九州の子宝祈願の神社と子宝の湯を訪ねる

December 16 [Tue], 2008, 2:05
九州にも子宝祈願の神社や子宝の湯が多くありますが、中でも大分県東国東郡安岐町にある「両子寺(ふたごじ)」が有名です。

両子寺には子宝を授かりたい人が夫婦同伴の上「午の日」に袋と供え物・祈願料を持って子宝祈願する習わしがあります。

袋は、「申し子の祈願袋」と呼ばれ、32人の子供を産んだ人からもらったハギレと自分のハギレを一枚添え33枚の布で袋を作り、お供え物を入れて持って行きます。それで、両子寺は本人が子授けの袋を作って子宝祈願するお寺としても知られています。

また、大分には別府温泉があり大正13年に出来た寿温泉は「子宝の湯」としても知られスタンプ印も子宝の湯にちなんでか、赤ちゃんの絵を押してくれるそうです。

もう1つ子宝祈願で紹介したいのは、熊本県阿蘇町乙姫の「子安河原観音」です。
神功皇后が応神天皇を御懐妊された時にこの地で安産を祈らせたと伝えがあります。

子安河原観音堂の裏にある河原には上向きに寝ている女の人の形をした自然の石があり、それが観音様の姿で、その、少し上手に3つの石があって、それは親子3体の姿と言われています。

子宝祈願に来た人はここから石を持って帰り、股にはさむと子宝を授かると伝えられていて、参拝者が絶えません。子宝に恵まれたら、その石を元の場所に返すのだそうです。

阿蘇には赤水温泉があり、ふるくから子宝の湯として知られ、別名、宝温泉とも呼ばれます。

子宝祈願には湯泉神社と子宝の湯には有馬温泉を訪ねる

December 16 [Tue], 2008, 1:54
子宝祈願で有名な湯泉神社は、兵庫県神戸市北区有馬町に有り、有馬温泉中心街の近くの愛宕山公園の中腹になります。

子宝に恵まれない人が、子宝の湯と言われている有馬温泉に入り湯泉神社で子宝祈願すると子供に恵まれると言われています。

「玉鉾さま」「阿福さま」という子授けのお守りが特に知られており、平安時代末期に作られた日本最古の辞書にも書かれているそうです。子供に恵まれない人が、男形・女型の形を作り、夜陰ひそかに子宝祈願をしていた風習があったのが、現在まで続いています。

子宝祈願をしたいが、遠方で湯泉神社まではどうしても行けないという方には、問い合わせをすると「子宝の割礼」というお守りと「玉鉾さま」と「阿福さま」を分けてくださるそうです。

湯泉神社の近くには子宝の湯で有名な有馬温泉があります。その有馬温泉の泉質は環境省で療養泉として指定されている、9つの主成分のうち7つもの成分が含まれています。

その成分は、単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、放射能泉(他に療養泉と指定されているものは硫黄泉と酸性泉)だそうで、そんなに多くの成分が混合した温泉は世界的にも珍しいのだそうです。

有馬温泉は子宝の湯としても有名で、子授けのお守りと同じ名前の、「阿福の湯(おふくのゆ)」「玉鉾の湯(たまほこのゆ)」という子宝の湯もあります。

子宝祈願には善名寺と子宝の湯には吉奈温泉を訪ねる

December 14 [Sun], 2008, 1:29
子宝祈願で有名な善名寺(ぜんみょうじ)は、静岡県伊豆市吉奈にあり、奈良時代の神亀元年(724年)、吉奈温泉を発見した行基上人が創建したといわれているお寺です。

江戸時代にはなかなか子供に恵まれなかった徳川家康公の側室お万の方が、子宝祈願のためこの善名寺を参詣し吉奈温泉に入湯して子供を授かったといわれ、今でも吉奈温泉に入り善名寺で子宝祈願をする人が絶えません。

吉奈温泉は、天城湯ヶ島温泉郷の七湯の1つですが、伊豆ではもっとも古い温泉といわれて、昔から「子宝の湯」として知られています。

「子宝の湯」とは温泉の泉質が作用して、子供が出来やすい体質にしてくれるのだそうですが、温泉に入ると精神的にもリラックスできるのも影響しているといわれています。

お万の方が子宝の湯と呼ばれる吉奈温泉に入湯し二人の子供を授かったのは有名ですね。善名寺の側にある、東府屋旅館には、お万の方が湯上りに寄りかかって涼まれたといわれる石が中庭に残っており、裏山には「子持ち地蔵」があります。

吉奈温泉の泉質は弱アルカリ単純泉、無味無臭、胃腸病や婦人病、疲労回復、健康増進、美肌にも効果があり、子宝の湯としては江戸時代から人気があったそうです。

昔から、「子供欲しけりゃ吉奈においで、お湯の力で子ができる」と歌われています。