はじめまして、▲です。町田康のコトバがあまりにも心にひびくので、町田作品を読むサイトにしました。

殺風景なので / 2004年09月27日(月)
ネコ好きの町田康にちなんで、ネコの画像をはるようにします。画像に元のサイトをリンクしておきますが、ひょっとすると元のサイトもオリジナルの写真ではなくて孫引きになっているだけかもしれません。
 
   
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【わたしの1997年】 / 2004年09月26日(日)
町田康『つるつるの壷』、講談社文庫、pp.51-52
初出:週刊読書人('97年12月26日号)


コメント:
この年に処女小説集「くっすん大黒」を上梓し、ドゥゴマ文学賞と野間文芸新人賞を受賞、芥川賞最終候補作に残った。一言で言うと、普通の感想文だが、本人も多分そのつもりで書いている。

 
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Posted at 17:28 / 町田康 / この記事のURL
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【ベリ-クール】 / 2004年09月25日(土)
町田康『つるつるの壷』、講談社文庫、pp.45-50
初出:小説現代'97年11月号


コメント:

これは、ドゥマゴ文学賞をもらったことが町田氏の生活の中でどういう風に受け止められたかの記録、というか日記。

わかったこと・0 町田康は筒井ファン。
わかったこと・1 町田康はたくさん本を読んでいる。
→解剖学者の養老孟司さん曰く、「そもそも本など読んで、覚えられることといえば、本を読むことと、本を書くことだけである」。ちなみに養老せんせいは文章は好評だが、授業は「ボソボソしゃべってて、すごい退屈」とのこと(東大の某先生談)。

わかったこと・2 文学賞をもらう前から町田康は柳美里と知合い。どこで知り合ったのかしらん?
わかったこと・3 けっこう腕相撲が強い。

以上。
 
 
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Posted at 07:05 / 町田康 / この記事のURL
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【因果の爆発】 / 2004年09月24日(金)
町田康『つるつるの壷』、講談社文庫、pp.43-44
初出:第19回野間文芸新人賞パンフレット

参考:1997年発表の小説集『くっすん大黒』で野間文芸新人賞を受賞した時の言葉(表題作は1996年発表)。同作品は第7回ドゥマゴ文学賞を受賞、第116回 芥川賞の最終候補作にも選ばれた。


コメント:

非常に謙虚で誰しもうなずける受賞の言葉。スケールの小さなものでも本人にとっては一大事なので、成功体験のあとに「どうしようやばいな」、と戸惑う気持ちは自分にもわかる。ましてや名の知れた文学賞。言葉どおり、彼は「因果を爆発させ続け」て、2000年の芥川賞受賞後もしっかり活躍しております。

ここでいう因果は自己記録の塗り替えみたいなものでしょうな。本当に、彼の言う通りだと思います。

 
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Posted at 23:04 / 町田康 / この記事のURL
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【善悪の彼岸】 / 2004年09月23日(木)
町田康『つるつるの壷』講談社文庫、pp.41-42
初出:新潮文庫の百冊


コメント:

本編全体が長い一文で書き上げられていて、「たけくらべ」を髣髴とさせる。自分はこの文章で初めて町田康を体験した。文体の面白さが些細なことのように思えるほど、書かれている内容に共感を覚えた。だが、よくよく考えてみると、まくしたてるような口調の勢いに押されて、そのままついうっかり説得されてしまったという面もある。男前な文章だ。

 
   
Posted at 22:56 / 町田康 / この記事のURL
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【顔各種】-3,4,5 / 2004年09月22日(水)
町田康『つるつるの壷』講談社文庫、pp.24-40
初出:週刊読書人'97年9月26日-10月17日号


コメント:

3- 小説はPC、詩はボールペンと使い分ける筆者。その根拠にも納得。でも、これから先、PC使いながら混乱して作詩する人も増えていくんだろうな、という感想。自分は基本的に混乱・混沌の人なので、キーボードを使うようになってから、たくさんの文章を書けるようになった。かつては、格闘しているうちに紙が真っ黒になってどこが訂正箇所で、どの文章がどの文章につながるのか見失ってしまい、挙句に、「もういい!全部投げてやる!」と荒れたものだった。

 
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Posted at 22:20 / 町田康 / この記事のURL
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【顔各種】-1,2 / 2004年09月21日(火)
町田康『つるつるの壷』講談社文庫、pp.24-40
初出:週刊読書人'97年9月26日-10月17日号


コメント:

1-
多額の借金を抱えていても金をガンガン使っている奴は金持ちである、という金持ちと貧乏についての考察には非常に納得させられる。もっとも、多少無理矢理な部分はあるにせよ。自分は絶対的に貧乏の部類。

2-
小説を書く以前の活動について言及しているが、この間ずっとコトバのことを考えていたというのが興味深い。
レコードを出して間もない頃のINUのインタビューに、その片鱗がうかがえる。

演技というのは面白い。観察によって自分に別人格を取り込む作業であると同時に、普段は引っ込めているが、自分の一部として既に存在する要素を、あえて他人の人格として意識的に引っ張りだす作業でもある。だから自分は演技が好きなのであると改めて感じた。


 
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Posted at 21:35 / 町田康 / この記事のURL
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【私のヒーロー、英雄】 / 2004年09月20日(月)
町田康『つるつるの壷』講談社文庫、pp.21-23、
初出:朝日新聞'97年12月6日夕刊

コメント:

町田康らしい、「アンチ」な姿勢が出ている文章。正義という「圧倒的な暴力」について述べられているが、これは「爆発道祖神」(角川書店)収録の「後半,小室哲哉なんかも参考にしたのが駄目やった」という文章に出てくる”えべっさんに対する恐怖”と同義と思われる。それでもやっぱり、大岡越前のキャスト陣の変更にツッコミを入れるなど、ユーモアを混ぜて食べやすくするあたりが彼らしい。

 
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Posted at 17:33 / 町田康 / この記事のURL
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【このようにパンクするわけは・・・・・・】 / 2004年09月19日(日)
町田康『つるつるの壷』講談社文庫、pp.17-20、
初出:週刊新潮'98年9月24日号


コメント:

セックス・ピストルズに影響を受けた、と町田氏。芸術というのは、暇つぶしや楽しみの一種ということでとかく一蹴されがちだけれども、これが単なる娯楽で済まないことがある。ごく数名の若者が発する単純で少ない言葉が、多くの人生にとんでもない影響を与えてしまうことだってある。言葉の力ってこわい。



 
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Posted at 17:01 / 町田康 / この記事のURL
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【ロックの老いの坂】 / 2004年09月18日(土)
町田康『つるつるの壷』講談社文庫、pp.11-16、
初出:小説トリッパー'98年春季号


コメント:

賢い者は、ロック歌手など目指さない。その通り。せいぜい趣味として楽しむ程度だろう。だが、それでも巻き散らかさずにはいられないエネルギーや衝動というものが、連中の内面には溜まりまくっている。悪い選択だとわかっていても、あえてそれを選ばずにはいられないという不幸。どうすりゃいいんだ??って本人たちもそのエネルギーを持て余しているはず。誰か方向性を示してやってくれ!

個人的に好きなのは、局面解説風にこれまでの自分の人生をたとえる部分。激情に走らず、一歩引いている感じが良い。

 
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Posted at 16:29 / 町田康 / この記事のURL
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【わたしの1997年】 (2006年01月30日)
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