国選弁護士541 

November 07 [Thu], 2013, 11:43
「最期はあまりに悲惨」1歳児放置死 母親に懲役5年の判決
産経新聞 11月7日

 「その最期はあまりにも悲惨」。大津市で平成23年6月、高熱を出した1歳7カ月の三男を放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた高橋由美子被告(30)の裁判員裁判の判決公判。飯島健太郎裁判長が、懲役5年(求刑懲役8年)の量刑理由を述べると、高橋被告は強く握ったハンカチで目頭を押さえた。

 高橋被告は午後3時、黒い上下のパンツスーツで入廷。主文は後回しにされた。今回の裁判の争点は、三男の希旺(ねねお)ちゃんの状態が生命、身体を害する恐れがあったと認識できたか▽死亡を予見できたか▽高橋被告が犯行当時、心神耗弱状態にあったか−の3点が挙げられた。

 これについて、飯島裁判長は「三男が低体重状態で高熱を出し、たんがからむせきをしていた状況からは、生命の危険を認めることができた。被告がかかっていた軽度の鬱病が犯行に与えた影響は小さい」と指摘した。

 判決を読み上げる間、高橋被告は飯島裁判長から目を離さなかった。

 「被告は、面倒だなどと自己の気持ちを優先させ、病院に連れていかなかった。自らを守るすべのない三男が症状に苦しみながら短い生涯を終えたその最期は、あまりに悲惨で非難は避けられない」

 飯島裁判長がこう断じると、高橋被告は目頭を押さえた。

 「希旺は私の宝物でした」。高橋被告は公判中、涙ながらに息子への愛情を語り、故意に病院につれて行かなかったわけではないと主張した。愛情を持ちながら、なぜ治療を受けさせなかったのか−。

 裁判員の男性(50)は判決後の記者会見で「高橋被告は『希旺の命の重さを背負っていく』と言った。その言葉は嘘ではないと信じたい」と語り、こう付け加えた。

 「もし、社会がもう少し手助けしてあげられていれば、ここまでの事態にはならなかったのではないか」

◆まだ、不況から逃れられない日本、さらにブラック企業も横行し、うつ病などの精神疾患も増え続け、仕事をやめ、収入もなくなりこれからの生活に不安しか残らない。そういう状況に追い詰められた場合、自分ならどうなるのか?と考えると、誰でもこの母親のようになりうる可能性と言うのは0ではないのではと思ってしまいました。
自分では何もできない、子供が犠牲になるのは許せないですし悲しい事ですが確かにもう少し、社会が手助けできる体制があればなと思いました。昔は、貧しくても地域で子供を育てる環境があったような気がします。

国選弁護士540 

October 29 [Tue], 2013, 15:52

<自殺告げず賃貸>家主の弁護士に賠償命令 地裁尼崎支部
毎日新聞 10月29日

 マンションの一室で自殺があったことを告げずにその部屋を賃貸したのは不法行為だとして、部屋を借りた男性が家主の男性弁護士(兵庫県弁護士会所属)に約144万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、神戸地裁尼崎支部であった。杉浦一輝裁判官は「告知すべき義務があったのに、意図的に告知しなかった」として、弁護士に賃料や慰謝料など約104万円の支払いを命じた。

 判決によると、弁護士は2011年5月2日、兵庫県尼崎市のマンションの一室を競売で取得。従来1人で住んでいた女性が同5日ごろに死亡したが、翌年8月、女性の死を説明せずに男性とこの部屋の賃貸借契約を結んだ。男性は同月末に引っ越したが、近所の住人から自殺の話を聞き、翌日には退去。9月20日に契約解除を通告した。

 裁判で弁護士は「競売後の手続きは他人に任せており、自殺の報告を受けないまま部屋の明け渡し手続きを終えた」と主張したが、杉浦裁判官は「およそあり得ない不自然な経緯というほかない」と退けた。また、女性の遺体を警察官が搬出し、住人らが自殺と認識していたことなどを挙げ、「一般の人でもこの部屋は居住に適さないと考える。部屋には、嫌悪すべき歴史的背景に起因する心理的な欠陥という瑕疵(かし)がある」と判断。女性の死後に弁護士が部屋のリフォームを指示したことから、「部屋の心理的な瑕疵の存在を知らないことはあり得ない」と指摘した。

 弁護士は「判決文を読んでいないので話しようがないが、控訴の方向で検討する」と述べた。

◆家主が弁護士だったという所が考えものですね。判決事態は正当なものだと思います。
この弁護士の言う事にも信憑性が全く感じられません。全然、反省していないですね。
控訴しても無駄だと思います。それに、誠実に事実を説明するはずの弁護士がこういう事件を起こしたらアウトでしょう。もう、そんな弁護士はいないのですかね。

国選弁護士539 

October 24 [Thu], 2013, 15:55
男を絞首刑…翌日「蘇生」、どうする? イランで議論
朝日新聞デジタル 10月23日(水)21時20分配信

 【テヘラン=神田大介】イランで16日に絞首刑になった男(37)が、翌日になって「蘇生」した。男を再び絞首台に送るべきか否か、扱いを巡って議論が起きている。

 地元紙によると、男は覚醒剤1キロを密輸入した罪で死刑を宣告され、北部ボジュヌルドで刑を執行された。絞首台から12分間つるされ、医師3人が死亡を確認した。ところが、17日になって遺体安置所から「呼吸をしている」との連絡があった。

 前例のない事態に、法律家の間でも「刑は未執行の状態。再度の執行が必要だ」「死刑執行の24時間後に生存していた場合の規定は法律にない」と意見が分かれる。男の生還を7歳と5歳の娘が喜んでいるという報道もあり、宗教界からは「神の許しが得られた」との声も上がっている。

◆覚醒剤の密輸で死刑って判決をみると日本は薬に対しては甘いんだなと認識させられますね。
人殺しではないですし、一度執行されて、それを子供たちがよろこんでいるのなら減軽してあげて欲しいです。
その前に、子供達に死刑執行を告知しているのが残酷ですね。
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