hy110ああ玉杯に花うけて(三十八)

June 24 [Mon], 2013, 12:58

「伯父さんどこへいってきたの」と光一はきいた。
「ああ光一か、おれは今町会傍聴にいってきた、おもしろいぞ、うむ畜生! おもしろいぞ、畜生め、うむ畜生」
 おもしろいのに畜生よばわりは光一に合点がゆかなかった。
「なにがおもしろいの?」ナイキ ダンク
「なにがっておまえ、くそッ」伯父さんはひどく興奮していた。
「どろぼうめが、畜生」
「どろぼうがいたの?」
「どろぼうじゃねえか、一部の議員と阪井とがぐるになって、道路の修繕費をごまかして選挙費用に使用しやがったNIKE スニーカー、それをおまえ大庭さんがギュウギュウ質問したもんだから、困りやがって休憩にしやがった、さあおもしろい、お父さんがいるか」
「ぼくはいま学校の帰りですから知らない」
「知らない?ばかッ、そんならそうとなぜ早くいわないのだ、ナイキ スニーカー レディースそんな風じゃ出世しないぞ」
 伯父さんはぶりぶりして足を急がせたが、なにしろふとってるので頭と背中がゆれる割合に一向足がはかどらなかった。
 そういう政党の争いは光一にとってなんの興味もなかった、かれが家へはいるとナイキ フリー、もう伯父さんの大きな声が聞こえていた。
「どろぼうのやつめ、畜生ッ、さあおもしろいぞ」
 父はげらげらわらっていた、母もわらっていた、伯父さんが憤慨すればするほど女中達や店の者共に滑稽に聞こえた。ナイキ エアマックス伯父さんはそそっかしいのが有名で、光一の家へくるたびに帽子を忘れるとか、げたをはきちがえるとか、ただしはなにかだまって持ってゆくとかするのである。
 光一は父と語るひまがなかった、父は伯父さんと共に外出して夜遅く帰ったhttp://www.nikemalljps.com/、光一は床にはいってから校長のことばかりを考えた。
「停学された復讐として阪井の父は校長を追いだすのだ」
 こう思うとはてしなく涙がこぼれた。
 翌日学校へいくとなにごともなかった、正午の食事がすむと委員が校長に面会をこう手筈になっている。ナイキ コルテッツ
「堂々とやるんだぞ、われわれの血と涙をもってやるんだ、至誠もって鬼神を動かすに足るだ」
 と小原が委員を激励した。
 委員はそこそこに食事をすまして校長室へいこうとしたとき、突然最敬礼のらっぱがひびいた。ナイキ バッシュ
「講堂へ集まれい」と少尉が叫びまわった。
「なんだろう」
 人々はたがいにあやしみながら講堂へ集まった、講堂にはすでに各先生が講壇の左右にひかえていた、どれもどれも悲痛な顔をしてこぶしをにぎりしめていた。ナイキ スニーカーもっとも目にたつのは漢文の先生であった、ひょろひょろとやせて高いその目に涙が一ぱいたまっていた。
「あの一件だぞ」と委員達は早くもさとった、そうして委員は期せずして一番前に腰をかけた。ざわざわと動く人波がしずまるのを待って少尉はおそろしい厳格な顔をして講壇に立った。
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