腰痛を骨セメント治療で直す「医仁会武田総合病院」

September 30 [Wed], 2009, 22:58
骨粗しょう症による腰の骨の圧迫骨折で寝たきりになる高齢者が年々増えています。
圧迫骨折とは、腰の部分の背骨が上から押されてひしゃげるような形につぶれる骨折です。

お年寄りが尻もちをついたり、転倒した時によく起こります。
骨粗しょう症は女性に多いので、これも女性が多いです。

背骨を一つ一つは、薄い膜に包まれていますが、この膜には痛みを感じる神経が細かく通っています。
そのため、つぶれた骨がグラグラして動くときに激痛が走るのです。

身体を動かすと骨が動いて痛むので、動くことができず、寝たきりになってしまいます。

そんなひどい腰痛を回復させるのが「骨セメント治療」です。
“これが世界のスーパードクター”というテレビ番組で、京都府で骨セメント治療を行う「医仁会武田総合病院」が取り上げられていました。
名医として有名な整形外科医の川西昌浩先生がいる病院です

この方法は、つぶれた骨に注射針を刺して医療用の骨セメントを注入します。
固まった骨セメントは骨がグラグラ動くのを止めて神経への圧迫を防いでくれます。

今までの治療実績によると、9割がたの患者で痛みが取れたそうです。

通常の圧迫骨折の治療法は、鎮痛剤とコルセットを着用して数ヶ月間安静にします。
長期にわたる治療になるので、肉体的・精神的な負担が大きいといわざるを得ませんでした。

骨セメント手術なら治療後すぐに痛みが取れ、治療時間は15〜30分ととても短いというメリットがあります。
身体への負担も少なくてすみます。

局所麻酔を使用するので、日帰り手術が可能です。

使用する骨セメントは、プラスチックを主成分としていて、入れ歯や代用骨として使用されています。
安全性は問題ありません。

骨1箇所に使うセメントの量は、2〜5cc。

いいこと尽くめの骨セメント治療ですが、まだ保険適用外なので費用は約28万円かかってしまいます。

でも、寝たきりになるとそれ以上の出費になることは間違いないですし、辛い腰痛が続くことを考えると安いかもしれません。

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