ついに参りました、この日が。
嫌でも迎えるわけですよ、この日を。
本日も舞台監督田中氏によって
満員御礼が掲げられた。
前売り券の販売開始で、
すぐさま完売になったこの千秋楽。
カナリアの飛び去りを
目撃だ。
カナリア派を招いて下さったアゴラ劇場、
ありがとうございます。
穏やかな皆様が、私らの
怒号、罵声にお心を痛めておられませんように。
さらば、懐古のたらふく詰まった舞台よ。
「まさかここまで来るとは思わなかったろう。
足が二本ある!
目も耳もちゃんと使えるし、馬鹿じゃございません。
貴方がたは私らを馬鹿とお思いのようでしたが
残念でございましたねえ」
歩けば、結構どこまでも行けるものなのでした。
考えれば、割となんでも可能になる事なのでした。
気付けば。
手放す惰性を自覚できる己であれ。
楽は良いよね、楽だから。
しかし、息で嘘ってのは分かるんだよ。
踊らないので見もしない阿呆になってやろう。
「その森には化け物がござった。
さ、いや、私はこれで
お、い、と、ま、
息を吐けば見抜かれるそうだよと笑う、
きゃつよりも誰よりも肩で押し返し、
痛ぇな、どいつだ畜生。
早く一刻も、きゃつよりも誰よりも私が。
忍び寄るのだか忍び込むのだか、ここはもう真っ暗で
おいそれと目を開いちゃいられないので、おられないので
軽々しく涙を添えて、あい
午後二時の畦道、きたよ。さ、
声色や強弱で分別できる程の数を量を耳にしたから
囁きは、雨の日に飛沫をあげて通過する
トラックの音色よりも価値がない。
女子供の世迷言、君らは自分の価値を貶めたいんだな。
かけがえのない、とりかえし、つく?つかない
雨の日に飛沫をあげて通貨するトラックの音色よりも価値がない」
もがくため
一旦の休止符、
これでこれにて
おいとま
黒色綺譚カナリア派
活動停止公演【誤/娯楽】
終幕