていた同休暇が、法的権利の範囲で何度でも使えるようになり、仕事を続ける上での安心感をもたらしている。

 また、保育園入園前の子供を持つ社員を対象に短時間勤務制度を導入。勤務時間を4〜7時間の幅で選べる選択制にした。

 育児のために有給休暇をとるケースも多かったが「有休はリフレッシュのために使うべきだ」(同ブロック)と、本来の趣旨を尊重。創造的な仕事に社員が取り組めるよう、子育て支援を重視している。【大久保渉】

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毎日新聞 2009年5月18日 東京朝刊



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