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December 22 [Thu], 2005, 4:14
世界にはどれだけ僕の知らないことがあって
どれだけのものを見ることが出来るのだろう
出来ることならば全てこの目で見てみたいし
出来ないのならば出来るだけ見たい

そんなことを思うようになったのは今年の7月
テストの準備に追われてノートのコピーを探し回っていた時期である
たまたま昔の彼女に会い、飲みに行った
彼女は相変わらずの我侭振りと口調で
少し前に戻った気がした
「最近、なにしてんの?」
「ひたすらバイトして、本読んで、寝ているよ。清香は?」
「あたしもバイトばっかり。あとはサークルかな。合宿の準備で忙しいよ。」
大した会話はしなかった

晩夏 

December 14 [Wed], 2005, 19:21
季節の変わり目には激しい雨が降る



本当のところはどうなのかなんて知らない。が、僕の中では昔からそうゆうことになっている。

浅い眠りを繰り返しているうちに僕は寝苦しさのせいでとうとう目を覚ましてしまって、はんぶん寝ぼけ

ながら掛け布団の中から腕だけを伸ばしてカーテンを少しだけ開け昨夜から弱々しくも降り続く雨を見な

がらそんなことを考えていた。

もう夏も終わるんだな。

遠くからバイクの音がしてまだ朝の4時前だということを知った。

配達員は一つ一つビニールに入れられた新聞をせかせかとポストの奥のほうへ放り込み、カタン、カタ

ンという音がエンジンの音とともに雨の住宅街に響き渡る。

タバコに火を点けながら、いやな時間に起きてしまったものだな。と煙混じりのため息をついた。

中途半端に目が覚めてしまって、いくら布団の中深く潜って目をつぶっても

一度過ぎてしまった波はそう簡単に引き戻ってはきてくれない。

仕方なく起きて麦茶を飲む。

少し肌寒いせいかあまり美味しく感じない。

現地では普通に吸っていたタバコも帰ってきてみると、青魚のように独特の臭みが気になってとても

最後まで吸い続けることが出来ない。

カーテンを開けてみると思わぬ雨宿りのお客さんが網戸にへばりついていた。

ちょっとからかってやろうと思い、爪で網戸越しに弾いてやると

ジジッ

力ない泣き声を上げて彼はベランダへと飛ばされた

仰向けになった彼はもはや飛ぶ力も残されておらず

しばらく足をもがかせて、それから諦めたのか動かなくなった



タバコは今にも落ちそうなほどの灰を溜めながら青白い煙を立ち昇らせていた




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