はじめてのこい

March 11 [Sat], 2006, 14:18
こんにちは。うえだじゅんのすけです。

ぼく、いまとってもだいすきなひとがいるの!!

おなまえは、なかまるこうきちゃん。

ぼくのおともだちのじんくんのいもうとなんだけど、すごいかわいいんだ。

おめめがおっきくてね、はだがしろくて、からだもすっごいほそくて…

だからモテモテなんだよ。

でもぼくだれにもまけないから!!



「こーき」

「なぁに?じゅんのくん」

こうきがねんしょうさんで、ぼくはねんちゅうさん。

おへやがちがうからいっつもぼくがむかえにいくの。

「ねんちゅうさんのおへやであそぼ?」


いつもならこうきがぼくについてくるんだけど、きょうはなんかまよってるみたい。

「こうき、どうしたの?」


「…こぉきね…ゆぅちゃとやくちょくちたからいけないの」


「え?」


ゆうちゃっていうのはゆういちくん。

こうきのおにいちゃんでねんちょうさん。


「ゆぅちゃにね、ねんちょうちゃんのおへやいなちゃいっていわれたの」


こうき、『さしすせそ』がいえないから、ねんしょうさんなのかねんちょうさんなのかわかんないよ…。


「ぼくといっしょにあそべないの?」


「うー……」


「あっ、こうきなかないで!!」


こうきのおっきいおめめからなみだがポロポロおちてくる。


「こうき!これなーんだ」


ぼくはポケットにかくしていた『ひみつへいき』をとりだす


「……ぷーちゃ…」


「プーさんあげるからなかないで?」


「うー…」


こうきのだいすきなプーさんのバッチをわたす。

こうきはちっちゃいてでそれをぎゅうってした。


「じゅんのくん…」


「ん?」


「こうきね、ねんちゅうちゃんのおへやいけないけどね…?」


こうきがせのびしてぼくにこそこそばなしをした。









―――あとでこうきのおうちであちょぼ―――








End.