好事魔多し(下) 

May 08 [Mon], 2006, 1:54
二度目の経験は、高校3年生。受験生の時である。
当時私は塾の英語講師に恋をしており、彼が何気なく言った「受かったら、お祝いに飯でもおごってやる。」という本気とも冗談ともとれる約束を信じ、勉学に励んでいた。
不純な動機ではあるが、おかげで成績は順調にあがり、高く掲げた志望校も夢ではなくなっていた。
しかし、それが「魔」へ転ずることになるとは思ってもみなかった。

受験に臨み、見事志望大学に合格。しかしその年は塾全体の合格率がよく、特に東京の大学への合格者が目立った。
関西の田舎塾にも関わらず、東京への進学にも対応しているということで地元の父兄の注目がいっきに集まった。
塾の運営業務も講師が兼任しているような、小規模な塾である。
予想以上の問い合わせ、説明会の開催、入塾試験の実施などで、あっというまに慌しくなった。
もちろん彼も借り出され、校舎から校舎へと飛び回りながら仕事をするようになった。

一生徒でしかない私が、彼の行き先を把握することは不可能であり、もし知ったところで追いかけていくなんてとんでもない。
もしばったり出会えたとしても、私の相手などしている場合でない状況なのは百も承知・・・。
約束のためにと頑張った結果が、約束を水に流してしまうことになった。


そして大学1年の秋。
私はサークルの先輩に恋をした。
彼は私を妹のようにかわいがってくれており、サークル内でも仲がいいと噂になった。
周りは「いけ!いけ!」とけしかけてきた。
しかし、二度あることは三度ある。ここは、慎重にいかなければならない。

慎重に、慎重に。
二人で会わないようにし、なるだけ目を合わせないよう心がけた。急接近は危険である。

そうこうしているうちに、彼に恋人ができてしまった。「Uに冷たくされて落ち込んでいるときに、話を聞いてくれた相手を好きになった。」のが理由だと伝え聞いた。

そこでようやく、慎重を意識するあまりに次の一歩が踏み出せなくなっていた自分に気づいた。
3度目の悪魔は、自分自身の臆病な心だったのだ。

よいことのそばには、確かに悪魔が潜んでいる。
しかし、その悪魔に屈指ないつよい意志や行動力を持っていなければ、次のステージにはいつまでたっても上がれない。

七転び八起き。何度悪魔に負けても、くじけない強さを見につけて、最後は成功を手に入れたいものである。


恋も、人生も。

好事魔多し(上) 

May 08 [Mon], 2006, 1:45
どうも私は、こと恋愛において「好事魔多し」を体現することが多い。

それは自分の中で恋愛が重要問題であるから、「魔」を引き寄せているのかもしれない。
そうすると、恋愛において「好事魔多し」が多いということ自体が「好事魔多し」であると言えるだろう。


そんな私の「恋愛好事魔多し」は、さかのぼること幾年か、中学時代に始まった。
中学2年生、思春期真っ盛りで、クラスの男子が子どもっぽく見えてしまう年頃である。
そこに現れたのは、ひとつ年上のU先輩。体育祭で応援団長をする彼の勇姿に一目ぼれだった。

しかし相手は先輩。
教室のある階も違うため、話しかけるのはもとよりすれ違うのさえ一苦労である。

そんな私に「好事」は突然おとずれた。学期半ばの席替えに伴い、掃除場所も変更になった。
新しい掃除場所は玄関ホール。そこは、U先輩が担当していると噂の保健室の目の前である。
これを生かさない手はない。

少なくとも、毎日顔を合わせるができる。
「ほうき一本貸してくれない?」なんて声をかけられたりするかもしれない。
そのうち、名前も覚えてもらったりして・・・私の期待は膨らむばかりである。

しかし、悪魔はそれを見逃さない。
放課後の掃除時間を心弾ませながら待ち望み、ようやく終礼の時間になった。
その時、耳を疑う友人の一言。

「先生、やっぱり後ろの席だと黒板見づらいんで、席変わってもらってもいいですか?Uさんの席とか・・・。」

一瞬にして私の頭は混乱した。どうして?なんで?よりによって私?もしかして、あの子ライバル!?
しかし、私は一番前の真ん中に座っていたため、彼女の言葉は理にかなっており
「どうしても玄関ホールの掃除がしたいんです!」などと言うこともできず、渋々ながら同意をせざるおえなかった。



素敵な人の対処法。 

April 10 [Mon], 2006, 22:51
よく
「おもわせぶりな態度はよくない。」
とかって言うけど

思うに私の場合
思わせぶりなのではなくて
本当にちょっと、思っちゃってるんだと思う。

何かしら魅力的な人というのはたくさんいて
それが男の人だった場合
「素敵ですね!!」
「その発想がにくいっ!」
「なんか落ち着くオーラだよね」
とかなんとか
そいう気持ちを態度で伝えようとすると

いわゆる「思わせぶりな態度」になってしまうのではないか。


お近づきになりたい
これからもずっとよろしくね
大切な人だよ
なんてことを
親しみをこめて伝える時

それは限りなく恋人に対する愛情に近い。
と、思う。


けどそれはあくまで二アリーイコールであって
イコールではない。


ここの違いを、世の中の人々はいったいどうやって伝えているのか。
それとも、恋人以外の異性に対して
「素敵!仲良くなりたい!」
なんて思わないものなんでしょうか。

思ったところでそれは、本当に特別な数人に限定されているとか?
胸に秘めておくとか?


うーん。


きっとこれは私にとって、永遠の課題だと思う。
まぁそのうち愛情を伝えたくても「ちょっと勘弁・・・。」なんて言われるようになってしまうかもだけど

世の中には、本当に素敵な人が多すぎる。
ま、ダーリンにはかなわないけどね。






こマメさん 

April 08 [Sat], 2006, 19:30
おマメさん、ではなくこマメの話。


よくある話。
またあった話。

コマメに連絡がとれない。

で、怒られる。

謝る。

でも何故か余計に気を損ねる。

何か言って、余計に墓穴を掘っていく。

で、もうわけわからん、ってなって寝て、起きて

すると、逆に謝られる。

ごめん、て。




うーん。
よくあるカップルのケンカの風景?



いったい世の中ではどれくらいのカップルたちが
「なんでメールしてくれないのよーぷんぷん。」
とか
「俺に連絡なしに飲み会とか行ってんじゃねーよ!」
とか
そんな理由でモメてんでしょうか。


でも、よく考えたら
光源氏の時代でだって
「あのお方からのふみはまだかしら。」
なんてやきもきしていたみたいだし


愛する人に愛をつたえるためには
マメにこしたことはないんでしょう。

あなたのことばかり考えていました感満載だからでしょうか。


だからって
マメじゃない=愛が足りない
と思われちゃかなわん。


うーん
だれか
マメになるコツ教えてください・・・。




噂をすれば、、、 

April 07 [Fri], 2006, 2:24
先生についての文章なんて載っけたもんだからか

今日、終電近くの満員電車に飛び乗ったら
目の前に先生そっくりな人がいた。


斜め45度の角度から
視界に入ったのは0.5秒くらい

わかんない・・・。
本人かどうかわかんない・・・。

でも、反射的に思わずそらした顔を、上げる勇気がない。

まじ、無理・・・!!!


ガタゴトと揺れる振動にまぎれて
ちょっとづつ、体の向きを変えて
背を向ける。

その間、窓にうつる姿を盗み見ようとするんだけど
わからず。

そのままガタゴトと、勇気を出して横並びへ。

真横に立つものの、そのまま正面を凝視。
わからん。

もし本人だとして、私に気づいたら声をかけてくるだろうか。
いや、まず様子を伺ってくるだろうな。
下手したら、車内で突然怒鳴られるかもしれない・・・。

なんて考えながら、降りる駅に到着。

結局確認することができないまま下車。

出発する直前の電車を、おもいきって振り返ってみる。
人ごみの間・・・
あー
あーー
頭の形が、ちょっと違うかな。
背の高さも・・・違う?


妄想爆発な可能性大、なのですが
どっちみち、先生じゃなかったってことにしておこう。

じゃないと、心が落ち着かなさ過ぎる。

先生 

April 04 [Tue], 2006, 20:57
昔、「先生」と付き合ってたことがあって

「先生」は私よりもすっごく年上で
ちょっと若いお父さんで通じるくらい年上で
でも、本当にちゃんと「付き合って」た。

私はその「先生」に5年間片想いしていて
出会った頃、今よりももっと全然がきんちょだった私は
大人な先生に恋をして
あっという間に「先生」が世界になった

でも先生は
すごく大人ですごく賢くてすごく厳しくて
全然相手にしてくれなくて

だから
先生に認めてほしくて
先生に私は女の子だってことを認めてほしくて

勉強も恋も頑張った
先生のために
先生に近づくために
先生の価値観を共有するために

本当に、「先生」が私の世界を作っていた。
一番多感な時期の5年間

でも、やっぱ憧れだった
憧れ
幻想


先生の手や首や唇が、私のものになった瞬間
「先生」は実はただの「男」だったって気付いて

それは私が「女」になったから気付いたことなんだけど
気付いてしまったら
「先生」に作られた世界から逃げたくなった

にげてにげてにげて

まだ、「先生」から逃げてきた時間より、「先生」に片想いしていた時間のが長い

東京のどさくさにまぎれて
たくさんの人にであって
たくさんのことを吸収して
うまく先生をまいたつもりでいるけど

多分、やっぱり
私の中のたくさんの部分は先生が作った
ってことは変らなくて

にげてにげてにげて

でも、なくならない

それが今
ちょっと、怖い。

いっぱい。 

April 03 [Mon], 2006, 3:10
ふと目がさめたら、横で寝ていたはずの恋人がいない。

おもわず起き上がって、部屋を見渡す。

やっぱりいない。

不安、不安、不安・・・・・・。


いつもは

彼が家を出るとき、私はまだうだうだと寝ていて
でも、彼はどんなに急いでるときでもそんな私の横に来て

「いってきます。」
って声をかけて、頭をなでながら、よく寝てね、って言ってくれるから

「いってらっしゃい。」
って言ったあと、とってもいい気分で、また夢の中におちていく。

彼のぬくもりと、においの残るふとんの中で
夢かうつつかわかんないような彼の声を反芻しながら

いってらっしゃい
おやすみなさい


すごく好きな時間。



なのに今朝は
目が覚めたらいなかった。

知らない間にいなくなることが、こんなに不安になるなんて

そんな自分に焦ってベッドから抜け出す。
耳をすます
聞こえない。

最後の望みをかけて
ユニットバスの扉をノックする。

開いた・・・。

「ん?おはよ?トイレ?」


「ううん、探してただけ・・・。」


あはは、と笑う彼。

でも、本当に不安だったんだよ。
よかった。
いてくれて、よかった。



よかった
ありがとう
さみしかったんだよ
いってらっしゃい
おやすみなさい
だいすきだよ


今朝は、伝えたいことがいっぱい。

こりずに 

April 03 [Mon], 2006, 2:39
こりずにまた、始めます。


何度となく繰り返して、途中で逃げ出してしまうのですが

やっぱり、どっかになんか書くところが欲しくなっちゃうようで。

かんぺき自己満足。

でも、ブログなんて大抵自己満ですよね?



そんなこんなでゆる〜くスタート
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