16歳 −夏− 2 

July 08 [Sun], 2007, 15:06
こんなに早く番号交換できるなんて思ってなかった。
だからなんか、不安になった。

「・・・どうしよっか、すぐ打てる?」
「あ、紙かなんかに書いてもらえたら送っときますよ」
「そっか、じゃぁちょっと待ってね。」
そうササキはポッケからガムの包み紙を出して、番号とアドレスを書いてくれた。
「はい、これ。」
そう言って私に番号の書かれた紙を差し出すと、ササキは笑った。
そうやって笑ってるササキと目が合って、私も少し笑う。
なんか、ずるいなと思う。
「あ、名前は?」
「ナオ」
「よろしくね、ナオちゃん。俺、晃一」
「じゃぁ、メール送っときますね」
「おぅ、よろしくね」
「あ、お先に失礼します」
オーナーに聞こえるようにそう言って私はジムを後にした。

帰り道、sweetboxを聞きながら自転車をこぐ。
空は晴れていて、綺麗な透き通った水色がまぶしい。
イヤホンからはクラシックをカバーした、緩やかな音が流れてる。
こんな日にはほんとにsweetboxの音がよく合うと思う。

家に帰って荷物を置いたら、駅に急ぐ。
小学校の時からの友達、エリとの約束があったから。
エリは高校から地元を離れて寮で暮らしてる。
だから地元に帰ってきた時はなるべく私は予定を入れない。

駅に着いて、まだエリが着いてなかったからササキにメールを送ってみる。
すぐに返事が来るわけもなく、私も敢えて期待したりしない。
ポッケにデンワをしまおうとしたらエリからの着信。
「遅くなってごめん。ロッテでいい?」
「じゃぁ、行くね」
デンワを切って、ロッテリアに向かう。
きっと夜までは返ってこないな。

ロッテリアでお茶しながらお互いの近況報告をする。
それは恋の話だったり、学校の話だったり、他愛のないことだったりする。
そうして、エリが全部話した後は、私に矛先が向けられる。
「ナオは?最近どうなの?」
「え?何が?何もないよ」
「好きな人とかできないの?」
「んー、気になったりとかはあるけどね、それ以上のことはないかな。」
それを聞いて、エリのストローをいじる手が止まる。
「なにそれ?誰のこと気になってんの?話してよー」
エリの目は興味津々に目をキラキラさせてる。
別にエリには話してもいいかなと思う。
「なんかね、最近気になってる人はね、野球部の人なの」
そこから、ジムの話とか、番号聞いた話とか色んな話をする。
「・・・そんな感じかな」

一通り話し終えると、エリはちょっと笑って言う。
「でも、ほんとはそこまで本気じゃないんでしょ」
「・・・ま、わかんないよ。これから好きになるかもしれないでしょ?」
「どうだろうね、ナオって何かと複雑だからな、頭ん中」
「そうかな、私の中じゃこれが普通だから・・・」
「まぁ、ゆっくり考えてみなよ。どっちにしろあたしはナオが出した答えを応援するからさ。」
「うん。」
「そろそろ出よっか、買い物付き合ってくれる?」
「うん、行こっか」

2人で街中をふらふら歩いて買い物したりする。
店を出た時、私の前を見慣れた人が通って、思わず足が止まる。
「あ。」
「ん??どーしたの??」
エリは私の視線を追う。
「あ、瑛太じゃん」
瑛太の隣には、違う高校の女の子。
瑛太が何か耳打ちして、嬉しそうに笑う。
私には、それが誰だかわからない。
「え??知り合いなの??」
「ダンスで一緒なんだ。ナオは学校一緒か。ってか、あれ彼女かな。」
「そうなの??わかんないや。あ、そろそろ帰ろっか。」
「そだね、歩き疲れちゃったー」

家が近いからゆっくりエリを送ってから帰る。

・・・瑛太の事言わなくて良かった。
意外なところで人間って繋がってるんだな。

16歳 −夏− 1 

July 06 [Fri], 2007, 18:44
梅雨に入ってからはみんなで飲んだりすることも少なくなった。

家で飲むわけにもいかないし、
お店に入ったところで年齢確認されるのがオチだから。
だから梅雨の間はみんなおとなしくしてる。

放課後になると、健ちゃん達は廊下で遊んで、私達は教室でガールズトーク。
たまにどっちかがどっちかに混ざったり。
そうやって過ごしてた。
だから暇つぶしに、私はジムに通い始めたんだ。
昔から行ってたけど、だいぶご無沙汰だったし。
でもそこで意外なことが起こるなんて思いもしなかったけど。

そのジムはうちの高校の部活の人が結構来てたんだよね。
それは知ってた。
でもまさか、あの野球部の先輩も行ってるなんて知らなかった。
久しぶりにジムに行って運動してたら、入り口に大きな背中が見えたわけ。
あーいぃなーとか思って見とれてたら、あの名前も知らない野球部だったんだよ。
やっぱりかっこよくて見とれてたら、こっち向いて目が合っちゃって。
凄く恥ずかしくて、でもそんなの気付かれたくないから知らないふり。
向こうは全然知らないんだろうけど。
なんか一緒の空間に居るのが恥ずかしくて、その日は早々と帰ってきちゃったんだ。

もちろんこれも誰にも言わない。
ただ、どうにかして近づきたくて色々と考えてみる。
とりあえず、周りから攻めてみよう。

ある日、ジムに行った時に、そこのオーナーと話す機会があって、
とりあえず野球の話題から甲子園の話になって、県大会の話に。
もちろん自分の高校の話題を振ってみる。
「今年はうちの野球部どーなの?」
「うちに来てるササキって奴はいいからなぁ、可能性はあるよ。」
「それ誰??名前言われてもわかんないよ。」
そんな会話をしてた時、入り口のドアが開いた。
振り返ると、そこにはあの野球部が受付で名前を書いてるところだった。
「こんちはー」
あ、恥ずかしいなー、でも挨拶くらいしなきゃ。。
「あ、こんにちは。」
「お、ササキがんばれよー」
・・・??え??この人の事だったの??
「今甲子園の話してたんだよ、お前この子甲子園連れてってやれよ。」
「いやー、どうっすかね、自分まだまだなんで」
「ま、頑張れや」
「はいっ」
そう行って更衣室に消えてった。

ぼーっとしてたら、ぽつりとつぶやいてた。
「あの人ササキって言うんだ・・・」
これで恋しちゃえば瑛太のことなんかきっと思い出さなくなるかな・・・
でも、ほんとにいい感じの人だなー

「いい男だろ。」
オーナーの言葉で我に返った。
「え??」
まるで私の心を見透かしてるかのように言われて驚いた。
でも、うんとも言えずに
「そう思ってても言いませんよ」
ちゃんとかわしたつもりだったのに、オーナーが私をいじる。
「なんだ??すきなのか??俺がとりもってやるよ」
そう言ってニヤリと笑う。
「そんなんじゃないんですけど、ほんと、勘弁してくださいよ」
「嘘つくなよー、しょうがねぇなぁ」
そんな会話をしてたら『ササキ』が出てきた。

「ササキ、ちょっと来いゃ」
「なんすか?」
「お前の事好きだって、コイツ」
最悪。こんなのってない。。
「ちょっ、違いますって、勝手なこと言わないでくださいよー」
それを見て笑ってるササキ。
逃げ出したかった。。
「番号ぐらい交換してやれよな。」
もう、ほんと、このくそじじぃ!!

でも次の瞬間そんな事どうでもよくなった。

「いいですよ、交換しますか?」

・・・え?
こんなに簡単にいくもんだったんだ・・・

16歳 −春− 5 

July 05 [Thu], 2007, 20:50
私の耳にはピアスの穴が5つある。
それぞれに嫌な思い出がある。
きっとリスカしちゃう人と同じ。。


家に帰ってから引き出しの中からおもむろにピアッサーを取り出す。
場所だけはしっかり確認する。
今日は少し酔ってるから痛いかな。。
そんな事を考えながら少しためらう。
やっぱりいっぱい開いてたら親はいい気がしないかなとか、
学校でうるさく言われるんだろうなとか。
それでも、私の手は耳からはずれなかった。

耳元でガシャンとピアッサーの閉じる音と
プチッとピアスが耳たぶを突き抜ける音。
この音を聞くと、また開けちゃったって少しだけ後悔する。
でもピアスは外さない。
コレが私が感じてるココロの痛みだから。

今日はもう寝よう。
きっと起きたらまた新しい一日が待ってるから。

学校にはちゃんと行く。
べつに嫌いじゃないし、居心地が悪いわけでもない。
行きたくない理由がないから、学校には行く。

授業中にふと考える。
きっともう瑛太とは2人で会わないんだろうな。
なんだ、こんなんだったら、遊ばなきゃよかった。。
過ぎてから後悔したってしょうがないのに。

でも、やっぱり少しは好きなのかもしれない。
認めたくないだけなのかな。

自分の気持ちがわからなくなって、ついユキに言いそうになる。
「ねぇ、遊んだ時にヤッちゃうってどうなんだろうね」
「え?誰がヤッたって??」
あ、何言ってんだろ、私。。
「あー、なんか、友達がそんな事言ってたからさ。」
「あ、そう。別に、その後何もなかったら、それまでだったんじゃない??」
「やっぱそうだよね。どっちかが好きだったら・・・?」
ユキは少し考えてから
「相手のことなんとも思ってなかったら、めんどくさくなっちゃうんじゃない?」
「そうかー。ま、ナオじゃないからなんとも言えないけどね」
首をかしげてちょっと笑ってみせる。
「あれ?ピアスまた開けたの?」
「あ、うん。開けたかったから。」
その先の話なんか、もう覚えてない。

そっか、めんどくさくなったのか。
やっぱり、私が気になってるって気付いてるんだね。
もうあの事は忘れなきゃ・・・

「・・・ねぇ、聞いてる?」
ユキの声でふと我に返った。
「あ、ごめん。」
窓に目を向けたら、雲がグレーになって、ゆっくり動いてた。
「ってか雨降りそうだね、帰る?」
「カサないし。迎えに来てもらおうかな。」
「じゃぁ親にデンワしなよ。トイレ行ってくるね」

階段に私のクツの音だけが響く。
瑛太は何してんだろ。
やっぱり、気になる・・・もう忘れようと思ってたのに。
結局自分で自分を縛りつけちゃう。
自分の本当の気持ちもわかんないのに。。


新しいピアスの穴も痛くなくなった頃、もう梅雨になってた。
雨が降って、湿気が多くてイライラする。
教室だって、窓ガラスが曇ってて、
なんか、気持ち悪い。。

16歳 −春− 4 

July 05 [Thu], 2007, 19:15
瑛太とそんな事をしたなんて、誰にも言わない。

普通に学校に行って、普通に過ごして帰ってくる。
学校で会えば「おぅ」とか言われるだけ。
私も「あ、おぅ」とか言うだけ。
もちろん、瑛太からはあれっきりメールも来ない。
私から連絡する気はないし、今が気まずくなければそれでいいと思った。

健ちゃんだって、ヒロアキだって、ユキだって気付いてない。
言わなきゃ気付かないって確信したから、安心した。
ふたりだけの秘密とか勝手に思って。

授業が終わって、いつものようにユキとガールズトーク。
最近どう?とか、一体誰が好きなの?とか。
聞かれることはたくさんあるけど、私が話すのは瑛太じゃなくて違う相手のこと。
名前も知らない先輩。知ってるのは野球部だってことくらい。
だってこの先、その人に恋するかもしれないじゃない。
いいなと思った人の話しかしない。

そしたら健ちゃんが話に入ってきた。
健ちゃんは誰にも言ってないけど、ユキの事が好きなんだよね。
私は知ってる。中学から一緒だしね。大体はわかっちゃうんだよ。
そしたら、また飲み会しようってなったんだ。

待ち合わせは公園。
お酒は男の子が買ってきてくれて、私達はお金あげるだけ。
今回もやっぱり瑛太はいる。
何もなかったかのように、普通に話しかけてくる。
飴と鞭ってヤツか、これって。

いつの間にかみんないい感じに出来上がって、王様ゲームをやることに。
割り箸の袋でくじを作る。
もちろん、私達の王様ゲームはとことんやる。
絶対に命令からは逃れられない。
肌に直接触れちゃいけないのは本番で使うとこくらい。
ひどいよね。。
でも何でだろ、凄く笑ったし、面白かった。
瑛太は仕組んでるんじゃないかっていうくらい当たらない。
ただ、みんなの輪からちょっと外れて笑ってる感じ。

王様ゲーム辞めて、また飲み始めたけど、相変わらずな瑛太。
よくわかんないな。

瑛太はあんまり感情出さないからわかんない。
めんどくさくなって、健ちゃんとか、ヒロアキとかと話してわらってた。
帰るか、カラオケに行くかの話になって、おとなしく帰ることに。
瑛太と帰る方向一緒だけど、1人で帰る。
今このまま一緒に帰ったら、きっとまた何かなっちゃう気がしたから・・・

1人で自転車をこぎながら、タバコを噛む。

瑛太なんか・・・
瑛太なんか絶対に好きにならない。

そう思って吐き出した煙は青白くてゆらゆらと空に昇っていく。

なんか、嫌だな。
ピアスの穴を開けよう。これが私の癖。

16歳 −春− 3 

July 04 [Wed], 2007, 21:55
ゆっくり時が流れるっていうのはこういう感じか。
静かに流れるDOUBLEの曲を聴きながら、お互い動こうとしない。

私は少しドキドキする。
何か起きたらどうしよう。
でも、瑛太ならって思うと、
このままでもいいかななんて思った。

ふと、瑛太の方を振り向こうとした時
何かが崩れた。

手に、瑛太の手に力が入った。
驚いて振り向いたら、キスされた。
「俺、こんなこともしたの?」
・・・うそ、なんで??こんなことしてないよ
私は驚いて何も言えずに、ただ、うつむくことしかできない。

瑛太は全部知ってるのかもしれない。
私が瑛太の事気に入ってることとか、体育でバスケしてる時にずっと見てたこととか・・・

黙ってたら、そのまま向かい合わせに座り直して、もう一度。
そのキスは、もうその後の事を受け入れたも同然のキス。
瑛太がしたいように、私はそれを受け入れる。
私は、ただ、その行為をさらっと流す事で精一杯だった。
仲が悪くなっても嫌だし、こういう関係も悪くないのかなと思った。
もしかしたら、その先があるのかもしれないと思った。
後から傷つくのは自分なのに。

終わってから瑛太は
「もっかいする?」
黙ったまま、私は首を横に振る。
・・・瑛太は何を考えてるんだろ。

下で物音がした。
「あ。親帰ってきた・・・」
「じゃぁ、俺帰るわ。またあそぼ」
「うん・・・」
下まで送る。タイミングよく親とは顔を合わせないで瑛太は帰ってった。

リビングにいたらまだ怒ったままのママとパパが入ってきた。
「ねぇ、誰が来てたの??」
「・・・ユキ」
まさか男の子が来てたなんて言えない。
「ならいいいけど。あなた、身持ちは堅くしなさいね」
なんか、見透かされてるみたいで怖かった。
でも、それ以上に瑛太の言葉が引っかかった・・・

 またあそぼ

きっと何気なく言った言葉。
でも私には凄く意味が込められてた・・・
彼女がいるなんて、知らなかったから。

16歳 −春− 2 

July 04 [Wed], 2007, 21:15
家に帰ったら親は寝てた・・・
きっと明日は朝から説教だ。
憂鬱になりながらも、さっきの事を考えてたらにやけてくる。
酔ってるのかな。。
そんな事を考えながら横になってみたら、意識が飛んだ。

デンワの着信で起きる。
っるさいなー。。
親だと思ったら、なんと、瑛太から。
そりゃ目も覚めるよね。

「おはよ」
「おはよ、昨日平気だった??」
「っつか、昨日ごめん、なんか、迷惑かけてたらしくて」
「みんな酔ってたから、平気だよー、気にしないで」
ドキドキだよ、昨日の事覚えてるのかとか、色々考えちゃうじゃん・・・
「ってか、今近くにいるんだけど、遊ばない??」
・・・えー??いきなり何??
「え、起きたばっかなんだけど。。」
「じゃぁ、家行くよ。平気??」
「・・・親いるかわかんないんだけど。」
「じゃぁ、行くわー」
・・・何て自分勝手な人なんだろう。
こんな人だったのかとか思ったらちょっとげんなり。。
でもやっぱかっこいいからな。
遊べるだけ良しとするか。

とりあえずシャワー浴びて着替えて。
下に降りてったらやっぱり親がいた。
「昨日はごめんなさい。今から友達来るけど平気??」
「ちゃんと反省してるの?もうちょっと反省しなさいよ」
「ごめんね、ママ。でも今友達来ちゃうんだけど。。」
「・・・勝手にしなさい、今から出かけるから」
怒ったまま、ママとパパは出かけてった。

そしたらデンワが。

「着いたよ」
「上がってきて」

私は何のためらいもなく部屋に入れる。
何かが起こるなんて思いもしなかったから。
でも、なにを話せばいいんだろう、私から話すことは何もない。。
すこし黙ってたら彼が口を開いた。

「昨日、俺どんなんだったの?」
身振り手振りでせつめいする私。
「こうね、ひざの間にナオがいて、うでがこうなって・・・離れなかった」
「・・・??よくわかんないんだけど」
「再現してあげよっか??だからこうね・・・」
彼のひざの間に座り込んで、彼の腕を後ろから私のおなかのところで組ませる。
「・・・こうなって離れなかったんだよー」
ってそこまでして、彼の手から私の手を離してから気付いた。
あれ、これどうやってほどけばいいんだろ・・・

ふたりの間に沈黙が流れる
すごく静かに、コンポからDOUBLEが流れてた

16歳 −春− 1 

July 04 [Wed], 2007, 20:46
12月に振られた人の事はもう思い出にしよう。

新学期、新しい恋の予感。
クラス替えなんて、もうわかってる。
文系か、理系か。ただそれだけのクラス替え。
このコースは進学系のコースだから。

好きな人がいても、気になる人はたくさんいる。
その中の1人の瑛太は文系だから違うクラス。
残念だけど、しょうがない。

学校は違ったけど、中学の頃から知ってる修くんは同じクラス。
中学から一緒の健ちゃんも、ヒロアキも、仲のいいユキも。
これできっとたのしい。

春といえばお花見。
去年は行かなかったけど、今年は行こう。
そんな事を思ってたら誘われた。

「ナオも花見行くでしょ??」
「いいよ。ってか誰来るの??」
「健ちゃんとか、瑛太とか、ヒロアキとか??あとは誰だっけかな・・・」
・・・あ、瑛太も来るんだ
ってかほとんど同じ中学の人か、楽しそう。
そんな事を思った。
ちょっと何かを期待しながら行ってみた。

公園に着いて、とりあえず場所取り。
やっぱり桜の下じゃなきゃね。
この歳だと悪いことだって少しはしちゃう。
お酒買って、おつまみ買って、みんなでお花見。
最初からわかってたことだし。
私だってそんなに弱くはないから、潰れなければ大丈夫。

みんなでワイワイガヤガヤ。
やっぱり楽しい。
お酒飲んだら気分だっていい。
やっぱりいるんだよね、どっかに行っちゃう2人組とか。
何してるとかは考えない。
それが私達の暗黙の了解。

3時間もそうやってたら、やっぱり誰かかしら潰れてくる・・・
介抱してて気付いた。
瑛太が離れない。。
座ったまま私を後ろからぎゅってして離れない。。
嬉しいのと、恥ずかしいのと。。
でももうお開きの時間だし、離れなきゃと思うのに、ちょっと寂しい。
明日になったらきっとこんな事忘れてるんだろうな。
それでも帰らなくちゃいけないし、きっと親は怒ってる。
約束の時間なんてとっくに過ぎてるもん。。


いまから ここから 

July 04 [Wed], 2007, 20:20
ここからといっても、
これまでの過去は消えないし、
忘れない。

取り扱い注意な私の恋愛模様を
ゆっくり書いていこうと思うのです。
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