心理

July 02 [Tue], 2013, 14:27
世界は、広い。
当たり前だが、僕の知らない世界がどこかで繰り広げられている。
僕の知らない常識。それで構築された世界。

最近あった殺人事件。
殺人というのは一人の異常者が、対象となった一人の被害者を殺害する、というのがほとんどである。
僕の住む町であった、籠内殺人事件と呼ばれる事件。複数の異常者に、被害者が1人であるらしい。
一人の被害者を複数で囲んで、刺し殺す。
現場には形の違う靴のあとが複数。加害者のものと思われる髪の毛も落ちていた。
証拠になど気を配らないような犯行。
足跡からわかる加害者の人数は4人らしい。

・・・まったく。
「すぐつまかんだろ、こいつら」
とりあえず思ったことを言った。
根拠はなくとも自信はあるのだ。
だって、
「こいうい異常なやつらって、絶対何らかの異常なことしてきてるぜ。強盗とかさぁ」
「そうだね。君はなかなか間違ったことを言わないもんね」
返答をしたのは東条。
おれたちはいつも2人でいる。
「でもね、こういうやつらに限ってね、異常なことをしないんだ。よく訊くでしょ?勉強のできるマジメな子だったのに、って」
「あぁ、あれな。脳ある鷹はツメをかくすみたいなやつか?自分が殺人嗜好者だってばれないようにっていう」
「まぁ、ちがうよね。ハミ出ようとしないんだ、基本的には。だから、彼らにとって殺人もハミ出るってことじゃない」
「あぁな。本当に頭おかしいやつってことだな」
「まぁ、言うなら、自分の常識と、他人の常識が180度違うんだ。そんなやつらは意外といるよ」
「やべぇな、そいつら」
「まぁ、たとえば、僕らとかね」
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