ツツガムシ病の感染に注意しよう

October 05 [Mon], 2009, 22:16
キノコ狩りに山に登る人が増える秋の季節です。
山で注意することの筆頭は遭難ですが、そのほかにも気をつけなければならないことは多いです。

そのうちのひとつが「ツツガムシ病」。
ツツガムシ病とは、ダニの一種であるツツガムシによって媒介される病気で、見逃すと命の危険もある恐ろしい感染症です。
ツツガムシは、アジアやオーストラリアに分布しており、野山や河川敷に生息しています。

ツツガムシ病はリケッチアという病原体を持つツツガムシの幼虫に刺されることで発症します。
刺されてから、5日〜2週間ほどの潜伏期間を経て症状が出てきます。

ツツガムシ病の特徴は、皮膚に症状が現れる点です。
初期症状は風邪に似ており、39度ほどの発熱、悪寒が表れます。
蚊などに刺された場合は、赤くプクッと腫れますが、ツツガムシの刺し口は黒いかさぶたに覆われ、その周りが赤く腫れたようになります。
それとともに胴体に発疹が出現します。
皮膚にこのような症状が現れたら、すぐに皮膚科を受診しましょう。

治療が遅れると、肝機能障害や播種性血管内凝固症候群(DIC)を併発することがあります。
DICは、血管内の血液が固まる病気で多臓器不全で死亡する危険があります。
診断には、問診と血清抗体価の検査が行われます。

ツツガムシ病の感染経路は、刺されることなので、予防には、野山や河川敷で遊ぶときや農作業の際に長袖・長ズボンを着用して肌の露出を抑えることが重要です。
更に市販のダニ忌避剤や虫除けを使用することをお勧めします。

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