罪の声(塩田武士)

July 06 [Thu], 2017, 13:25
京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった。

昭和最大の未解決事件―「ギンガ萬堂事件」の真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは――。
気鋭作家が挑んだ渾身の長編小説。(講談社BOOK倶楽部)

久しぶりの衝撃。泣けた。
ここにあるのは捜査と真相、そして勇気と希望である。

大げさな包装紙に包まれた大げさな箱には何も入っていない。
だがそれがあることで道を狂わされた岐路が出来てしまった。
その狂わされた道から未来へ行くために希望を探し作り出し与え与えられ、進む物語である。

この本を読めたことを感謝したい。

「この作者のほかの作品を探し出し、待ち、すぐに読みたいと思うレベル」
P R
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