セクハラ?

November 20 [Wed], 2013, 21:43

「松本主任、あの四ッ谷食品の去年のファイルはどこにあるんでしょうか?」


定時間近に今日の晩飯なんにしよう?とか
のんきに考え事してたら
河井が焦った顔で話しかけてきた


「四ッ谷食品?ファイルならあそこに…」
ファイル置き場を指差すと

「あの去年のがないんです。」

「あー去年の…あっ!!」

そういえば年末の大掃除のとき、俺が倉庫にもっていったっけ…

「ごめん、四ッ谷食品のファイル俺が倉庫にもっていったんだ
探しとくから明日でいいかな?」

時計を見ると
定時前1分だった

「いえあのわたしが探してきます。ありがとうございます」

丁寧に頭をペコリと下げて倉庫に向かおうとする河井に

「は?いやいや河井さん!ちょっと待って俺もいくから!」

「一人で大丈夫です!」

きっぱり言われたが
あのファイル わかりにくいとこにおいたような気がするから
と説明し一緒に行くことに

「四ッ谷食品のファイルなにするの?」
倉庫に向かう途中、河井にきいてみた

「営業一課の野田主任が貸してほしいって要望がありまして」

「野田が?」

あいつファイルでなにするんだ?俺はなんもきいてないぞ

倉庫の鍵をあけ電気をつけて中にはいる

「たしかここにー…ってあれ?ないな」

年末の大掃除のときに片付けたはずなのに
また散らかってるし…どこにあるかわからなくなってる

「あのファイルってどんな色ですか?私も探します」

「たしかー緑色…」
年末の記憶をたどってると

「あ、松本主任!あれじゃないですか?」

河井が指差す方向を見ると
棚の一番上に緑色のファイルがみえた

すると河井が手を伸ばして取ろうとするが河井の身長では届かない

プッかわいいなー(笑

あらためてみると河井は背が低いな(笑)小学生に見えるわ(笑)

ハッ!いかんいかん助けないと

「河井さん!俺がとるからっ」

ドンッ

「あっ!」
「わっ!」


棚に置いてた書類が俺のおなかにあたって下に落ちてバラけた


おなかの肉ーー!!


もうダイエットしようかな…

ハァ…

「松本主任大丈夫ですか?」

河井がこっちに向かってきた

「だ、大丈夫。書類を落としただけだから」

はずかしい…
恥ずかしさをごまかすために落ちた書類をすばやく拾い始めた

「あ、松本主任!そこにもおちてますよ」

河井が隙間に落ちてた書類を俺の足下でしゃがみこんで拾ってくれた

「ありが…!?!!!!」

ブフッ!!
ブラ!ブラっ!ブラジャーみえたー!!
河井の服の隙間からブラジャーが、…
ヤバイ!鼻血でるかと思った…

「松本主任?…あの」


「あっ!河井さん!」

ドン!バターン


棚の上からファイルが落ちてきた

「…いってぇ…」

あたまの上にファイルがもろに直撃した

ガチャ

「お前ら、なにしてんだ!」


ドアが開き野田が入ってきて驚いている

「ん?野田?」

「あ、あの松本主任…」

「え?…あ!」

俺、落ちてくるファイルから河井かばうため河井抱き締めたままだ!

「ご、ごめん!大丈夫?」

「はい!だ大丈夫です!」

慌てて離れた俺たちに野田が

「…なに?お前らできてんの?」

「ち、ちが」

「違います!」

俺が否定するより大きな声で河井がキッパリいった!
違うけどそんなキッパリ言われるとなにやら悲しいな…

「ファイルが落ちてきて松本主任がかばってくれたんです」

「そうなんだよ、河井さん大丈夫?」

「私は大丈夫です。かばってくれてありがとうございます。松本主任大丈夫ですか?」

「うん平気大丈夫だよ。」

「野田主任…お探しのファイルなんですがアレみたいです」

「あ、ファイルさがしてくれてたんだありがとう!」

「それじゃあのお先に失礼します」

「遅くまでごめんな!気をつけて」

「はい!」

河井がお辞儀して部屋から出ていった

「松本〜」

野田が頭ぐりぐりしてきた

「痛い!」

やめろーって野田から逃げたら

「松本、お前なぁ一歩間違えたらセクハラだぞ!気を付けろよ!」

「せ…」

セクハラかぁ野田の言葉にうなだれる
今度から気を付けよう



ブラが見えたことは口が避けてもいえないな





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