〜2人の想いで〜 11 

October 30 [Thu], 2008, 22:04
美容院は駅で二つ行った所にあるkorucheと言うお店
花帆のイトコのケン兄が働いていて、中学生の時から花帆と通ってる顔馴染みのお店

ケン兄は何でも話せてもちろん悩み相談したら真剣に答えてくれる

ホントのお兄ちゃんみたいで大好きな人の中の1人だ

「いらっしゃい」

お店に行ったらケン兄はいつもの笑顔で出迎えてくれた

この人の笑顔は何か人をホッとさせる笑顔だ

最初に花帆からカットする事になり私はヘアカタログの本を見ながらどんな髪型にするか迷っていた

どうやら花帆はストパーをかけてるみたい

「おまたせ凛音ちゃん
決まった?」

「ん〜軽くウェーブかけようかなぁ」

「長さは?」

「長さはあまり変えたくないかなぁ」

「了解」

私はセミロングの髪を長さを変えずにウェーブをかける事にした

「凛音ちゃんもしかして彼氏出来た?」

「へ?」

私はケン兄の想定外の質問にビックリしてかなり間抜けな返事をしてしまった

ケン兄がニコニコしながら私の顔を見てる

「ぅ、うん、まぁね」

「やっぱり〜」

や、やっぱりって!?
ケン兄にはお見通しって事?
私は和えて聞き返さなかった

「はぃ!!出来上がり!」

「どう?傷んだ毛先少し切ったから」

ケン兄は私の座っている美容台の鏡と手鏡よりは少し大きめな鏡を持ってきて私の後ろ姿を写しながらそう言った

「めっちゃいい感じー
さすがケン兄気に入った!!」

「当たり前だろー」

そう言いながらケン兄は私の頭をポンっと軽く叩いた

セミロングでストレートだった私の髪がフワッとした柔らかい髪になった

「凛音いい感じじゃん」

「花帆もストレートいい感じじゃん」

私達は誉め合った

花帆の綺麗なロングヘアがストパーをかけた事によってもっと艶やかで綺麗な髪になった

そしてお会計をする為にレジに向かった

ケン兄はいつも割引してくれる

「ケン兄ありがとうー」

「また来るね、バイバーイ!!」

ケン兄はあの笑顔で手を振っている

「よし!!水着買いに行くかぁー」

何故か花帆が気合い入ってる

そして私達はショッピングモールに着き6回にある水着売り場に行った

「うわぁ、可愛い!!」

私は思わず声を発した
だって色とりどりの水着が売り場一面に広がってるんだもん
何かすごく華やかだった

「ねぇねぇ、凛音〜こんなんどうよ?優斗喜ぶんじゃなぃ?」


ニタニタ笑いながら花帆がその水着を見せてきた

「!!絶対無理!!!」

私は一瞬絶句してしまった

花帆が見せて来た水着は
かなり胸を強調したセクシー系の物だった

「あははーやっぱ無理かぁ」

「当たり前!!」

たくさん有りすぎてかなり迷ったけど、私は白と黒のドット柄に胸元にフリルのついた水着を選んだ

花帆もこれが一番いいと言ってくれた

「それじゃぁ、31日頑張ってね〜バイバーイ!!」

「あははー頑張るさ!またメールするねーバイバーイ!!」

私達はそう言ってそれぞれの家に帰った

私は夜11時にラジオをセットし優斗の声を聞きながら気づいたら眠りについていた
とても居心地のいい安心出来る優斗の声…

〜二人の想い 10〜 

October 28 [Tue], 2008, 11:07
「行く!!風邪引いても行く!」

私は即答した
マジ風邪引いても絶対行く

「あはは!風邪引いたら海行けねぇじゃん!だから風邪引かないようにな」

「あはは、はぁーい!!」

私はテンション高めな返事をし電話を切った

やったー!!!!!
久しぶりに優斗に会える
私は一気にテンションが上がった

ふと時計を見たら11時

うわぁっ、花帆と美容院行く約束してたんだぁ

私は舞い上がってすっかり忘れてしまっていた

花帆ごめ〜ん

私は慌ててメイクをし髪は美容院行くのでクシでといただけ

♪♪♪〜
着信 花帆

「もしもーし」

「凛音ー準備出来たぁ?」

「私はOKだよー花帆は?」

「私もOK!!じゃあ12時駅でいい?昼もどっかで食べようー」

「うん、いいよ!!じゃあ駅でね」

私達は待ち合わせの時間と場所を決め電話をきった


駅までは歩いて5分ちょっとくらい

もう一度全身ミラーで自分の姿を確認し家を出た


駅の噴水の前に花帆が立っているのが見えた

私は小走りで花帆の方に向かった

「ごめーん、待ったぁ?」

「うん、30秒くらい!」

花帆がニカッと笑った

私達は駅の中にあるファミレスに入った

「で、あんた達どーよ!?」

「フフフ…」

「な、何よその不適な笑みは?」

「じつはね…」

私は31日に海に誘われた事を花帆に話した

「マジで〜凛音やったじゃん」

花帆は思った通りの反応をしてくれた

「ところであんた水着あんの?」

「え?やばぁー水着なかったぁ!!」

「水着ないってあんたはもぅ…」

花帆が呆れた口調で言ってきた

だって優斗に会えるってだけでかなり舞い上がってて
水着の事何か頭になかった

「よし!!じゃあ美容院行った後水着買いに行こう!!」

〜 2章  二人の想い 〜 9 

July 15 [Tue], 2008, 15:28
「さぁ〜ってと!!宿題でもすっかなぁ〜」

新学期が始まるまで後1週間
国語のテキストと理科のレポートの宿題がまだ残ってる

♪♪♪〜〜

優斗だぁ!!!
私は真っ先に携帯を開いた!!


送信者  お母さん

雨降りそうだから洗濯物入れといて!


なんだぁ〜!お母さんかよ。。
私は一気にテンションが下がった・・


優斗にメールしてから何時間たっただろう。。
もう夜中の2時

私は携帯を握り締めたまま眠りについた



朝起きてすぐ携帯をチェックした

メール来てる!!!
私は優斗だと確信してメールBOXを開いた


送信者 花帆

優斗から返事来た??
今日暇だったら一緒に美容院行かない?


花帆かぁ。。

優斗だと思ってたから。。

優斗。。なんで返事くれないの?
ずっと仕事なわけないよね。。


私は花帆にまだメールの返事がない事と美容院OKの返信をした

昼から美容院行く事に決まり私は出かける準備をした


♪♪♪〜〜〜

電話だ。花帆かなぁ〜?

え?????

携帯の画面に表示してある名前にビックリした!


着信中   優斗


「も、もしもし!!」

「凛音ちゃん?メールの返事出来なくてごめんな。」

「大丈夫。。優斗忙しいから仕方ないよ。。」

「朝までレコーディングしてて、
家帰ってベットに倒れこんでそのまま寝ちゃってたみたいなんだ。」

「朝まで!??大変だね。。
無理しないようにね。」

「ありがとう、だからもう少し寝るよ。
今日夜の11時からラジオの生放送あるから時間あったら聞いて。」

「もちろん!!!絶対聞く!!」

「あははー!あっ、そうだ!
今週で夏休み終わりじゃん、だから31日の日海にでも行かない?
その日午後からはオフだから。」

〜 2章  二人の想い 〜 8 

July 13 [Sun], 2008, 16:24
家についた時は0時半だった
私は家族を起さないように静かに家に入った

自分の部屋に入りベッドにバタッっと倒れこんだ

「はぁ。。夢じゃないよね・・?」

今日の出来事が夢のような気がして・・
だって私の恋は叶う恋だと思ってなかったから
まったく実感が沸かない。。


♪♪♪〜〜〜

携帯が鳴った
誰??

私は携帯を開いた
優斗からメールが来てる!!

送信者 優斗 

凛音ちゃん今日遅くまで付き合わせてごめんね。
俺と付き合って色々寂しい想いさせるかもしれないけど
いつも凛音ちゃんの事考えてるから。
それだけは知っててな。。



優斗。。。
胸がすごくキュンとした。。
さっきまで会ってたのに、もう優斗に会いたくて仕方ない・・






「んっ。。眩しい。。」

寝ちゃってたんだ
カーテンの隙間から差込朝日で目が覚めた

「おはよぉ〜」

下に下りると母が仕事行く準備していた

「あら??凛音早いじゃない。」

早いって言っても午前9時
夏休みだから毎日午後まで寝てる私にとっては
早起きな方かも


「何か目覚めちゃって。」

「お母さんもうすぐ仕事行くからね!」

「はぁーーい!!茉凛は?」

「茉凛はもう部活行ったわよ。」

「そうなんだぁー」

妹の茉凛(まりん)はバレー部毎日汗濁で帰って来る
運動の苦手な私は毎日暑い中頑張る妹を少し尊敬してしまう



花帆に昨日の事報告しなきゃ
花帆に電話してみたら
今から花帆が家に来る事になった


ピンポ〜ン♪♪

あっ!花帆だぁー!!

「はいはーーい!!」

私は玄関のドアを開けてた

「ジュース持って行くから花帆部屋に行っててー!」

私はオレンジジュースとお菓子を持って自分の部屋に行った

「話しって何〜?優斗の事でしょー?
何かあったの??」

さすが花帆するどいなぁ〜

「そうなんだよー!実はね。。」

私は昨日の出来事をすべて花帆に話した

「マジで!!!?」

花帆の驚きは半端なかった

「すごいじゃん!!おめでとー!」

「ありがと!私もいまだに信じられないんだけどね。。」

「でもさぁ〜優斗と付き合ってる事
絶対誰にもバレないようにしないとねー」

「そうなんだよ。。
私もこの事花帆以外に言うつもりないし。」

「留美と唯香にも??」

「ん〜今はまだ言わないかなぁ〜」

「そっかぁ〜まぁ、その方がいいかもねー」


私は小学校からの大親友の花帆にしか
この事は言わない事にした
花帆における信頼度は半端ないものがあるから

花帆には何でも言える
知っていてほしいから


「そう言えば今日優斗は?」

「知らないんだよね。。」

「ちょっと!!知らないって・・」

「だって今日連絡ないんだもん。。分かんないよ〜」

「連絡ないって。。
連絡ないんなら凛音が連絡すればいいじゃん!!」

「そうだけど〜
だって忙しいの分かってて連絡するのウザイって思わない・・?」

「あんたさぁ〜忙しい時優斗からメールとか電話来てウザイって思うの?」

「思うわけないじゃん!!めっちゃ嬉しいし元気でるよ!」


私は即答した
ウザイなんて思うわけないじゃん
いつでも待ってるよ。。


「でしょ〜!??だったら優斗も同じだよ!
凛音からの連絡いくら忙しくても大歓迎だと思うよー」


花帆の一言一言は私の心にすごく響く


「そっかぁ〜!そうだよね!!
じゃあ、さっそく優斗にメールしてみるよ」

「あはは!単純なやつー!」


花帆に笑われながら
私は優斗にメールを作成した



宛名  優斗

お仕事お疲れさま★

昨日はすごく楽しかったです!
私の中で一生忘れられない日になったよ。
それに、優斗のおじいちゃんとおばあちゃんにも
会えてよかった。
 
それじゃ、仕事終わったら連絡下さい!
待ってます。


送信・・


「よし!!送ったぁ〜!」

「うわっ!もうこんな時間じゃん!」

時計をみたら5時10分前

「5時までに帰って来いって言われてたんだぁ〜
ごめん!凛音私帰るわ!!」

「ううん。私の方こそ付き合わせちゃってごめん!」

「じゃぁね!バイバイ!!」

「うん!バイバーイ!!」

花帆は急いで帰って行った

〜 2章  二人の想い 〜 7 

July 05 [Sat], 2008, 16:49
「り。。凛音ちゃん!??大丈夫・・?」


いきなり泣き出した私に優斗は驚いてる


「は・・い。。大丈夫です・・
いきなり泣いちゃってごめんなさい。。」

私も優斗に気持ち伝えなきゃ。。
私の気持ち・・
どれだけ優斗の事が好きか。。
毎日どれだけ優斗の事を考えてたか。

伝えたい・・


優斗が心配そうに私を見て
頭をなでなでしてくれた

すごく安心する優斗の大きな手

私は気持ちを落ち着かせ
やっと声を発した


「先輩。。私も先輩が好きです。。大好きです・・」

「正直最初あまり先輩の事知らなかったんです。
もちろん最初っていうのはYU-TOとして見た時ですよ」

私はYU-TOじゃなく龍仁優斗を好きだって事を
勘違いされないように言葉を選びながら話した

「でも初めて先輩に会ったその瞬間からすごく
惹き付けられて。。。先輩の無邪気な笑顔が大好きで。。
先輩といるとすごくホッとするんです・・」

「あの日からずっと先輩の事を想ってました。。」


私は自分の気持ちを必死に伝えた。。


「凛音ちゃん。。ありがと、すごく気持ち伝わった・・
めっちゃ嬉しいよ。。」


そう言って優斗は私をギュッと抱きしめた


「せ。。先輩。。苦しいよ。。」

「うわっ、ごめん、ごめん!!
思わず力入っちゃって。。
てか俺今めっちゃ幸せだわぁー!
あっ!そうだ凛音ちゃん記念に写真撮ろう〜!!」


私達は夜景をバックに写真を撮った
海で撮った時より少し近くなった優斗の顔。。。


優斗。。私だってめっちゃ幸せだよ・・


「もう10時だね〜そろそろ帰らないとな」

幸せな時間はあっという間に過ぎた

そして私達は車に乗った

「あっ、そうだ!凛音ちゃん携帯のアドレス教えてー」

「私も先輩のアドレス聞きたかったんですよー」

「あっ、その先輩ってやつなし!!それと敬語もね!」

「えぇ〜じゃぁなんて呼べば・・」

「優斗でいいよー!!」

「じゃぁ、私の事も凛音って呼んで下さい!!」

「あっ!また敬語!!
わかったぁー、じゃぁ凛音って呼ぶね。」


優斗。。
私達は先輩でも後輩でもない
恋人同士になれたんだね・・ 


帰りの車の中で優斗の家族の事や私の家族の事を話した

優斗お母さんと二人暮らしで、
お父さんは1年近く海外に出張中らしく
年に2・3回くらいしか帰って来ないという事

そして私の家族の事
お母さんと妹が優斗のファンとゆう事も伝えた

〜 2章  二人の想い 〜 6 

July 02 [Wed], 2008, 15:46
「すごくいい名前ですね!
その名前の通り先輩は優しくてキラキラ輝いてる」

ホントに優斗は名前の通りの人だと思った

優斗はおじいちゃんの期待を裏切ってないね

「それに優斗が女の子連れてくるなんて初めてだから
少し焼きもち妬いてるのかしら」

「わ、私そんなんじゃぁ・・」

慌てて否定する私におばあちゃんはクスッと笑った

ヤバイ!!完璧誤解されてるよ〜
どうしよ〜!!

「もう8時かぁ〜凛音ちゃんそろそろ帰ろうー!」

「はーい!!」

玄関で靴を履いてる私に
おじいちゃんがボソッと何か言ってきた

「優斗をよろしく頼むな」

よ、よろしく・・って??

私はおじいちゃんが言った言葉の意味が
理解出来なかった。。

「優斗、凛音ちゃんまたいつでもいらっしゃいね」

おばあちゃんは優しく私達に言った

そして私達は車に戻った

「凛音ちゃん遅くなってごめんね!
もしかして門限とかあった?
家に電話しとく?」

「門限とかはないですよ。
朝帰りは禁止ですけど、
でも一応電話しときます」

私はお母さんの携帯に電話した
朝帰りだけはしないと言う約束をして電話を切った

「凛音ちゃんのどうしても見せたい所があるんだけど
ちょっと行っていい??」

「はい!どんな所ですか?
私も見たいです!!」

「それは行ってからのお楽しみ♪」

うぅ。。また秘密かぁ・・

「着いたよ!!ほら凛音ちゃん見て」

優斗の指差す方向を見た

「うわぁぁー!!!超キレイ・・」

そこにはキラキラ輝く宝石箱のような
夜景が広がっていた

こんなキレイな夜景を見たのは初めて

すごくキレイで何か涙が出そうになった

「先輩、連れて来てくれてありがとうございます。
ホントにキレイ・・」

「凛音ちゃん絶対喜んでくれると思ったんだぁ。」

優斗ありがと。。一生の思い出だよ。


「俺な、凛音ちゃんに初めて会った時に
すごい目がキレイな子だなぁ〜って
目を見ただけでこの子は純水な子なんだなぁ〜
って思ったんだ」

私は優斗の表情が変わったのに気付いた

「一緒に遊んだ時も凛音ちゃんは優しくて、明るい子だなぁ〜て
それに、仕事している時も何故か凛音ちゃんの顔が浮ぶんだ。
凛音ちゃんのあの澄んだ目が気になって仕方なかった。。」

「俺、気付いたんだ。。」

少し沈黙の後先輩は私の方を向いた

「俺、凛音ちゃんが好きだ・・」


先輩・・??
うそ。。。
ホントに??


先輩の目はまっすぐ私を見てる
その目は嘘を付いてない


「わ。。私。。」

私の目から涙がポロポロ落ちてきた。。

〜 2章  二人の想い 〜 5 

July 01 [Tue], 2008, 15:58
「じいちゃんとばあちゃんがこの町に住んでるんだぁ。
ちょっと寄っていいかな?」

「もちろんいいですよー!」

「ずっと忙しくて1年近く顔見せてないからさぁ〜
あっ!ここだ!!」

20分くらい車を走らせて優斗のおじいさんの家についた

「じいちゃん、ばあちゃん久し振りー!」

「優斗!?ビックリするじゃない!
元気だったかい?」


優斗のおじいちゃんとおばあちゃんは
ホントビックリした様子だった

「あら、可愛いお嬢さんもいらっしゃい。」

優斗のおばあちゃんは優しい笑顔で私に微笑みかけてくれた


「こんにちわ!美夏凛音といいます」

「凛音ちゃんは同じ学校の2年生なんだ。」

優斗が簡単に私の事を紹介してくれた

けど。。私の事どうゆう関係だと思ったのかなぁ・・

「優斗今日お休みなの?
夜ご飯まだでしょ?食べて行きなさい。
もちろん凛音ちゃんも食べて行って」

優斗のおばあちゃんは優しく私達を招き入れてくれた


優斗のおじいちゃんは寡黙で物静かな感じ
第一印象はなんか怖そうって思った

おじいちゃんと話したのは最初の挨拶くらい

「うわぁ!!すげぇーうまそう!!
ばあちゃんのメシ久し振り!」

テーブルの上にはおばあちゃんが作ってくれた
田舎料理が並んでいた

「いただきまーす!!」

「凛音ちゃんのお口に合うかしら?」

「はい、とてもおいしいです!!」

おばあちゃんが作ってくれた料理は
ホントどれもおいしかった

そして私は後片付けを手伝う為に台所に向った

「私洗物します!」

「あら、いいのよー!お客様なんだから〜」

おばあちゃんは遠慮して私にそう言った

でもホントは楽しそうに話してる
優斗とおじいちゃんの邪魔をしたくなかった

おばあちゃんはそれを察してくれたのか
私に皿洗いを任せてくれた

「おじいさん無愛想でごめんね。
男の子が優斗1人でね、
ホント昔から可愛がってて
おじいさんにとって優斗は特別みたいなのよ」

「そうなんですか〜
先輩ホントに可愛がられてたんですね」

「そうなのよー!
優斗って名前もねおじいさんが付けたのよ。
優しくて北斗七星のように輝く子に
って意味があるみたいよ」

〜 2章  二人の想い 〜 4 

June 27 [Fri], 2008, 15:54
「あっ、はい!!お久し振りです!」

わたしはやっと返事をした

「あはは!遅いし〜」

「だって。。びっくりしちゃって・・」


私はまだ驚きの表情を隠せない
優斗いったい何しに来たの!?


「まぁ、そうだよな〜いきなり来たんだし
てか今から暇??出かけない?」


優斗からの思いがけない言葉に
私はまた一瞬キョトンとしてしまった


でも。。
なんで私を誘うの?


優斗はいったい何考えてるの?


誘われるのは正直すごく嬉しい
でも何で私??

「部活も今日ないし!超暇です!!」

「じゃぁ決まり!!
凛音ちゃん・・着替えてくる!??」

「きゃああぁぁ〜〜!!」

私は自分の格好を見て驚いた

朝起きたまま
頭は寝癖でボサボサ
Tシャツにショートパンツ
顔はもちろんノーメイク

私はこんな格好で優斗と話してたなんて
もう恥ずかしくて顔から火が出そうだった

私は慌てて玄関のドアを閉めて
ドア越しに優斗に10分待って下さいって伝えた



あぁ〜〜もう私のバカバカ
超恥ずかしい
優斗なんて思ったかなぁ。。

てか、いきなり来るなんて反則だし

私はブツブツ言いながら
急いで髪をセットしメイクをした
そして花柄のワンピースに合わせてミュールを履いて外に出た


・・・・?
優斗??

優斗がいない・・




プップッ♪

車のクラクションが鳴った

「凛音ちゃんこっちこっち!!」

え??優斗!??

優斗が運転席の窓から顔を出して私を呼んでる

「先輩どうしたんですか?車!?」


「免許取ったんだ。18になってすぐ車校に通い始めて
先週やっと取れたんだぁ!」

「そうだったんだぁ〜
車に乗ってるからビックリしちゃいました」

「あははーごめんごめん!
俺さっきからビックリさせてばっかだな〜」

ホントだよ。。
私何回優斗に驚かされるんだろ・・


そして私は助手席に乗った

「すごいかっこいい車!!
BMWですよね?
もしかして。。先輩買ったとか・・!??」

「まさか〜俺一応高校生ですからぁ〜」

優斗が乗ってる車は黒のBMW
優斗のイメージにピッタリ

「この車はね事務所の社長の息子のケンジさんから
格安で買ったの。ケンジさん何か新しい車買うらしく
この車処分するって言うから」

「そうだったんだぁ〜
似合ってますよ!この車と先輩」

「ありがと!ちょっと遠いけど少し付き合ってな」

「どこ行くんですかぁ?」

「秘密♪」

ひみつ〜〜!??
いったいどこ行くの??

車で2時間近く走ったかなぁ

他愛もない話しをしながらあっと言う間に着いた

でも正直2時間車の中で優斗と二人きり・・
ずっとドキドキしっぱなしでやばかった。。

「ここはどこですかぁ?」

まったく見慣れない景色
私は少し戸惑った

「ここは俺が生まれて小学生まで住んでた町」

海がとても澄んでいてすごくキレイな所

「すごくキレイな海!!
めっちゃ癒されるー」

夕日が海に反射してキラキラ光っている
とてもキレイ。。


私はワンピースの裾を少し持ち上げ
足だけ海に入った

「冷たっ!!」

海の水は思ったより少し冷たかった

「先輩!!先輩も入ってみて下さいよぉ〜
冷たくて気持ちいいですよ〜!!」


私は優斗に手招きした

「パシャッ」

優斗がデジカメで写真を撮ってる

「ちょっと〜〜!!いきなり撮らないで下さいよー」

「だって何か今のよかったから思わず!」

よかったって。。何が?
私は少し疑問に思ったけど聞かなかった

「私も先輩撮りたいなぁ〜!」

「仕方ないなぁ!かっこよく撮れよ〜」

誰が撮ってもかっこいいから〜
だって元がいんだから。。笑

って私は突っ込み入れたくなった


夕日と海そして優斗
すごくキレイ。。

眩しすぎるよ・・

あぁ・・
この景色と一緒に優斗と写真撮りたいなぁ〜



「ねぇねぇ、一緒に写真撮ろうー!」

・・・・・
ビックリしたぁ〜
私の心の声が聞こえたのかと思った

「はい!!」

私達は肩を寄せて優斗がシャッターを押した

うまく笑顔出来たかな。。
緊張で変な顔になってたらどうしよぉ。。

「さぁ、そろそろ行くかぁ〜!」

私達は車に乗った

〜 2章  二人の想い 〜 3 

June 24 [Tue], 2008, 11:59
「凛音!!いつまで寝てるの??!
夏休みだからってダラダラしないの!!」


私は母の大きな声で目が覚めた

「おはよぉ〜」

今日は部活は休み
部活がない日はいつも昼まで寝てしまう

「おはようじゃないわよ!もうお昼よー!!
たまには家の手伝いくらいしなさいよ〜」

「はーい!」

「それじゃぁお母さんお仕事行ってくるからねー」

「はいよ!行ってらっしゃい」

母は親戚が経営している雑貨屋さんの仕事を手伝っている


「ふわぁ〜〜!!今日何すっかなぁ〜!??」

私はリビングのテレビをつけた


ピンポ〜ン♪

玄関のチャイムが鳴った

「もう誰〜??」

どうせ何かの勧誘だと思って私は無視った


ピンポーン♪ピンポーン♪


「あ゛〜もうしつこい!!」

私は少しイライラしながら玄関に向った

「はい!!!何ですか??」



・・・・・・・
・・・・・


う。。そ。。。

うそでしょ。。

マジ。。!?え?なんで??!!!

ちょ。。ちょっと待って・・


私は今の状況が把握出来ていない
半端ないパニック状態



「よっ!!久し振り!」



優斗。。

今私の目の前に優斗が立っている


「家にいてくれてよかったぁ〜!
携帯番号知らないし、家しか分かんなかったからさぁ〜
いきなり来てごめんな」


「凛音ちゃん??」

私はあまりにビックリして意識がどっかに飛んでた

〜 2章  二人の想い 〜 2 

June 21 [Sat], 2008, 16:19
毎日蝉の鳴き声で目が覚める

夏休みももう半分過ぎ

私は週2回ある部活の為に学校に通っている
 

「凛音ご飯よ!降りてらっしゃい!」

「はぁーい!!」

食卓のテーブルには私の大好きな
ハンバーグとポテトサラダが並んでいた

「美味しそう〜!頂きまーす!!」


私は時計を見た
時刻は20時ピッタリだ

「ちょっとテレビ変えていい?」

「いいけど何みるの?」

母が聞いてきた

「あっ!今日Song houseがある日じゃん!!
しかも今日ゲストYU-TOでしょ??」

Song houseとは毎週水曜20時からある歌番組
妹と毎週見ている番組だ

「いいなぁ〜凛ちゃんYU-TOと同じ学校でサインもらってきてよ!」

小さい時からの癖で妹は私の事を「凛ちゃん」って呼んでいる
お姉ちゃんって何か言い難かったみたい


「そんなん無理に決ってんじゃん!学校だってあんま来ないのにー」

妹含め中学の友達にもよくYU-TOのサイン貰ってきてって
言われるけど・・
そんなの不可能に決ってんじゃん!!


そうこう話しているうちに優斗がテレビに出てきた

「私もこの子好きだわ!かわいい顔してるわよね〜
声もいいし!!お母さんもサイン欲しいわぁー」

ホントこの親子は同じような事言ってるし

テレビでは来週発売の新曲の話しをしている

久し振りに見る優斗の姿・・
少し痩せた!??

私の大好きな・・
優斗の笑顔・・
優斗の声・・

会いたいよぉ〜
会いたくて堪らない気持ちになる。。


私は自分の部屋に行き
花帆が貸してくれた優斗のアルバムをかけた


私はいつも通り優斗の歌声を聴きながら眠りについた