ヴェイグ、お友達?ができる 

2006年06月07日(水) 13時44分
「ああ、この子はねここの場所を教えてって言うもんだから連れてきたんだよ。なんだい、友達じゃないのかい?」

女の子はヴェイグを見たまま首をふった。

「スティーブのお友達かな!さ、あなたも入って!」

今度はにっこりと微笑んで、戸の内にヴェイグを招き入れる。しかしヴェイグは固まったまま入らなかった。クレアにコレを…プレゼントを渡して帰る。こんなに人がいる中に入っていくことはヴェイグにとって考えられなかった。

「…クレア…いる?」

「クレアちゃん?いるよ。クレアちゃんに用事?」

こくりとヴェイグが頷いた。その女の子はくるりと振り返り、クレアを視線で捜す。

「クーレーアーちゃあぁん!!誰か知らないけどお友達ぃい!!!」

集会所の外にもきっと響き渡ったであろうその声は会場の隅々まで伝わった。大人も子どもも視線を戸口に移した。

その人混みからひょこっと現れたのはクレアで顔を隠すように俯いている銀髪を見ると、嬉々としてヴェイグの元へと駆け寄ってきた。

「ヴェイグ!来てくれたのね!!スティーブは奥にいるわ、一緒にいきましょう?…どうかしたの?ヴェイグ」

てっきりヴェイグが自発的に来てくれたのかと思っていたクレアは、困った顔をしているヴェイグを不思議に思い、口をとめた。すると、ヴェイグが申し訳なさそうに、クレアが家に忘れていた包みを差し出して来た。

「あっ!わたしプレゼント家に忘れてたのね!」

今気付いたとばかりにクレアは驚く。が、すぐにいつものようににっこりと笑うと、ヴェイグからその包みを受け取った。

「ありがとう、ヴェイグ。」

クレアのそのほっとした表情を見るとヴェイグも無性に嬉しくなり、俯いて少しはにかんだ。

クレアが笑ってる…
持ってきてよかった。

福岡ソフトバンクホークVS読売ジャイアンツ 

2006年06月06日(火) 16時09分
ヤフードームに、やっと着きますた…!
バスにゆられてふらふら。
ホークス側かと思ってたら周りが巨人のユニフォームばかりでびっくりです(笑)
三塁側の前から四列目って選手に近いのかしらどきどき!


さてさて上原投手とムネリンを応援してきます!

ヴェイグ、お友達と引き合わされる 

2006年05月24日(水) 16時35分
クレアのおさがりを貰ってからというものの、ヴェイグは絶対に家から出ようとしなかった。
毎朝ふわふわの女の子の服を着て、ラキヤに髪をみつあみにされたり、ポニーテール
にされたりと可愛らしく着飾らせられてはいるが、それは家の中だけの事で終わってい
る。クレアがどんなに外に誘っても頑として首を縦に振ろうとはしない。近所の人や親し
いポプラおばさんからもヴェイグを一度見てみたいと言われているが、無理強いをするの
も可哀相だ。一度、ラキヤに手を引かれて戸口までは出たものの、そのまま硬直して泣き
出してしまったこともあったのだ。ヴェイグはあまりしゃべらない変わりに感情が表にで
やすく、すぐに泣いてしまう。
虫を追い駆け回しては素手で捕まえて喜ぶ娘とは大違いで、本物の女の子のようだった。



「ヴェイグ、本当に行かないのか?」

「うん…」

今日は村の子どもの誕生日パーティーの日だった。
クレアはもうその子の家にバースデイプレゼントを持って行ってしまった。
子どもたちがいっぱい集まるのだから、さぞ楽しいだろうが……

マルコはヴェイグに訪ねるのはこれで5度目だった。
何故こんなにも執拗に聞くかというと、今日はマルコとラキヤもミナールまで出掛けるためだった。ヴェイグを一人で家に置いておくのは心許ない。
しかし難くな態度を無理矢理どうこうするわけにもいかないだろう。

「じゃあおじさんとおばさんは隣町まで行ってくるからな、ヴェイグ」

知らない人が来たらドアは開けちゃいけないぞ、
とマルコがヴェイグの頭を撫でながら言う。
ヴェイグはこくりと頷くと二人を戸口の内から見送った。


ヴェイグにとって初めての独りの環境。
ほっと安心するように軽い溜め息をつくと、誰もいないリビングでソファに寝そべった。
白いレースのスカートがサラサラと擦れ合い、ヴェイグの身から流れる。
スカートにも新しい家族にもだいぶん慣れてきた。
ヴェイグはぼぅっとした視線で当たりを見回す。
いつも賑やかな家がしんと静まり返っている。

今頃たくさんのお友達と遊んでるんだろうな…

ヴェイグ、ベネット家へ来る 

2006年05月22日(月) 20時40分
辺境ゆえに平穏な村、スールズでは新顔の幼い子どものことについての話題で持ち切りだった。淡々と輪廻する日常とは違う、変わった話に村人達は目が無かった。

「ベネットさんち!親戚でもない家の子供を引き取ったそうよ!」

「あれまぁ!クレアちゃんがいるのにかい?」

「どういう経由かはわからないけど遊び相手のつもりでしょうよ。」

「あんなに活発でうちの孫とも仲がいいあの子にさらに友達が必要とは思えないけどねぇ。」

主婦による井戸端会議が行われている最中、突然彼女らの背後からゴホンと改まったような咳がした。

「あー…ここは子供達もよく通る。そうゆう話しは他所でやってくれないか。」

「キャッ、マルコさん!!」

とりあえず投稿テスト 

2006年05月10日(水) 18時19分
ロ、ログインとか色々面倒くさい・・!
しかも文字数制限まである。



おッ、画像もちゃんと載るようですな!
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